超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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速読と精読について

  • 20分ライティングで書いてみたよ。


日常生活で本を読む際に、速読を覚えていると非常に便利である。速読自体はそれほど難しい技術ではない。速読教室や速読勉強法のソフトなどを使って、一ヶ月も真剣に訓練をすれば身につけることができる。ちなみに自分は3000字/分程度である。この程度の速読をマスタしていれば、200ページ程度の自己啓発書程度ならば1時間とちょいで読める。*1


フォトリーディングまで覚える必要は無いと思う。あのレベルの人も確かにいることにはいるらしいのだが、自分はちょい懐疑的なんである。懐疑的である部分は、フォトリーディングでの内容の認識率である。


普通の速読でも、速度を上げようと思えば上げる事はできる。しかしながら、それは認識率とトレードオフなのである。速度を上げると内容はぼんやりとしか覚えていなくなる。そう言えばああいうことも書かれていたな―って感じのレベルになるのである。


フォトリーディングを行う方々は、10万字/分とかとてつもない速度で読み込みを行う。フォトリーダの方のお話だと、本をガッっと全部読み込んだ後に記憶の方から情報を取り出すと言うのだが、その感覚は理解の範疇を超えてしまっているのである。
そのあたりで、どうにもフォトリーディングは少し納得できない。



それと速読をdisる訳ではないのだが、用途を使い分けるべきジャンルがあると思うのである。それは小説である。


速読の用途というのは、情報を大量に取得したい場合のみの方法であり、物語や文体を味わって読む場合にはそれほど優れてはいないと思うのである。


小説を速読する奴は人生を損している、とまで断言する。


「声に出して読みたい日本語」では無いが、精読が必要だと思うのだが如何?

*1:{32×40×200}/3000 = 85.56分

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