超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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情報収集とアウトプット

 情報は蓄積して整理すべきである。それは現代のようにwebが存在し、簡単に利用できる情報がそこらに当然に存在している状態では、どれだけの情報を活用できるかが、あらゆる活動の死活問題となり得るからだ。


 僕のようにいわゆるIT系の仕事で、趣味が物書きという人間はさらにその点は重視すべき問題なのだ。
 創作と情報は、直結する。これだけググれば何でもわかる時代になると、物書きは大変だろうなと思う。ちょっとした粗でもググれば一発でばれるのである。これだけ情報が身近な状態ならばググるだけで物を書く作家も居るのかもしれない。

 自分は、別に小説に神秘性を求めるタイプの人間でもないからいいんですけどね。文章は人間の実存と向き合ったときに生まれるとか、魂とのつながりを見つけることだとか、その手の文章はなにかむず痒くなります。曲がりなりにも、プログラマで理系ですしね。複雑なシステムを最適化できる方法があるならば、迷い無くそちらを選択します。


 皆等しく、ググって情報を得られる状態である。その中で個性はどうなるのか?


 今のところ自分は東浩紀先生や大塚英志さんなどの、本当の個性など無く、それぞれが好みのパターンを取り出してみているという様な意見に賛成ですね。


 自分という物は既存のパターンを組み合わせる構造の中にしか現れてこないのである。
 本当の自分を知りたいのならアウトプットしてみるといいんじゃないかな。例えば、河合隼雄先生の箱庭療法なんかも、売られているフィギュアなど、既存のイメージをクライエントが表現の材料として利用することで、深層まで潜れたりしてしまうのですよ。


 探し求める本当の自分は、テレビやマンガの情報つぎはぎの構造体(コンプレックス)だったりして……。自分は別にそれでもかまわないと感じますけどね。

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