超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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上を見てもキリがないし、下を見ても仕方ない。


創作熱が再び盛り上がってきていて、昔書いていたプロットの手直しなどをしている。まぁ僕の場合は趣味と割り切っているのでいいのですが、プロ志願者などの場合は自分の技量を遥かに上回る人の作品を見て、凹む事が多々あると思うのです。


レベルが高過ぎる人の作品を見ると、自分がやっていることが下らなく思えてきて、何もかも投げ出したくなります。逆に自分よりも凡庸な人の作品を見ると少しだけ安心します。これは創作者には誰でも起こるあるあるだと思います。


しかしながら、自分のレベルを底上げしようと思うと、レベルの高い人の作品を数多く見て目を肥やし、技術を盗む必要が生まれてきます。これは結構辛い。自分の作品と上手い人の作品を見比べていると、劣等感が加速してモチベーションがゴリゴリ削られていきます。


僕もそういう現象に常に悩まされていたのですが、見つけた方法があります。比べるならば、うまい人と自分を比べるのではなく、過去の自分の作品と今の自分の作品を比べる。過去と比べて、どの程度自分が成長しているのか確認する。そうやってモチベーションを高めて、日々の練習を積み重ねるほうがはるかに生産的です。


それとある程度歳を重ねてきて、分かってきた事もある。


人生でやってきたことには無駄がないということだ。どんなに下らないと思えることでも、いつか役に立つイベントが発生することがある。モザイク画の様に、近くで見ては意味が分からないことでも、離れてみたら美しい絵だったということもある。人生の全てに意味があるということだ。今やっていることは、いつか必ず役に立つ。


短絡的に周りと比べたりして落ち込むのではなく、長期的に視点を持って楽しみながら行う。これは芸事や勉強だけでなく、人生全てにおいて、必要な考え方であると僕は思う。

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