超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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スタートアップとベンチャーの違いって未だに分からない。


今の職場に努めてそろそろ半年近くになったけど、この会社の問題点も色々と見えてきた。人材リソースのマネージメントが全く出来ていないんですね。開発部の一人ひとりに、一人一案件ベースで仕事を任せているんですけど、これはトラックナンバー1である。誰か一人が病気をしたり辞めたりすると、その人が抱えていたプロジェクトごとぶっ潰れる可能性が高い。つまりシステムとしての冗長性が全く無いんである。今日、こんなスライドを見つけた。

 

 

今、まさに必要なのはこの考え方だなと思いつつ見ていた。上司にはそれとなくマネージメントの重要性を伝えてみたのだけど、なんというか根性論がはびこってる感じというか…。個人の資質に全部依存する考え方を持ってるような感じみたいです。凄いエンジニアが会社に入って来て、全部問題を解決してしまう、みたいな。僕的には違うんだよなー、と思う。

 

前の会社に居た時に、Python使いの凄いエンジニアが入ってきたことがあるんですよ。

 

その人は会社に情報共有のシステムが無いとわかると、三日でDjangoを使って情報管理のシステムを作ってしまった。
その他にもチームリーダーでパッケージシステムを作ってスマッシュヒットさせるなどの、入社してすぐに功労賞で評価されるぐらいの成果を出した。でもねぇ、結末としてはその人は会社のレベルの低さに愛想を付かせて1年ぐらいですぐに辞めてしまった。後に残されたのはロストテクノロジーの山だけである。だれもその人が作ったシステムに触ることが出来ないのである。カスタマイズとか保守が出来なくて、後に取り残された連中はざんざん揉めた。

 

僕は、……ねぇ。東京で働いていたことがあるんですけど、大規模プロジェクトでは一山いくらぐらいのエンジニアですよ僕は。やっぱり東京は半端じゃなくレベルが高いと思う。沖縄とかのの地方とかでは太刀打ち出来ないですね。

 

まぁその会社はコピペでしかコーディングが出来ないようなプログラミング経験のないレベル低い人間ばかりを集めてサビ残で使い潰していたから仕方ないけどね。タイムカードを押させた後に残業させてたから労基局に踏み込まれてもおかしくないはずである。スパム・アダルト系ばっかりの案件を集めてて総務省に睨まれてて、たまに警察が捜査令状を持って踏み込んで来る様な愉快な会社でした。僕も一人で警察の取り調べを受けたことがある。刑事がアカギのクリアファイルを使ってるのが印象的だった。僕が辞める頃には結構、経営が傾いていたが今はどうなってるだろう。モバイル開発がメインだったが、ガラケーからスマホの流れに完全に取り残されていた。まぁ今更どうなろうが「ざまぁwww」である。

 

で、まぁ、今の会社ですよ。

 

会社として、開発部を抱えるならばナレッジの蓄積や作業効率化のチーム開発が必要だと思うんですよ。僕もまぁタスク管理にカンバン方式を使ったり、継続的インティグレーションを使ってみてはどうかと腹案は色々とある。
プロジェクト管理とかスケジュール管理をガッチリとさせたベーシックなチーム開発をやってみてはどうかと考え始めてる。チームとしてのリソースの管理や、蓄積が出来てないと思うんです。問題はどうやって働きかけるかですが。

 

いずれにせよ今のプロジェクトを完了させてからかな。自社開発だけどなんかサービスとしての着地点がみえなかったりするから色々と無駄に考えるんですよ。とりあえず経過を見ながら提案などをしていきたいと思います。

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