なんか、色んなブログを読んでいたらコンプレックスが刺激されてね。ブログというのは人生経験が活かされる分野だ。自分が書いているブログを改めて読んでみて、何か得られる物があるか？と問うてみて、何もない。長く書いてみると薄っぺらい自分がまんま投射されていて、薄っぺらいなーと感じてしまうんです。
プログラマを生業としているけど、特筆するほど凄い能力を持っているわけでもなし。小説書くけどずば抜けて上手いというわけでもない。だいたい、書いてるのは2次創作だし、別段、褒められる様な内容ではない。イラストも描くけど、pixivで最高点は４０点だからね。中学生の頃は漫画家志望だったんだけどな、長く描いている割には全然成長が見られない。オタクとしても中途半端で、ヲタトークで注目されるような話題を提供できるわけでもない。統合失調症だけど、それまで酷い症状だったというわけではない。僕の症状はごく軽いし、薬選びで悩んだこともない。全てが中途半端。
これから努力した所で、どこにも辿り着けないだろうなと考えている。一応、小説家志望で本を読んだり、物を書いたりしているけど、何かを極めるまで進むことは出来ないだろう。何かを極めることを人生の目標にしているけど、この歳から努力したところで突き抜けるまではいけないだろうな。可能性を捨ててはいけないが、人生を見つめないと行けない時期には来ている。若くは無いし。
だいたい、統合失調症を患っているのだから、人並みの人生を望むだけでも望外なのだろう。殆どの患者は生きる事に精一杯である。病を受け入れてそれなりの人生を只々生きていくのが大概の場合だ。自分が受け入れられる環境を見つけなければならないのだろう。
だけど、僕は人生を諦めるつもりはないよ。病気を突き抜けてそれなり以上の人生を過ごして行きたいと考えている。色んな経験を積んでいくつもりだ。人並み以上の努力を積んでいかないといけないのだろうな。誇れる人生を全うしたいものだ。
ニーチェは『ツァラトゥストラはかく語りき』で論ずる。永遠に繰り返す永劫回帰の中でニヒリズムに囚われる人生を良しとしない。ニーチェの理想とする超人は、どんなに無意味で価値のないシシュフォスの如き繰り返しの人生であっても「これが人生か、さらばもう一度」として生を肯定する。
人生を肯定する力強さが必要なのだろう。何者にもなれなくとも、人生は生きないといけないのだろう。さて、生きた結果で分厚い文章を書ける様になるかねぇ？ 単純な目的としては、自分を納得させられるだけの文章が書きたいだけだ。毎日書くことで達成できれば良いのだけど。
