タイトルを意訳すると「書くことが何にも無いザンス」ということだ。最近、ネタ切れにも慣れてきたな。前だとネタ切れ時は焦ってはてブのお気に入りで言及できる記事を探していたが、今は開き直って堂々たるものである。なにもないことを自然と公開出来るようになってきた。これが進歩なのか退化なのかは分からないが、ストレスは溜まらないのでいいことだ。
ということで、今日はこのブログでは珍しいことに今日何があったのかということを書いていこうではないか。実はポリコレで一つエントリーを書いてみようかと試みてみたのだが、どうもトランプ当選後のはてなは正直、おっかない。ちょっとでも批判的なブコメを書いたりスターを付けただけで、idコールからの特定宣言、twitterメンション攻撃をする人が暴れていた。おかげさまでポリコレ関連のブックマークは意図的に避けている。はてな村にはアンタッチャブルな人たちも多いからね。君子危うきに近寄らずである。
まずは表題。僕の一日は基本的には就労移行支援に通って終わっている。朝９時半から午後の１５時までである。そこで何をしているかというと、office関係の資格試験の勉強である。MOSではないよ。情報処理検定ってやつの表計算と日本語ワープロである。ちなみに僕は情報処理検定の表計算準一級と日本語ワープロの２級を持っている。難易度的には全然楽勝なんだけど、制限時間３０分で色んな問題をこなさないといけないのがなかなかに難しい。情報処理検定の日本語ワープロ２級だと１０分で５００文字ぐらいのタイピング速度を求められる。
さて一応、就労に向けて努力しているという姿勢は見せているのだけど、この情報処理検定が就労にどれだけ役に立つのかは不明である。試験の内容的には決められた問題を時間内に実機で解いて印刷するというだけなので、実務で使える経験が出来るはずがない。僕的には履歴書の資格欄の彩りぐらいにしか考えていないのだが、この就労移行支援事務所のメインコンテンツらしくてこれ以外の資格を取っている人を見たことがない。事務所に通う他の人にも聞いたんだけど、彼らはこの資格勉強だけを取っておけば良いと思っているらしく、何の不安も無さそうなのよ。絶対、潰しが効く資格ではないと思うなぁ。僕は流石にこれだけでは不味くないかと思って、勝手に基本情報技術者試験を勉強したりしてる。
僕は一応プログラマで１０年は食ってきたんだけど、資格は初級シスアドしか持っていない。他にもパソコン整備士３級を取ったことも有るんだけど、この資格は年会費が必要なので未納で無効になってしまった。情報処理技術者試験はIT業界にいる者なら取っておいた方が良いけど、別に無くても全然困らない。ベンダー系のウォータフォールばりばりの所ならソフトウェア開発技術者なんぞをもっていたら押しが効くんだろうけど、中小企業の一人アジャイルを求められる現場は資格なんかを取った所で糞の役にも立たない。それよりは動くシステムを一人で立ち上げる腕のみが求められる。
僕は中小企業のWebプログラマとしてこってりと絞られた。おかげさまで、サーバーラックにサーバを設置する所から、OSのインストール、コーディング、Webデザイン、SEO対策まで一人で出来るだけの基礎力は身についた。派遣で渡り鳥をしていたこともあるんだけど、IT技術者にも色んな種類がいるよね。
ベンダー系の人たちは落ち着いていい感じ。基本的には上に従ってプロジェクトを回せばいいだけなので、労力をあんまり使わなくても出来る仕事である。プロジェクトに組み込まれている中の人は楽である。まぁ納期間近になってくるとバタバタはするけどね。中小企業のWebプログラマなんていうのは、社長の思いつきを形にすることが求められるのでバーリトゥードである。色んな人種がいるがまともなやつは居ない。普通に無断欠勤をして午後にしか出てこない奴や、極端な無口で職場で口を開いたことを見たことが無い奴なんてのがゴロゴロいる。
しかしながら、技術力はベンダー系よりもベンチャーが高いね。Djangoを使って一日で一人でサイトを立ち上げたり、Githubを普通に業務に取り込んでいたりなど、現場では即戦力のみを求められる。僕はこれからフリーランスで働いてみようと思うので、そこにも色んな人種のプログラマがいるのであろう。今から出会いが楽しみである。
というわけで、僕の一日の話のはずが資格の話、プログラマの話に脱線してしまった。でも多分そのほうが面白かったと思うね。僕の一日は就労移行支援に行って、帰ってきてブログを書いて、寝るだけである。なんの面白みもない一日である。書いていてもつまらない一日だ。少しは建設的な事もしないといけないなと思っているんだけどね。プログラムの腕も鈍ってきているからなぁ。貧すれば鈍するのである。将来に向けて自己啓発は進めないといけないだろう。
