超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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何で誰も何も言わないんだろ?

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いやほんと一言だけ言いたいだけ。何でみんな無反応なのか理解できない。いやさ、ブログ村統合失調症カテゴリのランキングですよ。最近、登録したばかりでいきなり1位取った業者ブログに何で誰も反応しないわけ? 大麻合法化がテーマでまったく統合失調症と関係ないブログが1位を取ったりしたもんだからうるさそうな人なら反応するかなーとかヲチしてたのにまさかの真・スルー。全員腫れ物に触るようにスルーしてる。仕方ないから僕が反応するよ。いや、流石に業者ブログすぎて何か不正の証拠掴んだら運営に通報するよ? 僕は統合失調症カテゴリには全然帰属意識ないからランキング1位がどうなろうが興味ないんだけど、SPAMerは気に食わないから攻撃する。なんだろう、僕は何か間違ったこと言ってます? これが普通の反応の気がするんですけど。


さて、一言だけ言った。後は野となれ山となれ。本当はブログ村も辞めようかどうか悩んでいたからどうでもいいの。このブログのアクセス数は大半が検索流入だしな。僕ははてな村の人間だからあそこでコミュニケーション取っている人は殆ど居ない。ランキング外に面白いブログがあったりするから、毎日バナークリックしてランキング圏内に入れたりして遊んでたけどRSS登録して読めばいいだけだしな。


今日は何書くかねぇ。言いたいことはタイトルで全て言い尽くした気がするしなぁ。心理学のお話でもしようかな。


僕が目標としているのは匠のような人間だというのは前にも言ったかな。ある種の技術を極めた達人は尊敬しているの。それと人間的に深い所まで達した人も尊敬していてな、カウンセラーとか作家でそういう人を見かけたりする。


具体的に尊敬している人を挙げれば、宮﨑駿、河合隼雄カール・グスタフユング村上春樹なんかかな。


僕が心理学を勉強し始めた理由は河合隼雄の「こころの処方箋」を高校生の頃によんでな。それで興味を持ってユング心理学を調べ始めた。僕は科学的根拠のないものを全く信じられない方でな、ユング心理学はオカルト臭すぎて駄目だった。ユング心理学はカウンセリングにタロットカード持ち込んだり、錬金術を真面目に論理として語っていたり、開祖のユングが書いている本自体が神秘学の専門書だったりするしな。手頃に図書館とかで読める「死者への七つの語らい」とかを読んでみたらユングは完璧にオカルト方面にぶっ飛んでいた人だというのがわかると思う。僕は読んでみてもさっぱり理解できなかったぞ。グノーシス主義の影響が見られるとかなんとか。ユングの日記「赤の書」はAmazonで43,200円だって。神秘学寄りのユング信者なら買っちゃうんだと思う。


心理学もピンからキリまででな。トランスパーソナル心理学なんかは完全にトンデモである。あれはオーラとか宇宙意志とかを扱っている。学会とかがあるけどあれを見て心理学が分かったと言われても困る。トランスパーソナル心理学はいわゆるヒッピーの流れの思想であってカウンターカルチャーなんである。今の心理学の主流はきちんと統計学で有意差を取ったりする自然科学の流れを汲んだ学問だよ。まぁ心理学にも色々と種類が多すぎて一言でまとめることは出来ないけど、人間の行動パターンを取り扱った学問だと思ってもらえばいいだろうか? 人間の「心」がなんなのかと言う事自体が心理学の一つの分野になってしまうが、ワトソンの行動主義心理学が一つの答えになっているのではないだろうか? そこから詳細化していくにはピアジェ発達心理学などになだれ込む感じなのだが、人間の心は科学でも取り扱うことが出来る分野なのだ。


心理学のイメージとして、心理学者はちょっとした行動から相手の心理を読んでしまうってのがあるが、あれは心理学とは違う。そういう技術を望むのならば、デズモンド・モリスの「マン・ウォッチング」を読んでみてはいかがだろうか。人間行動学がまさに一般的な人が想像する魔法みたいな心理学だろう。本当の心理学は違う。臨床心理学はひたすら愚痴を聞き続けるのが修行である。認知心理学なら研究室に閉じ籠もって得られた実験結果をスクリプト書いて統計出したりする。僕なんかは認知心理学アフォーダンスが専門でね、Webデザインにアフォーダンスの理論を持ち込めないか研究しているうちに、Webプログラミングの方が楽しくなっちゃった。人間工学とかユーザビリティで研究していたのである。論文の統計取るために自分で実験用のプログラムとかを作っていたら、気がついたらプログラマになってた。


僕のことはどうでもいいのである。これにユング心理学がどうつながるのか?とかだよね聞きたいのは。日本のユング心理学河合隼雄の影響が強いと思うよ。元々、河合隼雄は数学の教師である。だから河合自身がユング心理学を受け入れるのに相当抵抗した。ユング心理学というのは直感的なものが強いのだが、河合はそこに論理性を持ち込んだ。カウンセリングとか箱庭療法とか河合隼雄が徹底的に理論構築したから日本でも受け入れられているのだと思う。臨床心理士の資格制度を作り上げたのも河合隼雄だしな。


河合隼雄のカウンセリングの様子を読んでみたらわかると思うけど、人間の完成度が恐ろしく高くてこんな人と対峙してしまうと考えていること全て話してしまうんじゃなかろうかと思わせるぐらいの迫力を持った人でもある。僕もカウンセリングをちょろっとかじったことがあるけど、河合隼雄のカウンセリングは、何故このクライエントにこの時にこんな事を言ってしまうのだろうと意味不明なのだが、総体をみるとクライエントが治ってしまう。人間の器がでかすぎて行動が理解不能なんである。この人は禅問答とかで全問正解してしまうんじゃないかって気がする。なんでこの答えなのかわからないけど最適解ってやつを選んじゃう人なのである。この理論を深く学んで内面を掘り下げれば不思議さが理解できそうな気がして僕はユング心理学が好きなのである。


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