超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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書くことが無いことをネタにして語れるのがブログの良い所。

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今日で197日連続更新だから200日記念が間近なんだよね。なにしよっか? ネタを何も考えてねぇや。ニコ生で実況という考えが一瞬浮かんだが誰も得しないから止めとこう。実は自分のラジオ番組もやってみたいと思ったのだけど、オッサンがそんなことを始めても自己満以外なんでもないだろう。大して面白い物は作れないだろうしなー。大体、自分の声を録音して聞いてみると陰キャラの声なのよ。華がまったくない。こんな声でボソボソと何も面白くない番組作られても誰も聞かないだろう。僕はそんなにおしゃべりは得意じゃない。200回記念は何か別の企画を考えておくよ。ノープランだけど。


購読してるブログで書きたいことが全くなくなったというエントリーを読んで、なんとなく共感した。僕も毎日書いているけどこれは習慣以上のなにものでもなくて、何か書きたいことというモチベーションって既に無いかもしれない。ブログって書きたいことが何もなくても書けるもんなのよ。決まった時間になるとPCの前に座ってキーボードを叩いて2000字のエントリーを書かないと気持ち悪い。もう既に自動書記状態。これの後に日記も書くので一日4000字程度は物を書くというのが習慣になっている。


ブログ書いてる連中ってのは目的意識が高い人ばっかりなのかなぁ。何か語るべきモチベーションを持ち続けて書いているのだろうか? それは長く続けるには不利だよ。自分の中の熱量ってのは全部吐き出すと0になる。高いモチベーションであっても続けていたら書くことが無くなるという日はやってくるだろう。まぁ別にブログってのは趣味の一種なんだから続けなければいけないという義務はないんだけど、続けられるんだったら続けたほうが良いのかもな。


目的をもって面白いブログを書いていた人が、書くべきことを全部書き尽くして抜け殻になってるのは見たことがある。最初は勢いがあったけど続けると惰性になるんだろうか? 全盛期はものすごく面白いブログだったものが、今では方向性が全く迷子で意味不明なエントリーばかりをあげている。ああなってしまうとスッパリ辞めてしまった方が良いのかもしれないな。だけど、別にブログってのは読者のものって訳でもないからな。本人が書きたいなら書けばいいとおもう。ブログは「嫌なら見るな」が通用する世界だよ。執筆者本人が書きたければ書けばいいのである。別に、読者に媚びながら書く必要はまったくないしな。


ブログを書くモチベーションってなんだろうな? 各人によって違うだろう。アフィリエイトやPVが目的ってやつは大して長くは持たないね。まぁアフィブログの現状ってのはバブル状態だからな。アフィ目的でゴミエントリーを書き散らしている奴もいるが、そのうちgoogleが制裁するだろう。技術ってのは多くの人を幸せにする目的を持った事である。人を騙して金や時間を奪うやつは排除するべきだろう。文章で伝えたい想いが全く無くて、金目的の奴は明らかにノイズである。welq騒動以降こんな奴らは排除される傾向にある。検索エンジンアルゴリズムが進歩したらこの手のノイズたちの居場所はなくなるはずさ。


ブログを書くという行為は人生の中では無駄なことである。明確な意思を持って目的を達成するためにやる行為としてはバッファが大きすぎるだろうな。目的があるならばその目標に向かって一歩踏み出せばいいのであって、そのためにブログを書くというのは遠回りだと思う。無為な生活の中で文章をしたためる事で自分の居場所を確保しながらしか進めないという人はいるだろうが、損な人生だとおもうね。まぁ僕もそんな傾向があるからこんな文章を書いているんだけど、世の中の人達はそこまで考えずに行動していますぜ? やりたいと思ったらすぐさま行動に移せばいいのである。人生の中でやりたい事を見つけて、そこから自分の存在意義とかを考え始めてしまう人が、本を読んだり文章を書いたりするんだと思う。哲学や芸術を作ってきた人たちはそんな奴らなんだと思うんだど、別に幸せな生き方じゃないよね。無駄のほうが多い。


ブログを書くことは、自分の存在意義を主張しながら仲間を探す行為である。自分では他人の目を意識してない内容であっても共感してくれる人がいるんですな。僕が感じたのは、意外と世間は優しいということさ。無論、不特定多数を不快にする事を書いたら炎上したりして鉄槌を下されるんだけど、そんなデメリット以上にメリットのほうが大きい。わざわざ不快なものを見かけてネガコメを付けたりする人種は相当な少数派である。大概の人は考えが違う人はスルーしてくれる。共感できる愉快な感情を探し求める人のほうが多数派なんです。ネガコメが付いたりして自分とは違う考えの人を意識しないといけなくなってくるのはバズってよっぽど多くの人の目に触れるようになってからだな。普通に日常生活を綴るブログでネガコメ付けたりする奴はただの愉快犯の荒らしなので無視してOK。自分のつまらん文章でも読んでくれる人がいるからね。ネットで文章を書くことは快感を伴う行為さ。


特に目的がなくてもブログを書くことは楽しいことさ。目的があることに越したことはないけど、そこまで深く悩むことでもないな。書くことが難しくなってくるのは他人の目を意識し始めた頃からである。そんなに他人の評価が必要か? 僕は誰に読まれなくても文章を書くことが趣味なのでよく分からん。別に誰かから褒められたからっていって良いことないけどな。他人の期待に答えようとして変なことを始めるほうが怖い。ブログは書きたい奴が書き続けるマラソンレースさ。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。


http://www.edu-konan.jp/ishibe-jh/ikiruhint/tokugawa.html


徳川家康の遺訓である。結構良いこと言うじゃん家康。


『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。』


ブログもそんなもんである。

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