超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」(苫米地英人)を読んだ。

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今日はブルーマウンテンNo1を買ってきちゃった。行きつけのコーヒー専門店がクリスマスキャンペーンしていて、30%増量サービスしてたのよね。なおかつ、馴染客向けの50%増量クーポンを持っているのでお買い得な買い物ができた。ブルマンはメチャ高いからね。100gで3000円だよ。


早速、友人を呼んでブルマンの試飲会をした。やっぱり100g3000円だけの値打ちはある。味の余韻はスミレのような花の香気が残っている。冷めてくると酸味が強くなるんだけど、それほど嫌味じゃない。癖がないコーヒーだな。普段飲みにするには勿体無いけど、これは日常の中で生きてくるコーヒーだと思う。180gもあるのでチビチビ使おう。


日曜日の午後に読書をしながらブルマンを味わうってのは、僕が考えうる限りで最高の贅沢だな。年の暮れにそんなリッチな事が出来るって勝ち組じゃなかろうか? 後は飲んだことがない種類ってパナマゲイシャぐらいだな。これは沖縄で扱っている店ってあるのかなぁ? コーヒー豆に関しては通販で買うのはあんまり好きじゃないんだよね。コーヒー豆は実際のリアル店舗で焙煎したてじゃないと安心できないってのがある。


なんか、こういうちょっとした贅沢をすると幸せの実感を感じるな。僕は派手な成功は別に期待していない。毎日、しっかりと生きて、ちょっと美味しいものを食べて、ちゃんと眠れればそれだけで幸せだ。いささか小市民的だとは思うが、身の丈にあった思考だと思ってる。


さて、今日の本題はどうしますかね。本を一冊読んだのだけど、あんまり共感できる所もない。特にネタもないので感想文を書いておこう。


今日読んだのは苫米地英人の「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」。kindle unlimitedで無料だったから読んだ。



苫米地英人に関しては色んな専門家を自称している胡散臭い人って印象しかない。書いた本を読んでいても自分の凄さを宣伝している感じでイマイチ共感し難いんだ。まぁ、自己啓発本を大量生産してセミナーとかも開いている人だよね。ポジショニング的には斎藤一人とかあの辺りと一緒だな。


この「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」を読んでみようと思ったのは、コーチングに興味があるんだよね。このブログではアホなことを書き散らしている僕ではあるんだが、仕事ではガチなのである。前職で管理職をやってた経験があるのよ。6人程度の小さな事務所の支社長なんだけどさ。典型的なプレイングマネージャーなもんだから、他の人の仕事まで全部自分でやっちゃって連日午前まで残業とか休日出勤を連発してた。それで結局の所、他の人のマネージメントどころか自分の体調管理まで出来なくなって病気発症しちゃって結構なブランクを開けちゃったんだよね。だから、コーチングの技術とか知ってたらちょっとは違うんじゃないかと思って、こういう自己啓発本まで読んでいるのである。


で、「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」なのだが、ちゃんとしたコーチングを知っている人なら読んでも良いかもしれない。この本で扱われているのは「苫米地式コーチング」であって、コーチングの開祖であるルー・タイスのプログラムとは違う。本書の中でルー・タイスから苫米地英人が依頼を受けて新しくコーチングのプログラムを作り直したのが「苫米地式コーチング」だと言っている。


本書の主なコンテンツとしてはアファメーションで自発的な行動を引き出すって感じの内容。セルフ・コーチングに紙面の大半を割かれている。要するに「引き寄せの法則」である。他の自己啓発本と違うかなと思うのは、思考の中で居心地の良い場所「コンフォートゾーン」を利用して、目標達成のためのイメージを身近に引き寄せるってのが具体的かなと。実際に人生の目標とその反論意見を紙に書き出して、夢を実現するための具体的なプランを建てることが勧められている。


部下のコーチングについては技術論よりも考え方の方が多い。優秀なプレイヤーが必ずしも優れた指導者にはなれない事を、中田英寿の例を引き合いに出して説明している。


技術について全てを教えようとすると、却ってパフォーマンスを下げる。選手に対して技術を教えないことで自然に正しいやり方を習得することがある事ということだ。選手が陥りがちな盲点(スコトーマ)を観察して発見することだけに力を注ぐのが良いコーチらしい。


その他にはラポールの形成方法に関する事で臨場感空間共有が大事だと書いてある。あとは質問の使い方でコンフォートゾーンを意識させる事が重要っぽい。具体的な方法は書いてないのだが、これは他の本で学んだほうがいいだろう。


ま、こういう自己啓発本の知識というのは現場で使わないと身につかない。知識ってのは只の座標であってそこでどういう経験をするのかは教えてくれない。千の言葉も万の書物も川を渡る船にはならないのである。

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