超メモ帳(Web式)@復活

統合失調症を患い、はてなからも逃亡。現在、復活のため準備中。


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本当に人生に役に立つ読書について語ろうではないか。

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さて、明日、面接なんだよ。そこまで暇がないから、お手軽なオピニオン系のエントリーでも書いてさっさと準備に時間を回そう。


ちょろっと人生の学びに役立つ読書方法について書いてみよう。


人生の成長には気付きが重要なのだが、そのためには本を読むことが推奨されている。だが、実際の所、ポイントを押さえないと時間の無駄だ。


人間が成長するるためにはライフイベントを経験したり、色んな人と付き合って身を切るようなコミュニケーションで気付きを得ないと成長しない。それこそお手軽な自己啓発本なんかを何冊読もうが、意識が高くなるばっかりで成長なんてしない。自己啓発本ってのは使い方にコツがあってさ、それを知っている人ならば読んで新しい気付きを得たりすることが出来るんだけどさ、文章で書かれているフレームを経験で知っているかどうかが重要なのよ。大して人生経験をしてなさそうな大学生ぐらいが「一日3冊本を読んでます!」とか書いてると、ありがちな罠に嵌ってるなーと思う。


いや、どうなんだろうね。僕も一時期、自己啓発本ばっかりを読みまくってた時期があったのよ。こうやって意識を高ぶらせる時期ってのは、人生の中である程度必要な経験なのかなーって気もする。僕の場合はさ、新卒なりたての時に松下幸之助みたいな経営者の本とか読んじゃったもんだから、社長に経営のやり方を口出ししたりしてたんんだよね。今でも汗顔の至りの黒歴史さ。一応、今でもその頃に読んだ本で役に立っている言葉がないわけではない。ただまぁ、こういう本ってピンキリで、素人目で見ても間違ったことを堂々と書いているケースも見られる。新書とかムック本みたいなものは、そこいらのアフィリエイターみたいな奴がネットから良さげな言葉だけコピペして作ってるんじゃないかなと思わせるものもある。


「あなたが苦しみから抜け出すためには、自分を許しなさい」みたいなポエムみたいな心理学の本みたいなもんだったら僕でも書けそうな気がする。実際、ああいう本はWebで素人のライターを募集して出版されているらしい。こういうnoteがあった。


note.mu


こういう自己啓発本では読者の悩みを本当に解決させては商売にならないので、次のことを書かない。

1.他人に相談する。
他人に悩みを打ち明けたり相談したり具体的な解決に向けて動き出してもらったりされると困る。他人との問題(人間関係)によって問題が生じているのだから、頼りになる他者に解決されてはいけないのだ。

2.参考文献をあげない。
この本は独立している。独立しているが故に徹底して他の解決がはいる余地はない。定期的に心理学者の俗説が反映されるが、それは心理学者の著作を読むことを勧めているのではない。むしろ逆だ。

3.解決に時間がかかる。
解決とは時間がかかることだ。本当はお金の問題かもしれないことであっても、かならず時間をかけて自分を磨いて、自然と解決するように向かわせるのだ。向かった先にある解決がはっきりしていってはいけない。

4.金で解決しない。
金融庁によると大体のことは金でかいけつするらしいが、この世界ではそうではない。金の問題ではなかった。徹底して解決の問題は金ではなく、あくまでも内面だ。内面は金ではかえない。ただし気分は金でかえる。

この他にもいくつかのテクニックがあるが、それは自己啓発に特有のものではない。感謝を欠かさないとか、良い面をみるとか、家族に常に感謝するとか。ただ、僕らはむしろ何を書かないのかに興味があった。書かないことの多さによって、自己啓発書物の世界で特権的な地位を占めるようになったのだから。


なんかさ、スピリチュアル系でありがちな現世での苦しみが死後の世界でどうこうとか、徳を積むことで先祖の供養になってどうこうみたいな文章は、書き手が全くそういうことを信じていなくてもポイントさえ押さえていれば誰でも書ける。僕がアフィサイトで荒稼ぎを狙うんだったらこのあたりを狙うだろう。費用対効果が比較的高いからだ。一旦信じ込んだリピーターはどんなことを書こうが好意的に受け取ってくれる。信者と書いて儲かると読む。これぐらい面の皮が厚くないと金を稼ぐなんて出来ない。


自己啓発本ってのは実はものすごく読者を選ぶ本なのよ。そこに書かれている真否を見抜ける程度の読解力を鍛えてきた読者じゃないと、本物の良書を見つけることができない。玉石混交というけど玉と石の比率は1:9ぐらいだ。それぐらいゴミが多い。


じゃあ、本を読むことは人生の上で何の役にも立たないことなのかー?って聞いてくる人もいるかもしれないけど、実際、何かの役に立つことを想定しての読書って人生みたいな長期的なスパンで考えると何の役にも立たんよ。「読書百遍意自ずから通ず」って言葉があるけど、これは本を読むことを勧める言葉ではなくて、乱読を戒める言葉だ。同じ本を百遍読めば、本当の意味が分かってくるって意味だ。


実際に悩んでいる人に勧める読書って、よく分かっている街の本屋なり図書館のリファレンスサービスで、その時の気持ちを率直に伝えてオススメの古典の小説を読むのが賢い方法だと思う。例えばモラトリアムで悩んでいる大学生には夏目漱石を、人生の意味に悩む青年にドストエフスキーを、自己嫌悪する人には太宰治を。小説ってのはエピソードの追体験だから、人生を勉強するという意味では自己啓発の耳障りの良い言葉よりも効く。人生に悩んだならば図書館に行って古典を読め。

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