
「朝30分」を続けなさい!人生勝利へのスピード倍増!朝勉強のススメ
- 作者: 古市幸雄
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2007/12/13
- メディア: 単行本
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古市さんの前作の『「一日30分」を続けなさい』の続編。『「一日30分」を続けなさい』が理論編だとすると、行動編にあたる。
要点を整理すると。
- 他人が遊んでいたり、寝ているときに勉強すれば他人に負けることはない。
- 一般的に天才といわれる人たち(野球の松井秀樹など)は、当たり前の基本練習を何百、何千と繰り返している。
- 夜はテレビなどの非生産的な誘惑が多いので勉強する時間には向かない。
- 朝は出勤する時刻までには勉強しないといけないなどの制限時間がついてくるので、自動的に集中せざるを得ない。
ほかには、朝勉強する習慣をつけるためのポイントとして、朝に勉強する内容を考えるのは朝の貴重な時間を消費してしまうので、勉強する内容は前日の夜のうちに計画してメモしておくこと。
勉強の効果が出てくるのはボディーブローのように、ある一定量(ブレイクポイント)を過ぎてから。
自分の感想としては、当たり前の勉強を続けることに意味があるっていう著者の主張はまっとうであると思う。他の自己啓発本にありがちな今までの勉強方法は間違っていて、これこれの方法で勉強するべきだというような内容はない。当たり前のことを当たり前に続けるというのが、自己の成長のためには重要だよな。
後、著者の古市さんが英語の講師であるらしいので、英語の勉強法がメインで出てくるけど、このあたりは各人で自分の専門分野に置き換えりゃいい。
結論、継続は力なり。細く長くイヤにならない程度の勉強を続けていきましょうってこと。