何のために情報収集しているのか、自分の中に疑問が生じてきたので、ちょっと考えをまとめてみる。
まず、何のための情報収集なのかと言うこと。これがハッキリしていないことには情報を集めたところで、単なるジャンクの山を集めてしまう事になる。Evernoteにいくらでも情報を蓄積できると言っても無駄な情報を集めるとノイズになるだけで検索効率が良くない。
システムを作ることが目的になってしまって、それが自分の生活でどのように役立てていけるのかを忘れてしまうと本末転倒である。これは道具に使われている状態である。
lifehack全般に言えることであるが、lifehackそれ自体が目的になってしまって、作業の効率を下げてしまっては意味がない。その改善法が作業に対してどの程度、効果を発揮しているのか検証作業が必要なのである。そして効果が無いようならば、再度方法を検討する必要があるのだ。
シゴタノの下記エントリが詳しい。
倉下さんによると、知的生産を伸ばす方法については以下の三点にまとめられている。
- インプットは必ずアウトプットを前提にする
- うまくいった諸先輩の方法をどんどん採り入れる
- おのれを知る
アウトプットを前提としたインプットというのはかなり重要な事だろう。
目的もなくWebサーフィンすることは、新たな情報は手に入れることができるかもしれないが、それが自分に対して良い影響を与えるかというと否である。人間の脳のワーキングメモリはそれほど大きくない。多すぎる情報はかえって有害である。
得た情報は外部メディアに格納して、脳のワーキングメモリを開けてやらないといけない。情報ダイエットで外部から入力されてくる情報自体を減らすというのも一つの手であるが、できれば後で再利用できる形で保存しておきたい。
やはり、得た情報をその都度、Evernoteでタギングやメモを追加して行くのが一番良いのかなぁ。
後は、自分が何のために情報収集しているのかと言うこと。基本的にはIT業界情報とネタ、創作まわりの情報をクリップしている。
この集めた情報を使える形に蓄積していく方法を研究する必要があるだろう。下記記事のストア型の情報管理を調べる必要があるね。
第5回 フロー型とストア型の情報管理:ライフハック交差点|gihyo.jp … 技術評論社
EvernoteでWiki的なページ間のつながりを作れれば良いんだけどなぁ…。
□関連エントリ