超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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テラスハウスを観て、諦観することなど。


他人の趣味に口を挟む奴が死ぬほど嫌いなのだが、やっぱりこれは耐えられないようだ。妹がテラスハウスを好きで、後ろで半ば無視しつつ視聴しているのだが、これが好きな人が理解できない。かつて、「あいのり」なる悪趣味極まりない番組があったのだが、その時もやはり同様に悶絶していたように思う。


一応、ノンフィクションの設定となっているのだが、あの映像の作りと役者の演技をみて本当にノンフィクションと信じている人がどれだけいるのだろうか? 全体的に淡い色彩のフィルターを掛けた様な映像だし、人物をきっちりと画面の中心に収めている。オブジェクトの使い方もオシャレに見えるように撮ってるし、どう考えても映像作家が絡んだ映像だ。イージーリスニングっぽい音楽で進む展開を観て、脚本もきっちり考えられてるじゃねーかと突っ込んでしまうのである。


大体だ、あんな過剰な仕草をする男は自意識過剰のナルシストか、そういう行動が周りの人間を辟易させることを知らない馬鹿だけだ。素人の青春群像劇の演技を見てるみたいで嫌なのだ。どうせやらせるなら役者にやらせてくれ。観てて恥ずかしくて、後ろで見ていて尻がむずむずするのである。(いや、知らないだけで全員なんらかの役者かも知れないが)


いや、分かってますよ? この手の番組に口を挟むのは野暮極まりないということは。しかも何番煎じかも分からない。しかしだ、あの手の男女混合サークルは大抵、阿鼻叫喚の何角関係かになって居心地悪い事は知っているのである。サークルの飲み会でも中心的なメンバーで和やかに進むと思いきや、酔いが回ってくると訳の分からない痴話喧嘩を始め、男女で罵り合いを始めたりするのである。非モテは卓の片隅で「ばかめばかめ」と呟きつつ、ウーロンハイのしずくをしっかりとお絞りで拭い、ホッケの開きを摘むのである。


モテる奴はこういったものに文句をいわず、「いや、タクは〜だよね〜」とか話を合わせるのであろう。だが、どうやら僕には無理のようだ。ああいった番組に理解を示すことはできない様子。


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