超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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熱が出て体調が悪い日のこと

熱が出て体調が悪い日のこと


風邪をひいてしまった……。昨日の夜に熱っぽいなと思って体温を測ると38.5度。すわ、コロナかと思い今日の午前中に病院で検査をしてみると、コロナ、インフルエンザともに陰性。


兎も角、今日は会社を休み自宅で療養をしてるのだが、一日経っても熱が下がらぬ。いまだに37.5度台前後の熱があり、体力が消耗してしまい、何もやる気が起こらない。


ブログも短縮版にしてしまおうかと思うけど、書けるのであれば書いておきたい。しかし、今日はほとんど一日寝てるので語れるような話題がない。


話題がない時はない事をテーマにして語れるのが雑記ブログの良いところだ。しょっちゅうこればかりを繰り返してると読者に呆れられてしまうが、緊急事態に完成度の高いブログを書けるほど僕はクンフーが練れておらぬ。


今日は本当に日記にしてしまおうと思う。普段の僕であれば、大体夕方ごろから夜に掛けてブログネタをじわじわと考えておき、それをガッと文章化してしまうようなブログ執筆をするが、毎度毎度それを連日続けるのも胃もたれがしてしまう。


昨日の夜はなんか体調が良くないなと感じたので、夜の家事とか諸々の事を省略して早々に寝てしまった。しかし、寝苦しくて夜中に起きてしまい、体温を測ったら38.5度もあったので、薬箱に入ってる解熱剤を飲んでまた寝ようとした。


しかし、また2時ごろに目が覚めてしまうのである。なんとなく息が詰まってるような感じがして息苦しかったので、無理矢理寝るのは諦めて本棚から本を取り出して読む事にした。


本棚から取り出したのは「村上春樹 雑文集」と「絶望名人カフカの人生論」。村上さんの本を読んでると、ブルーノートジャズの話をしてたので、Spotifyブルーノートジャズのアルバムをチョイスして、小さな音で鳴らす。


しばらく本を読んでると腹が減ってきた。晩飯はひとまず食べたが、深夜にもなると腹が減ってくる。このままでは寝れないなと感じたので、僕は車でコンビニに買い出しに行く事にした。


深夜に外に出ると雨が降っていた。そういえば沖縄に台風が近づいているらしい。今週末あたりに直撃なので、ここしばらくはずっと天候がすぐれない。小走りで車に走り、車に乗り込みエンジンを書ける。


深夜の車の中では、「亡き王女のためのパヴァーヌ」を流していた。道は人通りがほとんどなく、赤信号が点滅している信号を抜けて大通りに出る。


5分ばかし車を走らせていると、近場のセブンに到着。深夜のコンビニには人がなく、駐車場では僕一人であった。


コンビニの中に入ると寒気を感じるぐらいにキンキンにクーラーを効かせていた。コンビニの中にも人はなく、僕が商品を物色しているとやる気のなさそうな店員が表に出てきた。


僕は水分補給をしないとならなかったので、スポーツドリンクを取った。その他にも栄養補給のためのスピードチャージのゼリー型食品とプリンを買った。


会計を済ませて外に出ると相変わらず雨がしとしとと降っている。そろそろ九月で暦の上では秋のはずであるが、湿気がものすごい状態であり、冷えすぎて乾燥したコンビニから外に出ると、むわっとした空気に顔をしかめる。


車のエンジンを掛けると、乾燥した冷たい空気が出てきて安心する。湿度の高い空気にうんざりとしてるのは、普段と違って多少、体温が高いせいだろう。


なんとなく自分の状態を再確認してみると、熱が高いのか思考の状態が全然クリアにならないのが続いてる。鼻の副鼻腔あたりにじんわりと痛みがある感じがするし、頭皮にも汗をかいている。心臓がどくどくと早鐘を打ってる気もするが、これは気のせいだ。


猛烈にシャワーが浴びたかった。自分の体が汗臭い気もするし、水シャワーで体温を冷ますとスッキリするような気がしたからだ。しかし、深夜から風呂を沸かすのも面倒であるし、自宅に帰ったらプリンとゼリー飲料を飲んで寝てしまおうと思った。


自宅に帰り着くと、クーラーの温度を下げて、ソファにどっかりと座り込む。先ほどまで読んでいた本が側に置かれていたが、また手に取って本を開く気にはなれなかった。


スマホで適当に世の中のニュースをザッピングしてみるが、相変わらず自分が興味を持てそうな話題はなさそうだ。コンビニの袋からプリンとスプーンを取り出して蓋を開ける。


プリンを少し掬い、口に入れると甘みが広がる。以前からの知識として知ってはいたが、熱の高い時にプリンを食べると、意外なほどに気力が回復するのである。


そっと静かにして深夜の家の中に何かがいないかなと窺うように息を潜めるのだけど、夜の気配には自分以外には何もいない事だけをはっきりと示している。家の外からはクーラーの室外機の音が聞こえる。おそらく、外は相変わらずに湿度と温度が高い空気が満ちており、室外機のファンはそれをかき混ぜてるのだろう。


プリンを食べ終わると、ようやく眠気を少し感じたような気がする。おそらく、このタイミングを逃すと、また退屈してうんざりとする深夜の沈黙に飲まれるだろう。僕はさっさと机の上にあったコンビニの袋とスポーツ飲料を冷蔵庫にしまった。


布団に戻り、枕に頭を乗せた。明日のことを考えたが、おそらくここまで高熱が出たのなら会社に行くのは無理だろう。仕事も予定が詰まってるのにな。そんなことを考えつつも、思考は息苦しい混濁の中に静かに沈んでいくのだった。


昨日の夜はまぁこんな感じである。今日もブログを書いたらさっさと寝てしまう。今日はちゃんと寝れたら良いのだけど。

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