超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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効率的な読書のやり方を研究している。

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効率的な読書のやり方を研究している。


最近は読書猿さんの「独学大全」を読みながら色々と勉強をやってるので、勉強をすることに対するモチベーションが高い。独学大全に関しては特にレビューを書いていないけど、あれはどっちかというと勉強の仕方に対する辞典なので、全部通読するような本ではないのだ。


今日は自分の今時点で読書について考えている事などをまとめておこうかなと思う。僕は日常的に本を読み続ける人生を送ってきているけど、その中でも独学大全は結構インパクトが強かった。早くこの本に出合っていれば、自分はわりかし高い領域までたどり着けたのではないかな?と思う。それぐらい今までの本の読み方は中途半端であった。


読書に関してはまぁ、今までもいろんな知的生産術の本などを読んで考える事も多かったのである。僕自身の方針としては、速読で繰り返し読むべき本を探して、それを繰り返し読む事で自分の中に染み込ませるような読み方をしている。これは花村太郎著の「知的トレーニングの技術」にて学んだ考え方である。


www.ituki-yu2.net

  • 遅読の必要性。速読で読むべき本を選び、遅読でじっくり内容を自分にしみこませる。
  • 情報に関しても資本主義だとどんどん新しい情報を消費しないといけないような風潮がある。一つの情報に時間を掛けて熟成させて新たな発想を生み出す必要性。
  • ノートの必要性。情報カードでも良いが、断片的な知識は血肉を持っていない。書籍のような連続性が情報に血肉をもたらす。
  • 生産物の無い思考は知的生産じゃ無い。有効な問いを立てる必要がある。
  • 現代社会は専門的な事は強くなったが、全体を包括するような知識が分からなくなった。ハイデッガーなどがそれを論じている


世の中にいる知識人と呼ばれるような人たちは大量に本を読みこんでいるように見えるかもしれないけど、ただ単に大量の本を読むだけでは本当の思考力を身に付ける事ができない。大量の本を速読する理由は、その中から本当に繰り返し読むべき本を見つけ出すためなのだ。そして、本当に繰り返し読むべき重要な本を見つけたならば、それを筆写したりとかノートを付けながら読むことでしっかりと身に付ける。読書については必ずしも大量の本を読む必要はない、本当に必要な数冊の本があれば事足りる。このような著名人の言葉もある。



あとは、本当に重要な本は繰り返し読むと言っても、そもそも僕には本を読むような時間なんて生活の中であまりない。フルタイムの仕事もやってるし平日は本を読むような時間なんてないんだけど、これはオーディオブックを使う事で対応している。僕は車で通勤をしているのだけど、家から職場まで1時間ほど時間が掛かるのでその運転中はオーディオブックを読んでいる。使っているのはamazonの「audible」とオーディオブック.jpというサイトがあるので、そちらでオーディオブックを購入して聞きながら通勤している。



audiobook.jp


両方とも使ってみた感じだと、audibleは読み上げている声優のバリエーションが豊か。小説などはそれだけで一つの芸術作品になっている。普通に本で読むよりもオーディオブックで聞いた方が情感に訴える作品というのもいくらかあると思う。audiobook.jpは本の種類が多い。割合話題の新書などは網羅されている様な感じ。自己啓発本などを読みたければこちらも良いだろう。


しかし、オーディオブックでできるのは通読だけなので、どこかを引用して深く考えるような読書にはあんまり向いてない。僕はオーディオブックを買ったとしても結局普通の本も買っちゃう事が多いですね。さっと検索して必要な個所を取り出す用途ではオーディオブックは使いにくいです。


後は本をたくさん読むためには隙間時間を見つけたらすぐさま本を取り出して読み始めるのが良い。このような記事があった。


studyhacker.net


僕らは数分でも暇があればスマホSNSなどを覗き見してしまうけど、その感覚でkindleのアプリを開けばいいのである。これは僕もまだ試してみる事はできてないけど、仕事の休憩時間の合間にでも暇があれば本を開いてさっと読んでしまうなどしたら読書が進むだろう。日常生活の隙間時間というのは半端じゃなく無駄な時間になってるので、その時間にSNSで暇をつぶすのではなく、読書をしたらいい。


僕はまぁ、本が好きでいろんな本を読んでいきたいと思っているので速読法なども色々と訓練してみたいですね。いや、実は速読は速読教室に通って勉強してた事もあるんですけど、今では全然衰えている。実用で使える程度の速読の技術は再び学びなおしたいですね。

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