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小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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内向的人間が考える人間関係の立ち回り方。

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内向的人間が考える人間関係の立ち回り方。

僕は内向的人間である。


最近、交渉事の仕事が多いのだけど、自分はつくづく内向的だなーと思うんですよね。人と話してなんやかんやするのが楽しくない。


というか、元々、自分は改めて自覚するまでもなく内向的な性質ですよ。一日中ひとりでいても苦とは思わないし、他人と交流して何かしら影響を与えることも恐れるフシがある。


自分だけじゃなくて、嫁さんも内向的な性質なんですね。ふたりして内向的なので、世間に背を向けて冥府魔道を歩いている。


どうなんだろうね? 付き合ったり結婚したりするようなカップルって、内向的×外交的な組み合わせが多い印象。内向的同士だとふたりとも引っ込み思案で交流が上手く行かないし、外交的同士だと衝突しあって喧嘩になったりしそう。うまくいく組み合わせって内向的と外交的の二人がうまく行きますよね。


今日は内向的人間が、社会を上手く渡るためのあれこれを考えよう。

感情が揺れ動くのが苦手である。


元々、性格が強度のアスペというか、他人に対して何も興味を持たないという風な傾向があった。いや、今でもそうなんだけど、他人に対して何かしらの感情を持ってなにかしたりするのが苦手。自分の人生に対する標語は「人は人、自分は自分、されど仲良し」である。


自分の感情を恐れているのもある。激しく怒ったりだとか悲しんだりすると、感情の反動でしばらく体調不良に陥ったりするんだよね。なにかニュースなどで激怒したりすると、そのせいで数日に渡って落ち込んだりとかしてしまう。なので、なるべく自分の感情というのは出さないようにしている。


ゆえに他人に対して興味を持つことを恐れている。人間関係のコミュニケーションというのは、感情の揺れ動きを引き起こす。


僕が好きなのは安定して動き続けるシステムである。自分の感情というのは、システムに誤作動を起こさせる原因になるので、なるべくならば排除してしまいたいと思うのである。


これは自分がそうだというだけで、他人に対して強要するものでもないですけどね。ただ、TVやSNSでは、見ている人に怒ったり悲しんだりする感情を押し付けてくるので、これが嫌いですね。なるべくならば自分の感情は平穏にしておきたいのである。なんとなく穏やかで、一日いい気分でいられるような情報を摂取しながら暮らしていきたい。

コミュニケーションは後天的に学習できる。


内向的でも、学習でコミュニケーションというのはできる。自分は後天的に勉強して人と交渉するスキルを手に入れた。


気が付いた事は、自分がコンプレックスにしていても他人が気にしているのはまれということだ。


内向的人間は、自分は話し方が下手じゃないか?とかつまらない話題しか振れないしどうしよう?みたいに考えたりするかもしれないけど、相手はまーったくそんなコミュニケーションの質とかは気にしてないです。


仕事では顕著だけど、ちゃんと要件を話して、意思疎通さえできれば内容は関係ないというのがある。雑談であっても、あれは口の動きを楽しんでいるだけで、内容は、天気の話だろうが最近流行っている音楽の話であろうが、どうでも良いのだ。流れさえぶった切らなければ、何を話そうが関係なかったりする。


言葉が話せる人間であっても、会話が成立する相手は一部しかいない。共存するということは、空気を読んで適切な距離を保つという事であって、仲良くなる事ではない。


ただ、交渉の時は話が変わってくる。自分がなにか目論見をもって相手に何かさせようとおもうのならば、まずは前提条件をきちんと共有するのを優先した方が良い。交渉で話す内容というのは、前提条件を擦り合わせて、その条件であればお互いになにかをやってもよいか?という決定をする打ち合わせだ。自分が考えていることと相手が考えていることを一致させないといけない。

組織の中でうまく立ち回るには?

ユダヤ教の教えに、こんな話があります。

「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人はどちらでもない人々だ。」と。

人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。

岸見一郎、古賀史健 嫌われる勇気 ダイヤモンド社


嫌われる勇気

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まぁ、組織の中で生きていて、10人と付き合うならば一人は必ず敵になる、ということです。必要な立ち回り方は、残り9人を味方につけて、一人の敵からの攻撃を受けないように根回しをしておくということだ。


この一人が上長だったり目上の人だったりするならば、さっさとその組織からは抜けた方が良いです。誰かと喧嘩するときも、その一人を攻撃するより、周りの人たちを味方につける立ち回り方をするのが重要です。

まとめ


僕は内向的であるがゆえに、なるべくコミュニケーションでも省力化して立ち回れるような考え方を身に付けようとしている。上述したような考え方で人と付き合ってるけど、これでなんとかうまく回っているようである。


内向的な人間は、内面的に深い付き合いができるけど、表層的なコミュニケーションについては徹底的にマニュアル化して疲れないようにした方がいいという考え方です。


なんか、読者諸氏で他にもよいやり方があれば教えてほしいものである。

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