超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ロシアのウクライナ侵略戦争に腹を立てている。

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ロシアのウクライナ侵略戦争に腹を立てている。


ちょっとさ、今日はセンシティブだよ。僕は意識的にこの話題は避けていたんだけど、どうしても鬱憤に耐えられなくなってきた。


どうしたもんかと、ロシアのウクライナ侵略戦争に結構腹を立てている。こうやって自分では解決できない問題に腹を立てるのは精神衛生も良くないし、自分が怒ったところで何ができるんだろうとは思うんだけど、どうしてもラジオやTVの報道で漏れ聞こえてくる情報で戦争のアホらしさにイライラしてる。


子供が家族と引き離されたとか、難民がどんどん外国に逃げ出しているという風な話とか、首都のキエフに向かってロシアの軍がどんどん迫ってるという話を聞いたりとかで、何も出来ない自分の無力感にうんざりする。


twitterとかは本当に何も見ないようにしているのよ。ここ数日はtwitterは作業時間とか勉強の報告以外では開いていない。ネットニュースに関しても、ウクライナ関連は全く見ないようにしているし、ブログでも自分から何かを言うことは避けようと思っていた。


僕のこういう態度は日和見に思えるかもしれないけど、僕は本当にこういう犯罪とか戦争とか事件があると、ニュースに精神を削り取られてしまうのよ。東日本大震災の時も、災害の恐怖でメンタルの調子を崩したし、コロナの初期の頃も報道のせいで調子を崩した。


だけど、ロシアのウクライナ戦争に関しては、日本も決して対岸の火事ではない。ロシアは隣国であるし、ロシアに対して融和的な中国も、いざ何かあれば台湾に対して侵略戦争などを始めないとも限らない。沖縄も日本の中では国境沿いであるし、有事があれば危ないだろう。全ての情報から目を塞いで見ないふりをする訳にもいくまい。日本政府がこの有事に対してどのような対応を取るのか注視して、その結果如何によって選挙での投票先などを変えなくてはならない。


今現在の世の中の様子を知るためにNHKのニュースだけを見ているけど、それで漏れ聞こえてくる状況を聞いていても状況は最悪だ。プーチン核兵器をちらつかせているらしい。脅しのつもりかもしれないけど、究極的に愚かだ。


僕自身の意見としては、戦争は何があっても反対である。人間対人間のトラブルであれば敵対していても対話で問題解決するべきだ。どんな理由があれど、暴力に訴えることが問題解決の手段であるとは、口が裂けても言わないし、言わせない。


アメリカや欧米諸国は、ロシアのこの暴力に対しては暴力で応えてはならないだろう。あくまでも世界各国の連帯した協調行動で、ロシアの戦争できるリソースを奪い取り、戦争を止めさせないといけない。暴力に対して暴力で応えるといつまでも応酬が続く。あくまでもこちらは武力によらない手段で相手を止めなくては。

自分が偽善者だとは知ってはいるが、書いている。


だけどもまぁ、こうやってずっとモヤモヤを抱え続けていても、具体的に戦争を行っている人たちにどんなことが出来るのか?と問われるとなにもできない。こうやって自分の鬱憤をブログだけで吐き出すのが、極めて偽善者のムーブであると思うのだけど、自分は、戦争で理不尽に苦しんでいる人達に何も出来ない自分の無力さにムカムカする。


かと言って、平和のための反戦デモ集会みたいなものに参加するか?と問われると、僕は世間体を気にして参加しないだろう。そういう自分の弱さを指して自分は偽善者だと言っているのである。


自分だけ安全圏から石を投げつけるような行為は、僕が一番軽蔑しているSNSだけで声が大きい夜郎自大な連中とまったく一緒だろう。せめて自分の行為に自覚的であることだけが同じ穴のムジナに陥らない方法だと思っているのだけど、五十歩百歩だ。


ほんと、イライラするぜ。どうすれば世界の痛みを止めることができるのか。自分がぼややんとのんきにブログを書いているその時間に、世界のどこかでは戦争で人が死に続けているのである。僕らには祈ることぐらいしかできないのかね?

冷静に現実を見つめて、状況を理解して自分に出来ることをする。


僕一人が国際社会に何か影響を及ぼす手段というのは、まずありえない。僕は単なる一人の個人である。世界に対して個人ができるようなことなど、蟷螂の斧より儚い。


僕が好きな言葉がある。スピノザの言葉で、「嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する」という言葉だ。戦争とは、暴力によって周りの人を恐怖に陥れ、それで自分の要求を通させようとする手段である。そういう相手の意図が分かっていれば、こちらもそういう相手の暴力的な行動には目もくれずに相手の意図だけを「ただ理解」すればよいのである。


どんなに強力な相手だろうと、どんなに理不尽な状況であろうと、現実を理解して始めの一歩を踏み出す人間の意思は全てを変える力になる。テロにせよ戦争にせよ、恐怖で人を混乱させて暴力で相手を支配しようとする行為である。そういう相手の意図を理解して、状況に負けずに自分の意思をはっきりと示すことがまずは第一歩だと思う。

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