超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

ネット空間でも大人の立ち振舞をしたいものだ。

f:id:yuki_2021:20200321215533j:plain

ネット空間でも大人の立ち振舞をしたいものだ。


なんだかんだ考えてみると僕は下手すると20年近くネットでふらふらとさまよい続けている事実に気がついてしまった。


元々、ネットを使い始めたのは大学生の頃にネオむぎ茶騒動が起きて、その頃に大学のコンピューター室に入り浸って2ちゃんねるをひたすら見まくってからだった。それから親を説得してWindows MEを初めてのパソコンとして買って、一日中2chに入り浸るような生活をしていた。その後はISDN回線でラグナロクオンラインをロード時間に耐えながらやったりしてた。そのころはネットランナーとか買ってフリーソフトを収集していたな。それから新卒になったらmixiなどをやっていろんな経営者と友だちになって意識高い系の日記などを付けていたけど、現状でも黒歴史が残っておりmixiが閉鎖されるのを待っている。同時並行ではてなダイアリーでも技術ブログを書いてたんだけど、途中からニコニコに移動して東方手書き劇場などを制作していた。twitterに関しては日本語化される前から使ってたけど、途中で精神病んでアカウント消してしまった。はてなで真面目にブログを書き始めたのは4年ぐらいから前で、それからちゃんと毎日更新し続けてるな。


ネットでの出身が2ちゃんであるためにネットでのペルソナは割と好戦的なタイプだったんだけど、ちゃんとブログを書き始めてネットで半匿名みたいな立場になっちゃったので、あんまツッパっていると失う事の方が大きくなってしまい、わりかし保身に走るようになっている。というか、最近のtwitterの炎上などを観測していると、あれらはあまりにもエゲツな過ぎて関わると人間としての品位まで落ちるような気がして、揉め事を見るのも嫌になってきた。


まぁ、別にいいんじゃないかなー?とは思うんですけどね、ブログがきっかけで嫁さんと結婚するところまでネットにフルコミットしてますからね。どうもfacebookみたいな実名文化は逆に自己顕示欲がギラギラしていて本音は何も書けない感じだし、はてなブログで書きたいものを書けるブログを運営して微温湯の人間関係を作れているのはある程度は自由に発言できるから気に入ってはいるのよ。はてなの中でも増田とかは本当にゲスすぎる人間が集まってるので、何を書いてもゲスの勘ぐりみたいな煽りがつくので、昔はたまに書いてたりしたけど付くブクマとかトラバが本当にゲスでイラつくのでやめてしまった。


十何年かネット空間をさまよい続ける生活をしているけど、今ぐらいの距離感が一番落ち着くなと感じてる。ブログで書きたいことを書けてるし、たまにレスポンスを貰えたりする。僕はそこまでレスポンスはたくさん欲しいとは思わんけど、現状、ある程度納得できる程度はブログでレスポンスを貰えているので、ブログも続けようというモチベーションが続いている。案外、僕程度のブログでもたまに温かい感想が貰えたりするので、そういうコメントとかメールとかを励みにしてやり続ける気力が湧いてくるのよね。僕のブログの目標としては、ほぼ日の糸井重里さんのコラムみたいに読み物的なテキストを10年~20年は毎日更新で続けたいなーと。できるならば年をとって書けなくなるまで毎日更新を続けて、知る人ぞ知る老舗ブログみたいな存在を目指してみたいよねーとか思う。


なんか、phaさんとジェンスーさんが対談してこんな記事を書いていた。


wotopi.jp

スー:私いくつだったろう。覚えてないな。でもmixiでできた友達とはいまだに仲良かったりして。

pha:いいですね。コミュニティで知り合ってオフ会で仲良くなる、とかありましたね。今のネットとは全然雰囲気が違いますよね。今は世界が大きくなりすぎたせいか、すぐ殺伐とする。

スー:けんかだけんかだって。

pha:ちょっとうかつなことを書いたら知らない人がいっぱい寄ってきて炎上するし。

スー:燃えたことあります?

pha:僕はないかも。そんなに強く主張したり、人を攻撃したりしないからかな。ネットは強い言葉を使う人ほど自分も強い言葉でたたかれるので。

スー:自分のことさえ喋っていれば燃えないんですよね。いまはmixi時代にはなかった対立がそこかしこにある。

pha:なんですかね。昔に比べて意識が向上して問題化されるようになったこともあると思うし、そういうのはいいことだと思うけど。「#MeToo」とか。でも不毛な炎上も多いと思う。

スー:相互理解というところからは離れていってる気がします。

pha:ツイッターで男がどうとか女がどうとかの話はあまり言いたくないな。戦場なので。有益なやりとりができる気がしない。明らかにおかしいことを言ってる人がいると何か言いたくもなるんだけど、言ったところで曲解されたり屁理屈のうまい人が絡んできたりしてろくなことにならない。言わなくても分かってる人は最初から分かってるし、分からない人は言っても分からないし、あまり意味がないのでは、とか思っちゃう。


なんかわかるなーって、昔はtwitterでたまに議論したりすることもあったけど、あれはまともに議論ができるインターフェイスではなくて屁理屈を延々と並べたてて先にブロックしたほうが負けみたいな空間なので、あそこでネット弁士なんぞをしている人たちはよっぽどの暇人かなにかに対して煮えたぎる憎悪を抱えた狂人である。というか、最近のネット空間はほとんどこういう逆張りしたり煽り立てたりするやつばかりが狂乱している世紀末空間である。


ちょっと前に「遅いインターネット」の感想を書いた。


www.ituki-yu2.net


僕的なこれからのサイバー空間での立ち振る舞い方というのは、phaさんやジェンスーさんみたいに、ざわざわしたところから離れて自分の頭で考えて大人として振る舞うことなのかなーとも思う。でも、僕の場合は政治とか社会問題からも逃げるのではなくて、きっちりとそれらの情報を受け取って、それを自分の頭で考えて自分の言葉で噛み砕いて、ブログでアウトプットしながら生きることかなーと考えた。僕が重点を置くことはひたすら自分の頭で考えるということである。現実的な社会問題のことも考えて、それでも逆張りにはならないように地に足が付いた距離感を保ち続ける立ち位置を保ちたいものだ。

プライバシーポリシー免責事項