
「チェーンソーマン レゼ編」を観てきた。
今日は朝はじっくりと長寝をして、そして午前中はふるさと納税で届いた全世界の色んな産地のスペシャリティコーヒーなんかをいただきつつ、適当に水曜どうでしょうを見るなどしていた。
しかしまー、スペシャリティコーヒーが1kg分というのは確かに豪華ではあるが、一人で消費する分量を超えてしまってるな。これがコストコの安コーヒー豆であるなら、適当にコーヒーメーカーでぶん回して朝のカフェイン摂取要員として使うこともできるのだが、流石にスペシャリティコーヒーでこの使い方は勿体無い。
朝のコーヒーに使うしかないから、ちょっと早起きして毎日タンブラーに詰める分のコーヒーをハンドドリップするしかないな。こりゃまー、朝からリッチなコーヒーを楽しむことができるのだが、朝は時間がわりかし大変なのである。ハンドドリップでコーヒーを淹れようと思うのなら、朝に15分ぐらいは使うのであり、朝の忙しい時間にこれは大変だ。
ちょっともう、休日とかに大量にドリップしてコーヒーを抽出しておいて冷やしておくのがいいのかもしれない。これ、意外かもしれないけど、コーヒーって一旦抽出したものに関しては冷やしておくと案外風味が落ちずに長期保存可能なんだよね。必要な分だけレンジとかで温めて持っていくとかそういうので対応してもいいかもしれん。
前日にでもドリップして冷蔵庫で冷やしておくかねぇ。これからは冬だからホットの季節なのだけど、湯煎とかする仕組みとかあると嬉しいよな。まあ、いいコーヒーが毎日飲めるであるし、少しは活力が増えそうである。
今日は午後からは映画館に「チェーンソーマン レぜ編」を見に行ってきてたな。率直な感想としては「まぁ良かったけど、何度も観に行くかと聞かれるとそうでもないなー」という感じ。
チェーンソーマンはとりあえずアニメで追ってる作品である。TV版についてはきちんと全部完走はしているし、最近Netflixで総集編が出てたからそちらの方も履修済みである。
チェーンソーマンのアニメについては、ネットの評判では妙にペダンチックな表現になってるということで、そこんところはウケが悪いらしいけど、僕はむしろそこが良かったタイプなんだよね。風景の書き込みとかキャラクターの心情に人間らしい空白が多いというか、ちょっとアートっぽい組み合わせの表現が多用されているよなーと思うんである。
どうも、今回の劇場版については、そこんところのアート表現みたいなところは、あるにはあるけどエンタメとしてのあアクションシーンとかに振り切ってたかなという感じ。確かに、レゼは色気があるし、デンジとの恋愛シーンに関しても「ボーイミーツガールやな」と多くの人が楽しめそうな表現であったけど、どうもこれは藤本タツキの表現とは違うかなという感じ。
チェーンソーマンのどこがいいんだろう? などと僕の中で自己分析してみたところ、倫理観がぶっ壊れてる世界観とか、原始的な暴力を美的表現にしてしまうアーティスト性だと思うんだけど、そこんところって一般ウケはしないけど作者のバランス感覚で成り立たせてしまったところだと思うんよ。
これ、自分で創作をしていても思うんだけど、自分の中で表現したい内容と読んだ人が楽しめる表現の乖離ってひじょーに難しいんだよね。一般ウケを狙うんであれば、テンプレとか王道の表現で突っ走った方がいいんだけど、それで書いた作品って作者にとっては凡庸なのよ。展開が全く読めるというか、お決まりの展開を組み合わせてそれっぽく仕上げるだけ。
文字書きとか絵描きをしてる人なら、それなりに内面に書きたいキャラクターとかシチュエーションがあるでしょ。創作をやる人はそれをどんどん掘り下げて、キャラの心情であるとかシーンの細かい展開とかを想像するのだけど、それを掘り下げれば掘り下げるほど一般ウケからは乖離していくのよ。徹底的に作者が考え抜いた設定が、たんなる独りよがりの読者には伝わらない設定になるのはあるあるであり、そこの自分の書きたいものをどのように読者に伝わる表現に翻訳するのか? というのは作者の腕の見せ所だ。
で、藤本タツキのチェーンソーマンについては、こんなん読んだ人理解不能だろという設定を、少年漫画としてひとまず読ませるエンタメに翻訳してしまってるというのがすごいのである。フツーの人なら「チェーンソーの悪魔がデビルハンターとして悪魔を殺しまくる」というストーリーで読みたいと思わせるのは不可能だろう。しかし、彼の場合はそれをセンスのみで読ませる物語に仕上げている。
その天才のセンスを映像化するときに、どんな風に画像として再現するのか? というのはそれぞれの映画監督の腕かなと思うんだけど、今回のレぜ版の劇場版はエンタメの方に寄せててたなーという感じ。これはすき好きだけど、僕はTV版の妙に余白の多いアート風の表現が気に入っており、米津玄師と宇多田ヒカルが歌ってるエンディング曲も悲痛な恋心を歌ってたので、そういう神話的な悲劇なんかを想像してたのである。
まぁ、若干disってるけど、別につまらんと言ってるのではない。僕が見る前に期待してた雰囲気とは違っていたなというだけである。アクションシーンはド派手であるし、チェーンソーマンならではのゴアな表現も至る所にある。エンタメ作品としては観やすいのではないかと思うんである。