長期投資の人はしばらくポートフォリオ見ないほうがよさそうです。
なんか下手したら世界経済暴落起こりそうな気配が出てますね。昨日の夜、寝る前にザラ場確認してみたらダウが800ドルぐらい落ちてたんですよ。最終的には1000ドルぐらい落ちてたみたいですね。
日経平均も１０００円以上の下落をしたみたいです。コロナウイルスが原因と言われてますけど、実体が良くわからない暴落なので長引きそうな気がします。そもそもアメリカ経済は好景気とは言われてますけど、最近買われすぎ気もしますので、どっかで調整は入ると思ってました。今回、この暴落が短期的なもので済めばいいですけど、本格的な暴落が始まったとしたら世界経済がやばいですね。
日本経済については消費税増税でとんでもなく消費が落ち込んだ挙句、最近のコロナウイルスでさらに打撃。年内では東京オリンピックもありますけどそれの特需が終わったら反動で何重にも重なった打撃でとんでもない不況が来そうな気がします。そもそも日本の場合は少子高齢化で社会の仕組み自体が熟成期を迎えており、これから伸びる要素がほとんどありません 。なんでジム・ロジャースみたいなアナリストは日本株は全部売れと言ってます。
で最近IMF が、コロナウイルスだから消費税を１５%に上げろってトンチキなこと言ってますけど、 ここは財務省OBの出向先みたいものなので相手する必要はありません。
むしろ僕的には累進課税で資産に税金かけて富裕層から金取って社会保障費に回したほうがいいと思ってますけどね。 IMF はなぜか消費税にこだわりますけど。
マジで年金どうするかっていうのは大きな問題であり、おそらく僕らが年金を貰える世代になる頃には確定的に年金はなくなってるはずです。でちょっと前に老後二千万問題とかで騒ぎになってますけど、政府的にはこういう社会保障費を削って積立投資などを優遇するように社会制度を変えようとしてるみたいです。今までもらえていた年金をうっちゃって捨てようとしている政府の態度はいささか頭にくるのですが、実際に老後暮らすためには金がいる。なんでまぁ、僕もささやかながら積立投資で資産運用をしているのである。
僕も積立NISAで毎月ドルコスト平均法で積立投資しているんですけど、最近アメリカが好景気で利益が出てたんですけど、こっから先、暴落が長引くと含み益ぐらいは簡単にぶっ飛ばされるでしょう。まぁ、長期投資家にとってはこういう暴落というのは人生の中で何度かあることでして、ドルコスト平均法などの投資法の場合ならこういう不景気の時期に平均購入値を下げることで、景気が回復して戻ってきたときに利益になるものです。景気に影響されず力を発揮するのがドルコスト平均法です。
ま、おんなじ様なインデックスファンドなどに長期投資している人なら、最強の方法は経済情報や相場の情報などを完全にシャットアウトして、積立投資をしていることも忘れて２０～３０年ぐらい積立し続けることっていいますけどね。資産運用で成功している人は「投資をしている事を忘れている人」と「死んだ人」だそうです。一応、僕は元々株式投資やってたんで、日経新聞とか調べるのが癖になってるんですよ。なんで、いらん経済情報も仕入れちゃいます。
一応、インデックス投資関係で役に立ちそうな情報をおいておきます。おそらく、これから景気後退の時期に入る可能性が高いので、底値に近い状態から投資を始めたりしたらある程度優位に資産運用が進められるんじゃないですかね？
まぁ、理想としてはiDeCoと積立NISAの限度額まで毎月積み立てて、残った余剰資金で有望な個別株なんかを探してみるとかそういう方法が良さげだよねと思った。
投資の始め方などマインドの部分は「バビロンの大富豪」を読むのがいいと思う。まずは全体の収入のうちの1割を積立投資に回す。これは稼げて入ると稼げていないとか関係なくひとまず全体の収入のうちの1～２割を投資に回す。あとのお金で生活する。僕がやってるのもこれである。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
- 作者:ジョージ・S・クレイソン
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: CD-ROM
後は、日本におけるインデックス投資のやり方は水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」が非常に参考になると思う。
この本の作者、水瀬ケンイチさんは日本で実際に15年間インデックス投資を続けてきており、リーマンショックも乗り越えているのである。そういった現実的な方法でのインデックス投資の基本を今こそ復習するのが大事だろう。
