超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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メンタルが弱ってるときこそ助けてくれる人を探す。

メンタルが弱ってるときこそ助けてくれる人を探す。


旅行2日目のブログ休み記事。ブログ休み記事と称しつつ適当に書きまくるつもりであるが、短い時間の中で適当にぽちぽちと書きまくってる記事であるので、クオリティとか文章量については二の次でお願いします。


この記事を書いているのは5月1日の22時頃です。1日2記事ぐらいのペースで旅行期間中の穴埋め記事を書こうと思って思いつきを綴ってます。昨日は人生の意味について書いているので、なんぞこの3が日は生きることを楽にすることについてでも連作で書いてみようかな。


ここ最近はさ、メンタルが不調なのでメンタルケアの方法について色々と書籍を読み漁ってる感じなのよね。僕はメンヘラであることだから体調には好不調の波がある。ここ三ヶ月ぐらいはひたすらバイオリズムの谷で調子が良くない状況が続いている。この状況をなんとか好転させるための方法を求めて、ネットで見かけた良さそうな本を次から次へと渡り歩いてる感じである。


今回の記事ではそんな僕の最近の読書傾向から、これは良さそうだなと思った本から引用して1エントリーでっち上げてしまいますか。良さそうだなと思った本は「セルフケアの道具箱」(伊藤絵美著)。



この「セルフケアの道具箱」については、実際にメンタルダウンが起きてるときにその応急処置の手段が書かれている。また、自分の心でつらい気持ちが起きないようにするための根本的な対策としてスキーマ療法を紹介してたりする。記述としてはそこまで詳細に心理的な細かな内容までは踏み込んでないけど、困ったときに具体的にどんな風にしたら落ち着くことができるかとか易しい文章で説明しています。今現在、メンタルが落ち込んでいて困っているときにセルフヘルプの本として使うことができそうである。


この本の中の第二章の方で「誰かとつながる」という章があるのだけど、これはメンタル的に落ち込んでるときに非常に重要な考え方だと思った。伊藤絵美さんはこちらの文中で次のような言葉を引用している。

「はじめに」にも書いたとおり、「セルフケア」とは確かに「自分で自分を 助けること」ですが、それは決して「人の助けを借りず、ひとりっきりで、自分を助けましょう」ということではありません。「自立とは依存先を増やすこと」という名言(熊谷晋一郎さんという医師でもあり脳性まひの当事者でもある人の言葉)がありますが、私たちは互いに頼り、頼られる関わりの中でこそ、自立して生きていけるのです。

伊藤絵美. セルフケアの道具箱 (p.50). 株式会社晶文社. Kindle 版.


人間というのは社会的な生き物である。どれだけ強固な精神を持った個人であれど、誰の手も借りずに一人きりで生きることはできない。例えば、私達がさっき食べた食事であっても、それの原材料を作った農家や牧畜業者や漁師の人達がいる。また、その材料を輸送している運送業者の人がいる。そして、その材料を調理して料理にまで仕上げてくれた誰かもいるかもしれない。食事一つをとって考えてもこれだけの人が関わっている事が分かるように、人は生きているだけで色んな人に助けられながら生きているのだ。


メンタルの状況が落ち込んだときは誰の手も借りず一人で立ち直りたい気持ちになってるのはよく分かる。自尊心が落ち込んでいる時期だし、誰かに迷惑を掛けるのが大層申し訳なくおもえる気分なのだろう。しかし、こういうメンタルが落ち込んでいるときにこそ自分の助けになってくれる人を探さなければならない。


別にさ、自分を助けてくれる人というのは親だとか友人だとかそういうところにしか居ないという訳ではないんだ。自分とは関係が薄い、普段買い物に行くコンビニの店員の笑顔に毎日癒やされてるとかそういうのでも全然良い。別にリアルでのつながりだけが全てではない。SNSで出会うネット上の友人が発した言葉が自分を助けてくれる事もあるだろう。実在の人物である必要もない。漫画や小説などのフィクションの人物の言葉であれど、それを読む僕らの心に響くのならばそのつながりが助けになる。


困難にぶち当たって生きるのが辛くなったときほど、一人で何もかもなんとかしようと孤立するのはいけない。精神疾患持ちであるならば、精神科医とかカウンセラーなど専門的な繋がりは第一選択である。しかし、それだけではなくて、ひょっとしたら自分を助けてくれるかもしれない人や、この人がいるから今も生きていきたいと思えるような人をどんどんリストアップするのはそれだけで困難に立ち向かう力になる。前述したように、ここでリストアップする。それだけで自分の存在価値というのを認識できるだろう。


人間というのは助けて、助けられる相互扶助で社会を成り立たせている。苦しいときは積極的に誰かに頼るべきだし、困ってるあなたを助けたいと思ってる人もいるかもしれない。大事なのは心痛に振り回されて自分の自尊心や存在意義を削られない様にすることだ。僕らは一人で生きているわけじゃない。

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