0から100を生み出そうと思うならまずは行動を始めることかな。
色々と時間が足りねーなという感じ。毎日、仕事の後に一時間でブログを書き、その後で筋トレをやったり趣味のことをやるけど、最近の振り返りをすると全く作業時間が足りない。
タイムマネジメントを工夫せんとならんなーというのは常々感じているのだが、具体的な方法についてはよく思いつかないのである。そりゃ、実際に現状分析もしてないのだから改善もクソもないだろう。
こういう改善を行いたいと思うのなら、まずはどの指標に対してアプローチをするかの目標設定を行うべきである。現状分析を行い、その無駄削減であるとか代替案を考えて、実際に具体的な行動プランを実行しないと何も変わらない。難しいとぼやくのは簡単であるが、まずは手を動かしてみて客観的な一日の使用時間などを洗い出す必要があるだろう。
そこんところのコツとか勘所というのはわかってはいるのだが、実際に具体的に行動するのが難しいよなー。今回、僕が時間が足りないと思うのなら、まずは時間をどのように使ってるのか実際に一日の時間割を書き出してみるのが必要なのである。客観的にみてどの時間が無駄なのか洗い出して、あとはそれをどのように他の有用な行動に変化させるかのアプローチを考えるのである。そこんところの地味な改善プランを考えるのが仕事の勘所だ。
僕も一応PMの真似事もしてたこともあるしね。そういうプロジェクト管理系の理屈もある程度は知ってるのである。しかしまー、自分だけならともかく他人の時間管理やモチベーション管理は絶対にやりたくない。自分一人だけでも色々と限界を感じてるのに、他人のケツを持つまでは無理だろう。
多分、僕の限界はこういうところなんだろうなーと思う。最近、このような増田があったけど、ブコメやトラバがなかなか参考になるコメントも多かった。
0から1を生み出すのは難しい。だけど、1ができたとしてもそれを100にして収穫するのも難しい。個人的には1を生み出せてしまえたのなら、あとはその1をシステム化したり他人にやり方のノウハウを教えてやらせることでレバレッジを効かせることが有効であると思うが、言うは易しである。
まー、最近はITとかAIが出てきたので、何か一つのアイディアが浮かんだのなら、それをシステム開発する能力があれば一気にビジネスにしてしまえるようになっている。これが今までは大資本の力がなければできなかったようなことが、個人でもスモールビジネスなら簡単にやってしまえるような時代である。
例えば、日々の生活の中でめんどくさいと感じてることを改善するアイディアを見つけたとする。ネットやSNSのような情報伝達がない時代であれば、せいぜい周りの人間に伝えてちょっと効率を上げることしかできなかったのが、これがネットの力でものすごくレバレッジが掛かっている。そのアイディアをブログにでも載せて、それがSNSで拡散されたとしたら、一気に大バズで世の中全体を変えてしまうアイディアになりかねないのである。
最近僕はamazonで本を出したりしてるけど、これも今までの時代は出版社の力を借りないとできなかったことである。これが現代ではkindle本の作り方さえ知っていれば、個人がノーコストでやれる。しかもamazonのマーケットを借りて書籍流通までやれてしまうのであり、出版社がいらなくなった。
ChatGPTなどのAIもものすごいものなのである。あれはちゃんとした使い方を知ってないと仕事の効率を上げることはできないが、ちょっとしたテンプレな書類やシステムを作りたい時はコマンド一発で解消できる。そのほかにも自分のアイディアを広げるための壁打ちであるとか、アイディアを企画書にまとめるためのフォーマットの作成などをやらせると、それまで一日かかってた仕事が三十分ぐらいで終わったりする。
なのでまぁ、僕は現代においてはまずは100にするための1。0から1を生み出すための「問い」を作る能力というのが非常に重要であると思うんである。世の中で常識とされてることの「なぜ」を問い、そしてそのシステムをさらに進化させるためのアイディアを生み出すのである。
こういうのは確か、安宅和人氏の『イシューからはじめよ』でやり方のコツが色々と述べられていたような気がするな。常識とされてることに「Why」をなん度も繰り返してみるのである。
実はこういうところが最近は生成AIができたことで非常にやりやすくなった。ものすごく知識のある人と無限に壁打ちができる環境があるのである。自分が疑問に思ったことを徹底的にAIと議論するだけで、自分の方にも新しい知識が身につくし、新たなアイディアを発見することもできる。
新しいアイディアを見つけるには、AIを活用してみたりとか、世の中の新しい技術に対して視線を向けるのも大事なのかもしれないな。無論、新しいものばかりを探して足元がお留守になるのもいけないが、新たな切り口を試してみることで停滞した場面を切り開くブレイクスルーになることもありうることである。
結局、タイムマネジメントで行動時間を生み出すことも、0から100になるアイディアを生み出すことも、必要なのは行動を始めることだ。頭でぐるぐると悩んでも仕方ない。最近はAIくんも相談相手になってくれることであるし、「〇〇の悩みがあるけど、具体的な方法を教えて。疑問点があるなら君から質問して」とでもプロンプトを入力したらいいのである。そういう小さなことで人生全体を変えるきっかけを産むことがある。