超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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幸福な人生について本気出して考えてみた。

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不幸せな人生について考える


さて、へんてこりんなタイトルを付けているんだけど、最近、通勤時間はアランの「幸福論」を読みながら通勤しているのよ。


幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)


アランの「幸福論」は僕の座右の書である。人生の中でいろんな事がごちゃごちゃとしてきて物事が複雑化して、自分の思考がマイナス思考になってきたときに効く本だ。アラン曰く、不幸であることに特に理由はなくて自分自身の思い込みが再帰的に身体にフィールドバックを起こして、発作的にネガティブな感情が爆発するから人間は不幸なのである。不幸な思いをしているときにどうすれば良いのか?というと「おむつのピンを探すこと」。赤ん坊が爆発的に泣きわめいているときに、お手伝いさんは親の遺伝だとか環境だとか色んな理由を考えて堂々巡りをしてしまうけど、本当の理由はおむつのピンが外れかかってるだけ。よく経験を積んだお手伝いは、赤ん坊を腹ばいにさせて今までとは違う動きをする赤ん坊を観察する。大人にしても一緒で、不幸だという思いにフォーカスを当てて思考ばかりが複雑化してしまうけど、それは胸郭の筋肉が締め付けているだけだから体操したら治るかもしれない。人間の情念はそれだけドラマチックに不幸を演出するように出来上がってるのである。


最近、ネットを彷徨っていると下記の増田を発見した。


anond.hatelabo.jp


不幸な人生を文章化したらこんな感じかな?というのを体現した文章であった。ブクマも1000超えしているんで、人の情念に訴えかけるだけの質量をもった文章ではあるな。


別に、こういう文章を書ける才能というのはすごいと思うんだけど、こういう文章を書くために自分の内面を掘り下げると間違いなく不幸のフィールドバックが起こって生きる気持ちが萎えるだろうなーとは思う。こういう多くの人の情念に訴えかけるだけの文才があるので、決して本人が思ってるほどアタマが悪いわけでも無価値な人生を送ったわけでもない人なのよ。なので、下記のブクマを残した。


何がしたいのか分からないまま人生が終わった

悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである

2019/01/21 15:39
b.hatena.ne.jp


僕が文章を書くときに気をつけている事があって、不幸な気分に浸るためだけに文章を書かないことだ。問題があったとしても論理的に解決できるように不幸な気分に反論する。僕がこのブログで書いている文章というのは自分の人生を建設的にするために、一日の終りに今日の出来事を俯瞰するために書いているようなものである。僕がこのブログを書くときに最も気をつけていることは、必ずポジティブな結論に結びつけるということだ。別に僕はポジティブ思考だとは思わんけど、一時の感情で悲嘆に暮れて自分を慰めるために言を弄ぶほど弱い人間でもない。幸せとか人生の価値はそういう所から生まれる。


僕は僕自身を鼓舞するために言葉を使う。だから、こういう言葉を好んで集めているのである。

私のタフさの秘訣というのは、1つは性格でしょう。
《愚痴は言わない。ウソはつかない。見栄は張らない。》
人間すべての不幸はどこから来るかといえば、今の三つだと思う。
見栄を張るヤツ、ウソをつくヤツ、愚痴を言うヤツ……
不幸はここから来ます。この3つをクリアしていれば、人間はいつも
幸せです。タフな生活というのはその幸福感から生まれてくるから。

浅田次郎著『競馬どんぶり』

「どのみち死ぬのは、誰しも同じだ。ここでよいと思ったら最後、人間は石に蹴つまずいても死ぬ。戦でなくとも、飢えて死んだり、病で死んだりするものだ。だが生きると決めれば、存外生き延びることができる。」

浅田次郎 壬生義士伝


幸せな人間というのは、弛まぬように歪まぬように、自分を律して運命に抗い続けるために意志の力を使うのだ。前に進もうという意志があれば人生には価値が生まれる。人生ではたとえ死ぬ直前であれど、その人生を肯定できる一瞬が訪れる事がある。ニーチェは無意味な時間が永久に続く永劫回帰の世界の中でツァラトゥストラにこう叫ばせた。


「これが人生だったのか さればもう一度」

今日の徒然


今日は仕事を半休とって役所関係の仕事を片付けてきた。ま、たまには良いね。普段なら夜のこの時間はくたくたになりながら、寝る前にキーボードを叩いてブログを更新しているのだけれど、今日は多少体力ゲージ高めだ。


まー、朝は半休だったから9時半ぐらいまで寝てたんだけど、やっぱ僕は睡眠負債がヤバイなーって気がする。大体、いつも0時頃寝て、4時起きる。4時間睡眠である。それで日中眠いという感じは別にないので大丈夫かなー?みたいな事は思ってたんだけど、相当な負荷は掛かってたらしい。


睡眠負債については僕のブログでも書いたことがあるな。


www.ituki-yu2.net


20代から50代ぐらいの働き盛りは一日に7~8時間は寝たほうがいいということだ。でもなぁ、7~8時間も寝ているといろんな事が出来なくて困るのである。ブログ書いたりだとか朝活で創作したりランニングしたりだとかは睡眠時間が4時間だから出来るような習慣なのよねぇ。


睡眠時間を短い人はショートスリーパーというのだが、ショートスリーパーは遺伝的要因が強いらしい。訓練してどうこうってスキルじゃないらしいんだよね。


まー、でも、世の中にはホント訳わからんぐらい活力的な人っていますからね。僕が化物級だと思ってるのはリトさんだ。


rito.gameha.com


仕事をして、3人の子育てをしながら、ブログを書く、本を読んで書評を書く、とんでもないクオリティのイラストを描く。僕もまぁブログの毎日更新だとかやってますけど、これは障がい雇用であって残業なしで毎日18時には帰宅できるような恵まれた仕事環境だからできるんだと思うんですよ。僕の目標としては死ぬまで毎日更新だとかぶち上げてますけど、これから仕事で正社員登用されて残業が増えたりとか、プライベートで結婚したりだとか子供が出来たりだとかしたら、ゼッテー時間ないだろうなーとは思うんですよ。


でもまぁ、リトさんは仕事と子育てしながら絵かきとネットの活動できちゃってますからね。精神力だけでカバーするのは難しいだろうから、何かしらのテクニックを使ってるのかなー?とか思ってるんですけど、そこんところどうなんでしょ? >りとさん

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