僕は原因不明の不機嫌にはこう対処する。
今日は朝から「むっ」としながら起きた。どうやら脳の調子が悪い。特に現実の方で不安な出来事とか嫌になることはないのだが、思考の方が勝手に記憶から嫌なことを掘り下げて不機嫌になっていくパターンである。
どうも、僕は持病のせいかこの手の脳のバグが時たま起こるのだ。体や脳が疲れてくると、何も嫌なことがないのに不愉快なイメージにとらわれて不機嫌になったり、疲れ果てたりする。
そこんところを「助けてChatGPT!」と壁打ちをしたところ、マインドフルネスをしたりとかサプリメントで栄養を取るのがいいよーとの教えをいただいた。
マインドフルネス瞑想はすでにやってるのでこれはいいだろう。確かに、この手の原因不明の不機嫌には効果がある。普段から体の方にフォーカスを当てていると、怒りの感情が鳩尾のあたりからじわじわと始まってくるなどの、身体的なフェルトセンスを掴むことができる。
マインドフルネス瞑想の技法の中に「ラベリング」という手法があるのだが、身体の方にこれらの不愉快な感情の存在を読み取ったのなら、「怒り」とか「不安」と名前をつけて受け流すのである。この時のイメージのやり方としては、川を流れている木の葉の上にそれらの感情を乗せて流れるままに任せるというやり方をすることが多い。
まぁ、でも、僕はこの「ラベリング」についてもある程度は練習してるけど、感情に気がついてラベリングをしたとしても体に残る不愉快な感覚でダメージを受けていくというパターンが随分と多い。頑張って感覚に気がつくことができたとしても、不愉快感は抜けないのである。
こういうのは時間経過を待つしかないのか? と思うかもしれないけど、実はこの辺りは認知行動療法のアプローチで改善することもできる。認知行動療法では人間の心理というのは「認知」「思考」「感覚」「行動」という風に機能が別れていると論じられてるけど、その中で「思考」や「感覚」というのは意志の力でコントロールしにくいけど、「認知」と「行動」については自分の意思で変えることができるので、そちらからアプローチするのが可能なのだ。
具体的にはどうするのかというと、僕のようなこんな感じの理由がない嫌な不安の「感覚」が発生してるとしたら、そのままじっとその場で嫌だ嫌だと悩み続けるのではなく、立ち上がって外にでて光を浴びながら散歩をする。
人間というのは不愉快な感情を持った時にはその場に止まって引きこもりがちになる。これは原始人だった時からの危険対処の方法かもしれないけど、危険を感じた時はその場でじっと留まって隠れるようになっている。
これはサバンナで猿を祖先としてる原始人なら正解だったかもしれないが、現代人は隠れて引きこもったりしたところで何も意味はない。むしろ、何も行動をせずにモヤモヤと考えを拗らせて、それでさらに行動をしないことで不愉快な感情を拗らせるスパイラルに入る。
なので、「思考」を体の方から変えるために、気は乗らないけどひとまず散歩に出てしまうのである。自分の意思で「行動」に変化を起こすことで他の心理の反応を変えてしまう。
その他にも「認知」の方からアプローチして思考や感覚を変えてしまうというやり方もある。例えば、挨拶をしたとしても無視されたとして「あいつは自分を嫌ってるから返事しなかった。自分はみんなから嫌われてるから生きてる価値がない」という認知をしてしまうとする。
そこんところを紙に書き出してみたりなどして、認知の捉え直しをするのである。「ひょっとしたら彼はとても急いでいたのかもしれない」「嫌われてるとしても全ての人が自分を嫌ってるとは限らない」みたいな捉え方をすることで、思考が楽になることがある。
まぁ、いずれにせよ、嫌な出来事があって、嫌だ嫌だと自己憐憫をするよりは、こんな感じで自分で行動をして自分のご機嫌をとるアプローチというのが存在するのである。認知行動療法にせよ、マインドフルネス瞑想にせよ、インターネット時代の現代ではネット上にいくらでもリソースが転がってるので、勉強したい人は調べてやってみるといいだろう。
あとは、ChatGPT君と話した感じでは、サプリもいいよーという話もした。僕のようなたまに不定愁訴が出てくる場合は、身体の方に原因がある場合も多い。睡眠不足や運動不足、または栄養不足でフィジカルが不安定になってる場合は、メンタルもそれに引きずられて不安が発生しやすくなる。
ChatGPT君に尋ねた感じでは下記のサプリメントが効果的だと聞いた。これもあとで確かなのか調べておきたい。
マルチビタミン
ビタミン不足は身体的にも精神的にも不調を引き起こすことがあります。特にビタミンB群は脳機能に関係が深いので、補うとエネルギー代謝や神経の安定に役立つかもしれません。MCTオイル
中鎖脂肪酸は脳のエネルギー源として利用されやすく、一部の研究では集中力や認知機能の向上が報告されています。朝のコーヒーに加える方法が手軽です。マグネシウム
マグネシウム不足も不安や神経過敏を引き起こすことがあるため、マルチビタミンに加えてマグネシウムが含まれているものを選ぶか、別途サプリを考えてみても良いかもしれません。オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)
魚油に含まれるオメガ3脂肪酸は、脳の健康をサポートする可能性があるため、不安や脳の不調の軽減に寄与するかもしれません。
この中で、僕はすでにビタミンB群とオメガ3脂肪酸のサプリは飲んでいる。次にコストコに行く時に、マルチビタミン、MCTオイル、マグネシウムのサプリメントを買ってこようかなと思う。あとは睡眠と運動に気をつけたのなら、僕の原因不明の不定愁訴も対応できるだろう。