超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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金をかけずに老後まで楽しめる趣味を持ちたい。

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金をかけずに老後まで楽しめる趣味を持ちたい。


ぼややんと仕事をさぼりつつネットを彷徨ってると次の様な記事を見つけたのですね。


www.maskednishioka.com


なるほどなーって思った。最近は老後2000万問題とか言われて貯金のない人は死ぬまで働くのが確定している状態だけど、おそらく貧乏人の老後はワープア状態で食うに喰えない状態でぼろぼろになりつつ人生を過ごしていくのではないか?と思うのです。そういう社会では年収1000万を稼ぐよりも年収100万でも幸せに生きる能力の方が確かに重要だ。僕は一応こういう感想を残した。


「年収1000万円稼ぐ能力」よりも「年収100万円で生きられる能力」のハナシ - 働けおっさんブロガー

結構重要な考え方。確か、年収800万以上はいくら稼いでも幸福度変わらんみたいな統計もあったはず(ソース不明

2020/03/23 15:49
b.hatena.ne.jp


このブコメ中でいってた理論はプリンストン大学ダニエル・カーネマン教授らのグループのこの研究ですね。


financialjournal.ana.co.jp

これまで多くの社会科学者や心理学者が「幸福度」の測定方法を模索してきましたが、カーネマン教授らの調査研究が画期的だったのは、幸福を2つのカテゴリに分けて、収入との関係を調べたことです。その日の心理状態という意味での「幸福」と、自分の人生全体を評価できるかできないかという意味での「幸福」です。今日はみんなからほめられて気分がいいと感じる幸福と、自分の人生について満足しているかどうかで得られる幸福は違うということです。

カーネマン教授らの調査研究を「感情的な幸福」にフォーカスして要約すると、以下のようになります。

(1)世帯年収が7万5,000ドル(日本円で約800万円)以下の人では、収入と「喜び」や「満足感」といった感情は比例する。

(2)7万5,000ドルを超えると、「喜び」や「満足感」は、7万5,000ドル以下のときと比べて薄まる。

つまり、7万5,000ドルという額を分岐点として、それを超えると「感情的な幸福感」はそれほど増さないということです。


限界効用逓減の法則ってやつですね。年収800万ぐらいまでは稼ぐに従って幸福度も比例して増えていくけど、800万以上になると金額が増えていっても幸せの度合いは頭打ちになる。金が増えればたかって来るやつも集まるし、資産配分の騒動で家族が揉めて分かれる原因になるかもしれない。世の中の大富豪ってのはそこまで幸せな訳でもないかもしれないですね。


幸せな人生とはなんじゃらほい?とは昔、このエントリーでも考えた。


www.ituki-yu2.net


social-design-net.com

素晴らしい人生とは何か。ハーバード大学が75年間に及ぶ調査の中で、非常に興味深い研究結果が出たということが紹介されています。

A 75-Year Harvard Study Finds What It Takes To Live A Happy Life

心身ともに健康な237人のハーバード大学卒業生と、恵まれない環境で育った332人の若者を、毎年あらゆる側面から調査し続けた「Grant Study」。

この研究を30年以上指揮しているGeorge Vaillant氏が主張する、最も相関関係が強かったものは、次のことのです。

But the factor Vaillant returns to most insistently is the powerful correlation between the warmth of your relationships and your health and happiness in old age.

(最も強く関係する要因は、老年における健康と幸福、温かな人間関係の3つだ。)


jp.quora.com


要約すると、50歳で後悔しないためには、「早いうちから貯蓄に励み」「早くで子供を作り」「健康維持の為に運動を続けて」「長く続くビジネスを見つけて」「達成感の得られる挑戦や旅行をして」「不動産へ投資をする」ということだった。


自分自身、老後はどんな計画をしているのかー?とかそういうのを今回のエントリーで考えていこうかな。僕自身は今30代ぐらいだけど、老後は間違いなく年金では喰えない状態だろうなーと考えて、積立NISAなどで積立投資をしているけど、どうせ大した額にはならないだろうのでマスクドニシオカさんが言ってるみたいな、金に頼らない人生の楽しみ方が重要であろうなと思っておる。


そこで、僕がこれからの人生の生き方の指針になるのではないか?と思うのが、ふろむださんのこのnoteだ。


note.com


ふろむださんが言うことには、老後を楽しく生きるためには金のかからない趣味を若い頃から訓練して身に付けておくことが重要だと言ってるのですね。例えば、小説を書いたりだとか絵を描いたり、独自で図書館などに通いながら個人研究したりなどと、そういう趣味をするために若い頃から勉強や練習をしておくことが幸せな人生につながると書いてるのです。


まぁ、小説や絵を描いたりなどはやってみるとすごい楽しい趣味なんだけど、自分が思うどおりの創作をやろうと思うと一生掛かっても極められないぐらいの練習量が求められるのですね。だから、基礎訓練を若い頃からやっとく必要があるのです。また、作品を書いてコンテストに発表したりとか同人誌を書いたりだとかして感想をもらったりするとすごい幸せな気持ちになるのですよ。そういう周辺情報も若い頃から情報収集しといた方がいいかもね。


僕はわりかしこのふろむださんの書いていることはマジで役立つと思っていて、老後は嫁さんと一緒に晴耕雨読しながら創作に励むような人生を送りたいなーなどと考えておるのである。これからの社会は貧富の差が極端に広がる格差社会であるようですし、金のかからない人生の楽しみ方というのはますます重要になってくると思いました。

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