何者にもなれなかった僕らはどう生きる?
どうも僕です。メンタルの調子はSo-soって感じ。峠は超えたね。これから緩めている生活習慣を徐々に戻すか。
今日はネットを彷徨っていて見つけたこのTogetterの記事が気になった。
40〜50歳代の大部分の何者にもなれない大多数の勤め人、年金支給開始年齢と健康維持考えれば65〜70歳までは働き続けるはず
— すらたろう (@sura_taro) 2022年2月6日
人生の秋は意外にも長いし、無為にも自棄にもならない穏やかな生き方の導きが必要とされるはずなのですが…キャリア論は若者向けばかりのような🥺
これ、僕みたいな何者にもなれなかった中年にドンピシャだよ。まぁ、僕はまだギリギリ30代だけどな。世の中のキャリア論的なものは、就活生とか大学出たての新卒にこれからどんな風にしてこれからのキャリアアップを目指していくかの方法とか、世の中に存在する凄い成功者の話ばっかりである。僕らの年代ではこれからの人生をどうすればよいのか?みたいな事を教えてくれる情報って少ない。
僕らぐらいまでの歳の社会人もこれからどうやって生きるのか考えないとならんのだけど、頑張ったとしてもよっぽど運がよくないと成功したりとかしないからな。これは奇跡みたいな確率で運が良くないと逆転人生はありえない。それでも一応、ちゃんと働いて生きていかんとならんのである。
成功者にはなれないし、これからの人生の見通しもつかない僕らがどうやって生きていけばよいのか? 今日はこの辺りを考えてまいろうか。
「Life Shift」なる本を読んでいる。
今、朝の通勤時間に「Life Shift」というこれからの将来的にはみんな100歳以上まで生きていく長寿社会になるという本を読んでいる。
なんかさ、世の中の平均寿命というのは年々伸びていってるらしくて、これから近い将来ではみんな100歳以上まで生きる超長寿社会が到来するんだとさ。それに伴って、みんな70~80歳ぐらいまでは普通に働く社会になるんだと。
そういう事だけ書いているとネガティブな内容に思えるかもしれないけど、新たな科学技術や医療の発展などで健康寿命が伸びていくのは、僕は慶賀すべきことじゃないか?と思ってる。
僕はさ、割と世の中の将来に関してはオプティミストなんで健康寿命が伸びるのならば長生きしてみたいのよね。理想としてはピンピンコロリで健康に生きて楽に死にたい。僕はインターネットの情報社会や宇宙開発の技術がどこまで伸びていくのかこの目で見届けたいんだよね。出来るんであれば自分も宇宙旅行とかしてみたいし、脳とネットを直接つなぐデバイスなんぞが出来たら恐る恐る使ってみたくもある。
でも、「Life Shift」でも書かれていることなんだけど、長寿になればそれだけ分、死ぬまでに自分の面倒を見るための資産が必要になるんだよね。今までの世代ならば年金制度とか社会保障で老後もゆうゆうと生きることができたけど、少子高齢化のこれからの社会では政府も自己責任で老後の面倒を見るように促している。
世の中ではFIREだとかいってセミリタイアをすることが流行ってたりするけど、あれだって運が良くないと無理だ。老後を逃げ切れるだけの資産運用をしようと思うと、それなりに実入りが良い仕事に勤めてないとならん。僕も一応、毎月コツコツ積み立てNISAだとかiDeCoで資産運用はしてますけどね、どうしようもない安月給だし老後まで積み立てを行っても貯蓄額は大したことにならんだろう。僕は定年退職後も働くつもりでキャリアは考えている。
別になんだかんだで働くのは好きだしな。人間関係でなんやかんや揉めたりしてるけど、これも喉元すぎればなんとやらってやつだ。僕は、現場で活かせる技術を学んだりとか社会貢献するのが好きなのである。FIREしたって暇で退屈してすぐに働きそうだし勤め人のまんまでよいかなって感じ。
これからの僕のキャリアとかも考えんとならんよな。
「Life Shift」とか今回のTogtterの記事などを読んで思ったけど、僕もこれからのキャリアをしっかりと考えとかんとな。
よんどころない理由で本当に僕はキャリアは破滅的になっちゃってるからね。かろうじて今まで現場仕事で学んできた技術で生き延びてるだけで、これで死ぬまで食えるかというと疑問である。「Life Shift」ではセカンドキャリアという言葉を使っていたけど、一生のうちに学生の時期だけでその後のキャリアの勉強をして、その後一生同じ仕事で食えるというのは難しいらしい。技術に関わらず人間関係とかの無形の資産も、定期的にメンテナンスしないと陳腐化するからな。
世の中の潮流とかを見てたらわかるけど、IT技術の発展や機械学習の発展など、人間の仕事というのはどんどん機械に置き換えられていってる。そんな中で機械に置き換えることが不可能な仕事や他の人が真似できないようなスキルを身につけるのが大事だということは「Life Shift」で学んだ。生涯を通じて学び続ける姿勢とか、他の人の良いところを柔軟に受け入れる姿勢というのは必要不可欠だね。