
AIは人間の文章を書く文化をどう変えるか?
今日は夜、飲み会なんすよ。だから今日もブログは音声入力で書こうかなと思ってる。音声入力ってやり方すごく簡単で、スマホに向かって適当に5分くらい喋り続けると、2000字くらいにはなるんですよね。
で、それをLINE AI NOTEっていう文字起こしツールに放り込むと、テキストができる。そんで、それをiPhoneの共有でChatGPTに投げてちょっと文体を整えたら完成。だいたい15分くらいで1本のブログができるから、自分にとってはかなり革命的なブログの書き方なんすよね。
こういうやり方についても、どこかに書き方としてまとめて残しておきたいなって思ったりもする。需要もありそうだし、それ自体がブログネタにもなるし。ただ、こういうやり方に対して反発する人もいるんじゃないかなって思うところもあって。
ブログ書いてる人とか、たぶんそうだと思うんだけど、みんな自分の文体とか表現の仕方にこだわりあると思うんすよね。自分も実際そうだし。だから、AIにあまり文体はいじらせないで、喋ったまんまの内容をそのまま出力するようにしてる。
AIでライティングすること自体には、いろいろ考えるところがあるけど、AIの文章をそのまま投稿すると、やっぱつまんなくなるなって思う。最近、ネットでもAIの書いた記事とかよく見るけど、内容が整いすぎてて、逆に面白くないんだよね。例え話とかにリアリティがないというか、当たり前すぎる例えで、ちょっと味気ない。
結局、人間が書く文章って、身体感覚が伴ってるから、変な例えとか、ちょっと外れた言い回しとか、そういうのが出てくるわけで。そういうのが文章の味になるんだろうなって思う。例えば、日々の習慣のこだわりというのが、納豆には刻んだネギとしょうがを必ず入れることだったりとか。特にブログとか日記ってジャンルでは、そのへんがより重要だと思ってる。
だから、自分はこの音声入力のやり方が、AIに全部任せるんじゃなくて、人間の書く感覚に寄ったスタイルかなと思ってる。いちおうプログラマーだし、AIも仕事ではめちゃくちゃ使う。実際、コーディングでもGitHub Copilotとか使って、かなり自動化してるし。
AIが人間の仕事を奪うってよく言われてるけど、たぶんプログラマーとかライターとか、そういう職業はその筆頭だと思ってる。ランサーズとか見てても思うけど、今やアフィリエイトの記事はAIに書かせて、人間が校正するってのが主流になってて、人間がゼロから全部書くって仕事はかなり減ってる感じがする。
たぶんこれからは、AIを使って書くのが普通になってくると思うし、AIは人間の筆記ツールのひとつとして定着していくんじゃないかなと。いいか悪いかはともかく、これは「書き方の進歩」だと思う。昔のワープロが出てきたときと同じで、AIで思考を補助して、認知を拡張して書いていくのが当たり前になっていくのかなと。
実際、音声入力でライティングしてみるとわかるけど、ちゃんと人間の思考とか書きたいことがあれば、細かいところはAIに任せちゃった方が楽なんだよね。そういう道具を使うこと自体を否定するのって、ちょっとラッダイト運動っぽいなって思ったりもする。便利なものがあるなら、使えばいいじゃんって感覚もある。
そもそも自分はAIに対してそんなに悪いイメージは持ってなくて、使えるならどんどん活用していきたいと思ってる。自分のブログのヘッダーに要約記事を出力する機能も付けてて、あれもChatGPTのAPI使って自作したやつなんですよね。
そんな感じで、AIは割と早い段階から使ってるんだけど、書き方の中にも自然と取り入れていくのはアリだなって思ってる。でも、全部をAIに任せることは、これからもたぶんしない。
自分が文章を書く理由って、ただ情報発信したいとか、人気を得たいとか、そういうんじゃなくて、自分の感じたことを言葉にして、自分の考えを深めたり、行動を振り返って成長を確認したり、あとはその文章を通して誰かとやり取りしたり、そういう目的なんですよね。だから、そこに自分の心が入ってないと、意味がないなって思ってる。
文明開化の時代の「和魂洋才」みたいなもので、魂は人間のものとして持ちつつ、技術的な部分では新しいものを取り入れて効率化していくって考え方の方が、自分には合ってるし、プラグマティックでいいなと思ってる。
この先、もっと新しい書き方が出てくるだろうし、そしたらたぶん自分はそれも試すと思う。そして、自分の文章もどんどん変わっていくと思う。それ自体が、自分にとっての楽しみでもあるし、新しいものを見つけることが好きなんだよね。