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小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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創作をやる理由を言語化してみた。

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創作をやる理由を言語化してみた。

創作論強化月間


最近は創作論強化月間中でございます。


火木土日はイラストを描くと決めているけど、これでモチベーションが保てるかは心配である。仕事のある平日は30分程度しか創作に向きあう事ができてないし、また難しい作品を手掛けようと企んでしまったのだ。今描いている作品がちゃんと仕上がるのかも心配だ。


創作者とはとかく不安になりがちであるが、創作が続いている人の特徴というのは経営者と同じで「根拠のない自信」だったりする。


自分は何かの習慣を続けることに関しては強い自信をもってるけど、絵を描いたりするような創作ではまたそのモチベのコントロールが違うのであるなと感じる。


今回のエントリーは、創作のモチベーションの捻出の仕方でも取り扱っていくとする。

モチベーションの源は何だ?


僕も絵を描いたり小説を書いたりする歴は長いんですよ。中学生ぐらいの時から何かを描いたり書いたりしている人生を送っているので、20年は何かを作ろうとしてきている。


まずは基本的なことだけど、自分が何のために創作をやりたいのかはっきりしている人の方がモチベーションが高いよね。


僕の場合、これが目標というよりは自分が見た光景だったりするんですね。子供のころに団地に住んでたんですけど、外の方に水銀灯があって、そこから漏れてくる茫洋とした光が綺麗で、光を水彩画に描きとろうとしてたんですよ。それを自分でやろうとしていたのが、自分が絵を描き始めたきっかけだったりします。


その頃は親も不仲で、自分ひとりで冬の寒い暗い部屋の中、ひたすら目に見える光景を正確に写し取ろうと頑張ってました。写真も撮ってみたんだけど、自分が理想としている出来にはならなかった。なんか、そういう虚ろで美しいものを表現してみたいってのが自分の創作の源だったりします。


なんとなく、元々の心象風景は暗いし、小説でも絵でも最終的に描いてみたかったのが、その時見た「空虚さ」だったりするんだけど、そこから何となく傾向はプラス転換しちゃってるんだけど、どうも根っこの方であるのがなんか薄暗い所にあるものなんですよ。美しくて、繊細で、壊れやすいものを留めておこうという意志の働きが強い気がします。

といっても、そこんところはプラス転換できてる。


まー、でも、一概に心の底に降りていくのが正しいやり方なのかは分からない。自分の原型を抉り出してみたところで、それに形を与えられるテクニックがなければちゃんとした作品にはならないのですね。


僕が思う所に、夢もトラウマも似たような傾向がある概念で、本人の意思とは関係なく目標に向かって行動させられてしまうというのはある。夢がプラスかというと、本人の意思にかかわらず一つの事をやり続けなければ気が済まなくなるという点では、手を洗い続けるPTSDの強迫観念などとさして変わらんだろう。


どうも、自分が抱えている心象風景というのは暗くて、鬱々として、孤独感がごちゃまぜであったりするのだけど、それを美しいものに変えていこうみたいな心の動きが働いているのはある。


どうやら、中学・高校生ぐらいには自分の暗い性格に悩んでいて、それで大学も心理学を専攻したりとかしたんだけど、社会人になったあたりから自分の意志でマイナスをプラスに変換していこうと考え始めた気がします。

真正面から向かう必要はないのかも。


しかし、こういう心に深く刻まれてる記憶というのはいずれちゃんと向きあわんとならんのか?とは気になるところである。今描いている絵とか小説とかは、ハッピーエンド至上主義だったり東方の二次創作だったりするのだけど、小説でも自分が前々から考えていたオリジナルを書こうとしたらあからさまにメンタル調子崩しましたからね。


僕はこの闇の部分は先送りして目を背けているけど、まぁそれでも良いのか?と思ってる。というか、恐らくその部分が癒されてしまうと創作やろうというモチベーションも消えるはず。


そこんところは心をドライブさせる燃料だけにして、心の表面で出てくる動きをコントロールして美しい作品に変換できれば良いのか。どうもこの部分はよく分からんのですよね。人生経験を積めば、この課題の解決方法が見えてくる気もするが、小手先ではないだろう。


ただ、真正面から立ち向かおうとすると目がつぶれる。うまく内容を転換して、自分が納得する表現を目指す必要があるのだろう。

まとめ


なんか随分と湿っぽい話になった。こういう創作をやる原型に近いところをはっきりさせておけば、書くモチベーションも上がるかなと思っての行いであった。


どうも、人生の課題となる部分も多分に含まれているようであり、これはいつか解決しなければならない問題であろう。こういう課題を昇華させてしまうのが自分の人生の目標に通ずる部分も無きにしも非ずだ。


いまだ自分の目標達成に向かう道は半ばだ。ビジョンを高めて、テクニックを磨いていけば、自分が見えていたものをはっきりと写し取ることができるのか?と考え続けている。あの時、見えていた光景を、イラストか小説か、いかなる手段かによって描き出すために創作はやってますね。

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