超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

Awarefyの無料セミナーに参加してみた。

f:id:yuki_2021:20210922223511p:plain

Awarefyの無料セミナーに参加してみた。


今日は19時半からAwarefyのオンラインセミナーがあったのでそちらに参加してた。Awarefyというのは認知行動療法に基づいて作られたメンタルヘルス対策のアプリで、僕は3ヶ月ほど使っている。以前、このブログでも紹介している。紹介しているのは下記のエントリーになる。


www.ituki-yu2.net


実際、3ヶ月ほど使ってみてメンタルヘルスに改善が見られるか?と問われると、結構、この3ヶ月間ってメンタルヘルス的に壮絶にストレスが押し寄せてきた期間だったんだけど、落ち込んで再起不能にもならずになんとか気分の良い日もあったりするのは、このアプリのおかげだったのではないか?と思う。


今回参加したオンラインセミナーでは、アプリをどうやって使うのかという風な基本的なことを教えてくれるような内容でしたね。このアプリはちゃんと習慣的に記録を付けることで、今、自分の調子がどんな具合なのか客観的に理解したりとかそういう風な効果を得られるのだけど、そもそも記録を付けることが長続きしない人が多いっぽいことをセミナーの人が語っておられたね。


このアプリには「感情メモ」といって、何か感情が動いたときに起きたことや感情の強度と種類、どのように思考したかなどを記録するメモがある。僕的な使い方としては、そこに何かネガティブなことが発生したときに何が考えているかメモをして、頭の中で同じことをぐるぐると考え続けないように、思考を書きながら考えている。


要するに、王様の耳はロバの耳的な使い方をしてるんですよ。ネガティブな感情の発生源と思考パターンを記録しておいて、たまに振り返ってみてそこの思考パターンに何か類似点が無いか読み返してみてる。また、週末には今週記録した感情メモの振り返りのグラフなどが届くので、今週の振り返りをやってみて現在のバイオリズムを推し量ったりする。


結構、このアプリを使い込んでみて気がついたことだったりするんですけど、不安とか怒りとかネガティブな気分って、気分が先にあって、そのネガティブな気分に適合した、不愉快になるための理由を自分の思考を探って見つけたり繰り返したりしてどんどん大きくなるんですよ。


何かマイナスな出来事が発生したら必ず不安とか怒りに押しつぶされるかというと、その時の気分にうまく対処できると、思考でネガティブな言葉や出来事のリフレインを止めることができて不愉快になる前に気分を切り替えることができるんですよ。そしてこの自分のネガティブな思いを検知するのに必要な練習がマインドフルネス瞑想だったりするんですね。


マインドフルネス瞑想で鍛えられるのは単なるリラクゼーションの感覚だけではなくて、自分の思考で今、なにを考えているのか検出する「メタ認知」の能力を高めることができるんですよ。メタ認知がちゃんと育ってない状態だと、何か不愉快な気分に苦しめられてるとしても、それがなにを思って発生しているのか気が付きにくいんですね。マインドフルネス瞑想で、何かあったときも内面の思考を検出して、気分を乗っ取られないように隔離したり手放したりする感覚が分かってくると、不愉快な出来事に思考をハイジャックされにくくなるんですね。マインドフルネス瞑想について詳細なことはGoogleから出た「サーチ・インサイド・ユアセルフ」によく解説されていた。


www.ituki-yu2.net


マインドフルネス瞑想も、朝出勤してオフィスに行く前の10分間と、帰ってきて夕食を食べる前の10分間で、音声ガイドなしの呼吸瞑想をやっている。音声が入るとかえって気が散って内面に集中できないんだよね。基本的なやり方が分かってたらこっちのほうが良い感じ。


今回のAwarefyの無料セミナーに参加して感じたことは、感情メモはネガティブなことばかり感情メモに書いてるけど、たまに何か良いことがあったらそれを記録するのも良さげではあるな。落ち込んでネガティブな感情に囚われている時に、ポジティブな出来事が起きた時の感情メモを読み返すと気分が治ったりするんですよ。ネガティブな考えにとらわれている時は、ぐるぐると同じ自己否定を繰り返したりするけど、そういう時にポジティブな思考のメモを読み返すと、ネガティブな気分に論理的に反論できるんですね。講師の方のおすすめで、チェックアウトのメモを書く時に一日一つ良いことを探して書いてみるのをおすすめしてたけど、それをやってみても良いかもしれない。


アプリの通知で色々とこういうオンラインセミナーのお知らせが届いたりするんだけど、無料のものも多いし、勉強にもなりますよ。このアプリは、認知行動療法の理論を知ってないとあんま効果がない気がしますから、使ってる人は無料セミナーに参加してみるのもよいかもしれないですね。

プライバシーポリシー免責事項