全ての人に適応できる仕事術はないもんだと思う。
今日は首の方に妙なしこりが見つかってしまい、それを緊急で精密検査をするために会社は休み。午前中は車の洗車をして、ガソリンスタンドで空気圧のチェックまでやってきた。
病院の受診は嫌だけど、午前中に洗車をやったのでそこまで気分は悪くない。僕にとって車の洗車は娯楽なのである。ちょっとコーヒーをタンブラーに詰めて、AirPodで音楽でも聴きながらやれはすぐに終わった。
車をピカピカにしておくと、朝の通勤時間も楽しくなる。今乗っているAQUAはまだ新車なので、ドライブをしていても楽しくて仕方ない。やっぱりハイブリッドカーは燃費が相当に良いので、ガソリンをあんまり入れないで節約をするのが楽しくて良い。
そういえば、年賀状イラストについては完成した。まだもうちょっと仕上げでいじりたいなと思うところであるが、なかなか完成度の高いイラストに仕上がったと思う。こちらの年賀イラストについては正月にブログで公開する予定である。
年賀イラストが完成したと言う事で、今年の個人的なプロジェクトについては完了である。ちょっと正月は親戚周りをしたり、初詣をしたりして過ごす予定である。生活で使うシステムの個人開発もしたい。
前に大五郎にMacBookを壊されてしまったので、アプリの開発環境も破壊されちゃったんだよね。ひとまずFlutterの開発環境をセッティングして、後は外付けHDDにTime Machineで MacBookの環境をバックアップしておこう。PCのバックアップというのは忘れた頃に必要になるしな。
出来ればプライベートのScrapboxを自動的にエクスポートしてAWSのS3にバックアップするシステムも作っておきたいんだよな。ほんと、開発したいシステムというのは無数に湧いてくるけど、この中から重要度や生活改善の度合いが大きなシステムを優先させないのならない。
来年はそういうタスク管理の優先度をしっかりと最初で見積もっておいて作業を開始したりとか、普段の生活の中でどんな風に仕事もプライベートも作業を進めていくかのシステム化に力を入れたいよな。
僕は座右の銘として「根性よりも仕組み作り」を採用させていただいている。結局、こちらの方が生産性を高めるのに役に立ってるので、来年はさらにそのシステムをブラッシュアップしていきたい。
仕事術って、ネットや書籍などを眺めていると無数にそういう効率化のためのフレームワークというのはあるが、それらの中から自分に合ったものを探すのもなかなか難しい。漫然のそういうノウハウを取り入れようとしても、結果的に効率を下げてしまう事も多い。
こういう生活の効率を上げるための「銀の弾丸」は存在しないというのが、僕の最終的な結論だな。僕も色々と方法を試して来たけど、こういうのは普段の自分なりの仕事のやり方を優先させつつも、新しい方法にもチャレンジしてみるという、抽象的な考え方しか言う事が出来ない。
というか、仕事術に限らずに全てのフレームワークを使う時の考え方に言えるのだが、何かこの方法を取り入れたから全ての問題が解決するようなフレームワークというのは滅多に存在しない。その方法を使うためにはローカライズしないとならなかったり、解決できる問題が限られているという事はよくある事だ。
例えば、タスク管理の方法であれば「GTD」というフレームワークがある。こちらは頭に浮かんでるタスクを全部アルゴリズムに従って分類していく方法であり、ちゃんと実践したのなら日々の生産効率を上げるのに寄与する。
しかし、GTDのやり方をちゃんと把握した上で、自分の生活の中に取り入れるのは相当にコストが高い。確かに考え抜かれて洗練されたタスク管理の方法ではあるか、GTDを始める時も全てのタスクを洗い出すために1日ぐらいは余裕のある日が必要だし、週次レビューのために毎週時間を掛けないといけないなど維持するためのコストも高い。
こういうのは他にはアジャイル開発のスクラムなんかもそうだなと思うが、ハマればすごい生産効率を高めるけど、そのフレームワークを定着させるまでのコストが高い問題がある。確かに論理的に考えればそうなのかもしれないけど、認知コストの高さやら実行する時の手数が多すぎるなどの問題で、使い物にならない仕事術というのは無数にある。
どうも、僕は長年こんなライフハック・仕事術界隈を観測して、なんとなくわかって来たのだが、その技術の導入コストまで考えられてない技法は未熟である。よいフレームワークであれば、試してみると「確かにハマるなー」という感覚があるが、理屈としては面白いけど使い物にならないライフハックというのは無数にある。
仕事の改善などを考える時の勘所なんだけど、始める前に自分が本当にその方法を実行可能か考えるのは絶対必要だと思う。無理であるなら既存の面倒な方法でも受け入れる事は必要だ。
僕は散々ノウハウコレクターとして遠回りしてきたので、その辺りの感覚は体感として身についてきた。こういうのは非言語分野のもので、実際に自分で色々と仕事術を試してみないと分からないのかもしれない。
これを言語化出来ると相当世の中の役に立つ文章だけどなーと思いつつも、僕もまだ道半ばなのである。来年もその辺りのことを考えながら仕事の改善に励みたい。
P.S. 首のしこりの検査結果は、粉瘤の化膿がひどかったためにリンパが腫れているだけとのことだった。特に治療が必要なものではなく、様子を見ようとのことである。ガンとかじゃなくてほっとした。