超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕は自分のために募金やボランティアをしてますね。

僕は自分のために募金やボランティアをしてますね。


平凡さん(id:hei_bon)がブログでなんぞ面白げな企画を紹介しておった。


hei-bon.hatenablog.com


いいなーと思った。僕も結構、社会の役に立ちそうなベンチャーにいくらか寄付したりとか、世の中で何か不幸な事件が起きた時は寄付をするようにしている。このブログでもPC版だったら右側にバナーがあるのを見れるかもしれないけど、たまに気が向いた時にクリック募金にもぼちぼちと時間を費やしたりしてる。ちょっとサービス終了してリンク切れしてるバナーもあるな。またネットからクリック募金のサービスを探して更新しとこう。


「情けは人のためならず」というが、僕自身、統合失調症で死ぬか生きるかの状況から福祉によって命を救われて社会復帰をすることができたので、こんな風に何か気になる募金などを見つけた時はできるだけ人助けをするようにしている。別に社会正義がどうこうみたいな大上段に構えたことをいうつもりはないのであるが、実際、自分がいつ人の手助けを受けながらじゃないと生きていけないような身体や立場に陥るのかは誰も分からない。こうやって社会の中で相互扶助の精神を育てていくのは自分の身を守るための作戦でもある。まぁ、僕もいまだに障がい者雇用で人に助けられながら働いてる状況であるし、自分の持ってる余剰リソースを募金などに回すのは自分のための生存戦略でもある。


人が募金してるのに対して偽善がどうこうみたいに言う奴は、ゲスの勘繰りしかできないくだらん奴なのだろう。僕もさ、あんま自分が障がい者であることを公言せずに社会生活を送っているけども、健常者の差別意識をたまに見聞きする時がある。ダイバーシティの考え方などはいまだに一般レベルでは周知されておらんのだなとガッカリする。短期スパンで見れば社会的弱者や障がい者のような力のないものを切り捨てていけば、作業効率などが上がるように見えるかもしれないが、長期の視点で見ると一つのパラメータだけにリソースを振っていると、環境が激変した時に種族全体が絶滅の危機に陥ることもある。そうならないようにマイノリティも含めて種の多様性を保っておくことは人間という種族全体のために重要なのであるが、そう言うのは説明が難しいしちゃんと理解してる人も少ない。


パレートの法則ってやつがあるけど、アリのような社会的生物の場合、二割の働き者のアリと八割の作業効率のよくないアリがいると観察しているとわかるのだという。この八割のサボり癖のあるアリを排除して二割の働き者のアリばかりを集めていけば、集団としての作業効率が上がりそうなものであるが、働き者のアリばかりを集めて集団を作ってもまたその中から八割はサボり始めるのだ。この八割の怠けアリというのは、組織にとってはバッファのような存在なのであるね。働き者の二割の中で欠員が出てくると、この怠けアリの中から働き始めるものが出てくる。このパレートの法則という奴は、組織全体の中で自然に余力を残してスムーズに自然環境に適応するための知恵のようなものであるよ。軍隊などの組織にしてもそうなのだが、100%の能力で普段から稼働していると緊急事態で対応できなくなる。普段は3分の1ぐらいの能力で稼働しておいて、いざというときのために余力を残しておくのは組織としても個人の考え方としても長く生き残るための戦略であるよ。


僕自身、社会の中の立場ではマイノリティの方ではあるが、なんとか社会復帰をして食える程度には稼げているので、必要以上のお金については投資に回したりとか寄付をするようにしている。「金は天下の回りもの」というが、僕は「生き金と死に金」と言う概念を信じている。


金を稼ぐためには会社に勤めて働いたりとか社会に貢献できる事業を立ち上げてお客様から代金を受け取ったりなどして受け取る。そしてその受け取ったお金のうちから生活費を取った後の余剰のお金をどのように使うのかという考え方次第で、幸せな人生が送れるのかどうかが変わる。企業の経営にしてもそうなのだが、余剰リソースについてはきちんと設備などに投資をするようにしておかないと徐々に売り上げが減って先細りしていく。これは個人の家計においてもそうで、金をひたすら貯金して溜め込んでおいたところで成長もしないし幸せにもなれない。守銭奴と呼ばれる人というのはちまちまとお金を溜め込んで必要なことにも使わない人だ。家計の中で余ったお金があるのならば、自己投資をするのでもいいし自分が考えた有益な企業の株を買うのでもいい。お金は活かして使うことで仲間を呼んでたくさん戻ってくる。


僕はそのような考えのもとで募金やボランティアをして社会貢献するのは自分にとって正しい生存戦略だと信じてる。情緒的な面でも、困った人を助けて感謝してもらえればそれはそれで気持ち良い。どっかの研究結果で読んだのであるが、時々ボランティアや募金をする人の人生の幸福度は高いのだという。幸せな人生を送りたいのであれば、騙されたと思っていくらか募金をしてみると良い。簡単に自己効力感が上がる。そんなこんなを考えたのであるが、まぁ、このブックサンタは那覇ジュンク堂でやることができるというので、日曜日にでもランチを食べるがてらに子供たちに本を送ってこようと思う。


追記 18:10


僕は気を抜くとこういう自分の理屈しか話さないから独善だと言われるのである。僕が書いたのは独善の見本市みたいな文章やね。偽善以上に独善は害悪だ。


んー、なんかさ平凡さんの記事を読んでワクワクしたのは、子供たちに自分の好きな本をお勧めできるってところなんだよね。単純にお金ばっかりを募金するよりは本を送れるというのは面白い。自分が子供向けで面白いと思える本をお勧めできる機会というのはなかなかない。僕自身、孤立しがちで孤独な少年期を送ってきた人間なので物語には相当に救われている。人間ってのはどんなに劣悪な環境でも自分の中に寄り添ってくれる物語があればそれを頼りに生きていけることがある。一冊の本との出会いはマジで人生を変える可能性があると思うし、曲がりなりにも創作で物語を書く人間としては物語をお勧めすることで誰かを救えたら面白いと思うのである。


僕がお勧めしたいのは下記かな。


梨木香歩著「西の魔女が死んだ
向山貴彦著「童話物語」


十二国記あたりも面白いかなー?と思ったけど、僕が物語を書いてみようかなと思い始めたきっかけの本などをお勧めしようと思う。日曜日にでも自分の読む本を探しがてらジュンク堂に行ってきて本を送ろうと思う。メリークリスマス。

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