超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ネットの情報を見るよりも読書を増やしたい。

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ネットの情報を見るよりも読書を増やしたい。

本屋で紙の本を買ってきた。


今日は午前中からコーヒー豆を買いに行って、そのあと昼食を外食して、ジュンク堂で本を買ってきた。今日は日曜日であるし、ブログも適当な内容を書いてしまうとしよう。


本を二冊ほど買ってきた。「ヤンキーと地元」(打越正行著)と「魂から心へ」(エドワード・S・リード著)だ。




「ヤンキーと地元」に関しては以前に「100分de名著 ディスタンクシオン」で紹介されていたのでちょっと読んでみたくなった。最近は資本主義で広がった格差社会がどんなものなのか気になっていて、色々と本を読んでみたりなどしてる。実際、日本でも格差社会というのは着実に進んで行ってるようであり、その社会学的な分析を読んでみて、自分も何か書けるのなら長文のテキストを読んでみたいなどと考えている。


「魂から心へ」に関しては、これは学生のときに読んでいて良い本だったので、文庫が出てたので手元に残しておきたくて購入。このエドワード・S・リードという人はアフォーダンスの研究をしていたのだけど、僕が卒論でテーマに選んだのもそれだったのでこの人の本は一通り読んでいた。このリードという方は力動精神医学の歴史などをよく研究していた人である。この「魂から心へ」という本は、心理学の歴史を語った本である。いままで形而上学では人間の考えたりしたり行動したりする原理に「魂」というものの存在で哲学や文学は論じていたのに対し、そこに心理学の研究が割り込んでいって「心」という概念を人類が生み出した経緯を書いてある本である。これ学生の頃に読んだときに結構スリリングで面白い本だと思ってたのだけど、高すぎる本なので図書館で読むほかなかった。最近、文庫がでたみたいなので購入。


最近は読書をどうするのか考える所があるよねー。紙で本を買うことはめったに無くなった。読書をするときはkindleの読み上げとかオーディオブックで通勤途中に読んでいることが多く、読書をする時間がほとんど取れないでいる。


平日は通勤時間で往復2時間ぐらいは車の中で過ごしており、眼と手は使うけど耳は暇をさせていることが多い。このときにオーディオブックで読書をしている。最近は読書のほとんどが耳からの読書だ。


ちゃんと目と手で本を読む読書もやりたいのだけど、平日はまったく時間が取れないし、休日も疲れを取るために外で遊びに出掛けていることが多いし、相対的に読書に費やす時間がないのよね。今日はそのことについてでも考えようかな。

ネットの情報に時間を費やすぐらいなら読書をしたほうがまし。


懐古厨と呼ばれても仕方ないんだけど、ここ近年のネットの情報ってどんどん劣化している気がする。なんか、ここ最近のコロナ禍に入って顕著なんだけど、政治やらコロナやらオリンピックやらで誰かがいつも炎上していてそれを吊るし上げる情報ばかりが目に入ってきて、ネットを覗いても不愉快になる一方でストレスがたまる。


twitterが原因かと思ってtwitterを見ることを辞めたこともあったんだけど、はてブとかはてなブログでもおんなじ感じでいつも誰かが不愉快な情報を垂れ流している。最近はできるだけ不愉快な情報が目に留まるのを防ぐためにRSSリーダーはInoreaderをつかってキーワードでフィルタリングするようにしているよ。


twitterに関してはリストを使っていてTLはここ数ヶ月みていない。ほかにも「おだやかtwitter」というchromeのエクステンションがあるのだけど、これを使うとtwitterから今話題のキーワードなどを消すことができるので、twitterをいらいらしないで眺めることができるようになる。


でもさ、結局の所、ネットを眺めているとどのみちコロナ関連の情報とかは目に飛び込んでくるのよね。自分は時事関係のニュースに関してはNHKの定時のニュースを見ていれば十分で、あとはどうでもいいと思っている。こういうノイズばかりを読まされて苛ついているよりは、ネットを見る時間を読書の時間に当てたほうがイライラもせずに知識も増えて良いのではないか?と思った。

まとめ


現代の情報社会って、情報の値段は無料に近いぐらいまで安くなって手に入りやすくなったけど、その分、ノイズが増えまくって、精度が高い正しい情報に関しては結局お金を出して手に入れないといけない状況になってるんだなーと思う。だから最近、図書館の使い方とか論文の読み書きについて興味が高いのだけど、ネットの浅い所に流れている情報は広告まみれだったり、どこかのイデオロギーがまじり込んで自分の勢力に引き込もうとする話ばかりだったりする。


ちゃんと確かで客観的に見ても歪んでない情報を手に入れようと思うのなら、結局の所、同じジャンルで複数の著者が出してる本を併読して自分の頭で考えるほかないのだろう。ネットの情報を読むぐらいだったら読書をやる時間を増やしたほうが良いのになーと最近は感じている。

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