
小説に感想をもらったりするのはほんとありがたい。
朝であるな。ブログ書いてくぜ。サクサクっと。
最近、どうにも頭痛が頻繁にくる。3日連続で続いてて、頭痛薬で抑えてはいるけど、なんなんだろうねこれ。痛みとしては耐えられないほどじゃないんだけど、頭を締め付けられてるような、きついヘルメットをかぶってるような圧迫感がある。そんな感じ。イライラしてきて、性格まで悪くなってくるのがまた困りものだ。
まあ、それはさておき、最近の楽しみといえば小説を書いたり、システム開発したりすることくらいだ。小説は1日1000字書ければ御の字って感じで、ちまちまと積み上げてる。いずれ10万字くらいになればいいなと思ってる。来年の3月に向けて、ハヤカワSFコンテストを狙ってるんで、それまでに間に合わせたい。
戦略としては、新人賞を狙って書いて応募。で、もしダメだったらKindleで出すっていう流れを想定してる。でもやっぱり執筆速度がなかなか上がらない。速く書けたら嬉しいんだけどね。数は打てても、自分が納得できない作品を書いてもしょうがないし。結局、小説を書くって自己満足の側面が強い。自分が面白いと思えるものを書かなきゃ意味がない。
だから最近は、自分の小説が世間に通じるのかどうか確かめたくて、Discordの執筆系スレッドに出入りしてる。批評したりされたりっていうやりとりをしてるわけだけど、SNS的なコミュニケーションには少し疲れもある。それでも、他の人の作品を読んで「おっ、面白いな」と思う瞬間はあるし、逆に自分の作品に感想をもらえるのは本当にありがたい。
作家って、作品を書いてる時はどうしても盲目になるから、他人からの指摘ってすごく大事なんだよね。見落としてる部分を指摘してもらえるのは貴重だ。そんなやりとりの中で、少しずつ自分の書くものが「読ませるもの」に近づいていければいいなと思ってる。
ニュースレターでも小説を投稿して、それにコメントをもらったりとかしてるけど、あれは本当にありがたいと思ってる。作者ってのは孤独なもんでね。他者からのフィードバックがなきゃ心が折れてしまうんだ。
売れて名声を得たいとか、そういうのは特にない。刺さる人に刺さればそれでいい。村上春樹も最初は自分の作品が受けると思ってなかったけど、試しに出してみたら案外ハマったって話がある。質を徹底的に上げれば、無視できないところまで行けるんじゃないか、そんな気もしてる。
執筆関係は40代からが脂の乗る時期だと思うし、小説家ってのは死ぬまでやれる職業だ。村上龍が言ってたように、小説家は「最後の職業」なんだろうね。文章書く技術さえあれば、たとえ死刑囚でも小説は書ける。すごい話だけど、実際そういうところがあると思う。
僕も、自分の考えをフィクションという形で外に出して、それに対する反応をもらってみたい。ブログでは日々いろんなことを書いてるけど、それだけじゃ伝わらない内面もある。だからこそ、小説として書き出してみたいと思うんだ。
思えば、中学生の頃から小説は細々と書いてたけど、本格的にハマるとは思ってなかった。昔は漫画家になりたかったし、絵も描いてた。でも漫画ってのは本当に大変な仕事だと思う。絵もストーリーも、自分で全部こなさないといけない。アスリート並みにきついよね。
小説家が楽とは言わないけど、少なくとも言葉だけで世界を構築する分、向いてる気がする。情景を言葉で描き取るには、集中力を徹底的に研ぎ澄ます必要がある。精神を削って削って、ようやくひとつの作品ができあがる。そういう作業だと思う。
それで出来上がった作品を誰かが読んでくれて、何かを感じてくれたら、それ以上のことはない。僕はつい自己満足で完結しがちだけど、いつか多くの人に読まれる小説を書いてみたい。そんな気持ちは、今でも確かにあるんだよね。