個人開発やりたいよねと思った。
なんか、個人開発やりたいよねと思った。昔から自分なりのアプリなりWebサービスなりを所有して一国一城のあるじとなってみたくはあったけど、Zennでアプリの個人開発をメインの仕事にしてる人の記事を読んでいてとくにそれを強く感じた。
プログラミングのスキルを持ってる人が技術に磨きをかけようと思うのならば、OSSのプロジェクトに参加していろんなプログラマと交流しつつIssueなんぞを解決していくのも悪くないけども、やっぱり自分だけのプロジェクトを管理してそれを一般向けに公開するというのは素晴らしいことじゃないかと思う。
一応、僕も仕事でFlutterを使ってiOSとandroidのアプリを両方開発することができるので、何か作ろうと思えばできなくはない。実現してみたいアイディアもいくつか持ってるし、生活をしていく上でめんどくさくてシステム化してしまった方が良い問題なんかを自分でプログラムを組んで解決してしまいたいと思ってる。
やりたいやりたいと思いつつも腰を上げられないのは、時間もないのも問題ではあるけどモチベーションの問題よね。こうやって何かをやりたいなと憧れてる時間というのは楽しいものの、実際に設計したりとかコーディングしたりすると長時間退屈な時間に拘束されてしまう。アプリ開発は楽しいことばかりでないのも分かってるし、アプリのバックエンドを作ろうと思うのならばクラウドサービスにいくらか課金もせねばならぬこともありうるだろう。
でも、なんか自分が開発したプロダクトを持ってる人というのはすごい憧れがあるんだよね。めちゃくちゃすごい人気のアプリとかでなくてニッチな分野であっても、自分のシステムを持ってる人というのは輝いている。自分が保守してるシステムを持っていて、一人でコツコツと毎日カスタマイズしてたりリファクタリングしてるような生活というのはかっこいい。
僕は昔からこんなふうな一人でコツコツと何かを積み上げていき、それが知る人ぞ知るコンテンツになってたりする隠れ家カフェのようなメディアとかアプリとかが大好きなんだよね。自分もそんなふうな感じでブログ運営とかはやってみたいなと思っており、ひとまず毎日更新をしっかりと続けることだけは気をつけている。ブログはまぁ続けることができてるけど、自分なりのアイディアを実現できるようなアプリも開発してみてそれをコツコツシステム運用してみる生活というのも憧れる。
別にバカ売れするアプリを開発して大儲けみたいな企みというのもないんだよね。ひとまずバックエンドの運用費用のため広告を入れたりとか、広告を消すためのサブスクなんかを用意する必要はあるかと思うけど、アプリを売るために大袈裟に宣伝したりとかそんなバズるための努力とかはしたくない。ひとまず、アプリをちゃんと運用していくために必要な分の運用費用だけ広告収入から得られたら良い。
このブログにしてもそうなのだけど、このブログにもGoogleアドセンスを設置してたりとか読んだ本に関してはAmazonアソシエイトで本を紹介して広告収入が入るようにしているけど、これはまぁドメイン代だったりはてなブログProの費用を稼ぐための仕組みだったりする。広告についてはなけりゃないで別にいいかとも思うけど、それなりにデザインなどをカスタマイズしたりいろんな機能を追加した上でブログを運用しようと思うと、どうしてもいくらか運用費用が必要になってくる。このブログの広告収入で得られるお金というのはほとんどが運用費用で消える。まぁ、SEOウケも狙ってないしバズも狙ってないようなブログであればこれぐらいが妥当なところであろう。
しかしまぁ、こうやってブログを運用したりとかしていると毎日いろんなことに気がつくことがある。ブログを毎日書くためには、それなりにいろんな新しい情報を集めるために情報収集もしなければならない。ときどきコメントやメールが届いたりするので、それに返事を書いたりして、いろんな人と交流する必要も生じてくる。
毎日更新するブログというのも一種の新陳代謝を伴ったシステムであるかと思うけど、こういうシステムを日々手入れしながら徐々に良くしていくために運用するというのは経験としておもしろいんだよね。システム運用をしているとさまざまな課題が生み出されてくるけども、それを解決するために色々と情報収集したりとか、コードを弄ったり誰かと交渉する必要があったりみたいな、システムをきちんと動かすために色々と頭を働かせるのが楽しいのである。
というわけで、仕事でアプリ開発を行っていることだし、自分で何かコツコツとシステム運用できるようなアプリを1つ作って、それを休みの日なんかに色々とカスタマイズしたりするような生活は楽しそうだよなと想像するのである。その前に人を集める必要もあるかもしれないけど、自分が使っていて便利なアプリであればまぁ良いかと思っている。今やってるイラストを描くのが終わったら、何かそういうアプリの開発にでも着手してみようかな。
