
長編小説を書く型を身に付けたいものだ。
今日は日曜日。午前中はコストコに食材の買い出しへ行って、午後からは、個人系の書店に足を運んできた。そこでは、自作の『オンミョウデザイア』を置いてもらえるよう、ちょっとした交渉もしてきた。
このところ、自分のスケジュールをどう立てていこうかと考えていて、少し混乱もしている。今取り組んでいるのは、ポストモダンと異世界転生をかけ合わせた小説。まずは第一稿をラフに書き上げることが目標。アイデアの段階で全体像を把握しておけば、後から肉付けして完成度を高めていける。Scrivener3で流れを書き出して、ChatGPTなどで下書きを補強しつつ、最終的には自分の言葉で整える、というのが最近の書き方の型になっている。
本の書き方についても、そのやり方を体得しておけばあとは何度も出版を行うことができる。やったことがない作業を一からやるのは大変だけど、一度やったことについてはあとはルーチンだ。今の感じで、小説を量産する方法を身につけておけば、賞に出すのもkindle出版を行うのも数を打つことができるようになるだろう。
その次は、玲と真輝の物語の続きに取り組みたい。『ナナシノユウレイ』の後日談や、『イヌガミギフテッド』の出版も、そろそろ着手しないと、という感じ。やることは多いけれど、優先順位が決まっていないと、焦燥感ばかりが先に立ってしまう。プライベートな創作でここまで混乱するのは久しぶりだけど、それだけに、突発的に小説のアイデアが湧いてくる驚きもある。
今回の突発小説アイディア発生はビビったよな。まさかああいうとんでもないアイディアが突然降ることもあるのか。やっぱこういうのは普段から備えておかんとならんな。
小説を量産したい、という気持ちはある。副業として本を出すにしても、一冊だけでは到底稼ぎにはならない。何冊か出していって、その中に、普段ブログで書いているようなテーマをまとめた一冊があってもいいかもしれない。たとえば、病気や障害者雇用の体験をまとめるなど、ドキュメントとしての価値を持たせた本。
今日訪れた書店でも、そういう個人的な体験をまとめた本が多く、人気があるようだった。自分も、そういう方向の本を書いてみてもいいんじゃないかと思っている。構成の仕方も、小説と同じで、最初に章立てしておいて、あとから肉付けしていく。Kindle本のような長めの文章はまだ慣れていないけれど、書けるようになれば、表現の幅も広がる。
僕は圧倒的に話し言葉よりは書き言葉の人間なんだよね。書き言葉の方が自分には合っている。語るより書く方がずっと情熱を持って取り組めるし、それを個人系書店に置いておけるような形にできたら理想だ。年に2〜3冊出せれば、1冊500円でも、10冊20冊と積み重なっていけば、ある程度の収入になる可能性もある。
最近は、小説賞にも積極的に応募しようという気持ちになってきた。以前は、別に小説家になりたいとは思ってなかった。でも、一度電撃大賞に応募してみたら、賞を意識して小説を書くという行為が意外と面白くて、それで次々にアイデアが湧いてくるという新しい体験もあった。
やはり、書けるうちにどんどん書いておくこと。それが今後の土台になっていく。いつまで書けるかは誰にも分からない。だからこそ、今のうちに手を動かして、今以上の量と質の文章が書けるよう、自分なりのトレーニングを積んでおく必要がある。
文章は、書けば書くほど、書けるようになる。構えずに、まずはアイデアを書き出すこと。そこから始めていくことが大切だと、僕は毎日のブログ更新から学んだ。今回の小説で、長編小説の書き方の型も学んでしまい、作品を量産できるようになればいいなと思うところである。