超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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偏りなく世の中の世論を情報収集する方法を知りたいものだ。

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偏りなく世の中の世論を情報収集する方法を知りたいものだ。


今日寒かったね。多分、ムーチービーサだな。ムーチービーサというのは、沖縄では1月ごろに子供の成長をお祈りするために月桃の葉で包んだ「ムーチー」という餅を食べるのだけど、その頃に丁度寒波が来るという言い伝えがあるのだね。ムーチービーサが過ぎたらそろそろ暖かくなってきて、寒緋桜が咲き始める。もう、名護の八重岳辺りでは桜が開花し始めているみたいだね。


今日はネットで見かけた記事を取り上げて軽く私見を述べさせていただくかな。今日紹介する記事はこちら。


toyokeizai.net


新聞がどんどん衰退していってるぞーみたいな記事。まぁまぁ分かりきったことではあるけど、実際にこうやって統計で示されてしまうと本当に紙媒体のメディアというのは終わりつつあるんだなーと納得してしまう。


上記の記事で書かれているのは単に新聞が衰退してるぞーという事柄だけではなくて、地方紙などがなくなってしまって新聞がなくなってしまう地方では、地域の政治や行政などを監視する目がなくなってしまう一種の無法地帯みたいなもんまで発生する事について書かれている。


僕的な私見としては、単純に紙からネットに媒体を切り替えなかった新聞社の営業努力のなさの問題が大きいんじゃないかなー?といった感じ。ちょっと仕事で出版業界の内情とかも知る機会があったのだけど、今は紙の雑誌とかは本当に売れなくなっていて、いろんな雑誌がどんどん廃刊になっている。ほとんどの人たちはスマホを持っているし、消費者はあえて紙媒体で情報を調べるインセンティブが存在しない。


僕自身、日常的に読書をするための書籍は、できるだけ電子書籍の方が好ましいと思っている。本をめくっている感覚とか、直感的に情報にアクセスできる紙媒体なりの良さというのは存在するのだが、紙媒体の書籍はあまりにも場所を取りすぎる。僕も大学生ぐらいの時は、自宅に本棚三本ほど持ってたのだけど、今ではほとんどの本をkindleで持っている。やっぱり電子書籍は場所を取らないというのが一番強い。とっちらかる紙書籍は、読み終わったあとにブックオフに売りに行く手間などを考えると、もう面倒くさくて考えられない。


新聞にしてもそうだろうなと思う。僕もかなりの情報ジャンキーであるためにニュース情報などは読み漁るけども、紙媒体の新聞はほとんど読まない。ただまぁ、ニュースなどの情報収集で注意点があるのだけど、ネットニュースだけで日常的な情報収集を済ませようと考える場合、twitterなどのSNSだけを使ってやろうとするのはオススメしない。SNSを流れている情報というのは、その人がいいねした内容などをアルゴリズムが読み取って、読者が見たい情報しか流れてこないようになっている。これをフィルターバブルというのだけど、ネットだけで情報を集めようとすると偏った情報しか集まってこない。


自分も以前はSNSの情報だけを集めて世の中を理解してるつもりになってたのだけど、こりゃまぁ偏った世の中の一面しか見れてなかったのだなと、なんやかんやあって気がついた。僕が新聞社などが存在する意義として考えているのはこういう所で、世の中の幅広い情報を取材して整理して、理解するための一定の基準を決めてくれるという役割はやっぱり重要。


僕はこういう現実世界の世論を理解するための方法として、家事や通勤をしながらNHK RADIO NEWSやその他のニュース系ポッドキャストの定点観測を行うようにしている。僕が主に聞いているポッドキャストは「NHK RADIO NEWS」「琉球新報ラジオ部」「海外ニュースがすぐ分かるAFP BB NEWS」「荻上チキのSession」「ながら日経」を毎日更新されたら聞いている。


ニュース系ポットキャストの定点観測で世の中の平均的な世論がある程度、理解できているのならそこまで極端な偏り方はしないかな?と思うけど、僕の挙げたポッドキャストの種類をみて分かる人には分かるとおもうけど、結構、リベラル寄りであるんだよね。NHKに関しては右寄りからは左寄りと叩かれて、左寄りからは右寄りと叩かれるのを見かけるからおそらく中道なのだろう。だけど、大概の人たちは自分のポジションが中道だと思い込んでるけど、大概何かが偏ってはいるんだよね。


僕もいろんなところで偏っているのだろうけど、なるべくならば視点は平均値に合わせておいて、そこから独自の切り口で物事を述べられるとかっこいいので各種メディアの定点観測は続けていこうかと思う。新聞社は、その情報収集能力と分析能力を生かして、紙媒体以外のメディアでも一定の定見を広げていけるのが生き残る道ではないか?と思いました。

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