超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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上手い文章を書いてみたいよなー。

上手い文章を書いてみたいよなー。


このブログは図書館で書いている。最近は週末は図書館でPCを持ち込んで、週報を書いてたりとかブログを書いてることが多い。基本的に自宅だと色々と眠気に襲われたりして時間をムダにしてしまうことが多いので、休みの日はカフェや図書館に出向いて趣味のプログラミングとか小説執筆のために時間を使うのは良い考えであろう。


さて、今日は何を書こうか? 最近、僕は情報収集の方向性というのを変えている。今までは隙間時間にRSSリーダーなどでWeb上の面白げな記事などを読んではてなブックマークにクリップしたりする情報収集をやってたけど、最近は隙間時間があればスマホKindleアプリで読書をやるようにしている。


あと、自宅でも毎日10分ぐらいは時間を作って図書館から借りてきた本を読むようになっている。この歳になって殊勝にも勉強に目覚めたなどという事ではないが、どうにもいろんな人の書いたはてなブログの記事を読んだりとか、マストドンでいろんな人のTootを眺めてたりすると、自分の薄っぺらさに気が付かされたというのはある。


僕は最近、新しく読者になるためのブログを探すための経路としてはWebサービスとしてのはてなブログのトップページを読んでることが多い。


hatenablog.com


こちらの方でははてなブログの編集部が選んだオススメのブログなどが紹介されてることが多いのだけど、なんというか文章力がぱねぇブログというのが多いのである。プロのエッセイかと思わせるぐらいに読ませてくる文章を書いてるエントリーが紹介されていて、それを読んでみて僕は感心するとともに嫉妬心がむくむくと湧く。


僕は別に自分のブログで書いてる文章というのは文章力で読ませることを意識して書いてる文章ではないのだけど、これだけ長年毎日更新を続けているのであれば、文章力というのは多少は鍛えられてるのではないかなという自尊心が微妙にあるのである。プロとは競い合うには全然力量が足りないにしても、素人としては多少は読ませる文章を書くことができてるのではないかと自負心があったのであるね。


でも、全然井の中の蛙よなぁ。はてなブログの世界だけでも半端じゃない文章を書いてしまう書き手というのはたくさんいる。上手い文章の書き手が書いた文章を読むと、明らかに脳内に想起されるイメージというのが綺麗なんだもんな。僕の書いた文章というのは中途半端にお役立ち情報というのを組み込みすぎというか、書き手の見栄みたいなもんが見えるなー。


ブログで文章を書くというのは、必ずしも文章力の向上ばかりを目的にして行われる事ではないけど、自分の頭の中に浮かんでるイメージを解像度を高めるような文章力というのはすごく欲しい。元々、僕がブログの毎日更新を思い立った理由も、小説で書く文章練習のために始めた事である。毎日更新ばかりが目的になって文章のクオリティを犠牲にしてしまうというのはあんまりよろしいことではないだろう。


なんかさ、自分の文章を読んでも情報を消費するためだけの文章というか、情感を伝えるために書かれるエッセイ向けの文章というのもちょっとは書いてみたいんだよね。いまいち、僕は情報のインプットにしても即物的な情報ばかりを摂取してるのじゃないかって感じがする。よくよく思い出してみると、ここ最近はほとんどエッセイや小説を読まずに実学系の本しか読んでなかった。あろうことか暇つぶしに自己啓発本みたいなものばかりを読んでいたのである。そりゃ、インプットする文章が浅いんだからアウトプットする文章も浅くなるはずである。


今月の4月13日に村上春樹氏の新刊「街とその不確かな壁」が発売された。僕も早速、購入して冒頭の部分を読んでみてる。



村上さんの文章を読んでみて思うことは、村上さんの文章というのは短い文章の中でも脳内にイメージを想起させる力というのが半端ないのである。確かに村上さんの本を読めば異世界に飛ばされて、そしてその物語世界を旅して何か本質的なものを得る経験をしちゃうのがすごいのである。


とにかくさ、僕は自分の書く文章というのが水増ししたカルピスのように薄いと思ってるのよ。村上さんの文章の情報量というのは多い。僕も文章を書くときはできるだけ何かの質感を含んだ文章を書いてみたいと思ってるんだけど、僕が文章に含めてる情報というのはなんかデジタル的というか、小説で言えば設定を説明する文章しか含まれていないように思うのよね。僕がこれから身につけたいのともうのは、情景を描き出すアナログ的な文章力が欲しいと思っているのである。


こりゃ、僕の創作とかにも言えることであるけど、構造的に物語るやり方を覚えちゃったもんだから、キャラクターとか世界観が記号的なんだよね。そりゃまぁ、書いてるのがキャラクター小説なんだから記号的なのは仕方ないとは思うけど、いまいち子供っぽく見えてちょっと背伸びしたいなーと思うんだよね。いずれは純文学作品にもチャレンジしたい。

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