超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

創作やるんであれば揺るがない自分軸みたいなもんは必要よね。

創作やるんであれば揺るがない自分軸みたいなもんは必要よね。


今日の午後はすっかりバテてしまって仕事どころじゃなかった。精神状態が疲労困憊という状態で、作業が一切手につかない状態。何が原因かなー?と考えたときに、最近運動不足で体力がないことも考えられはするけども、やっぱカフェイン中毒なのが一番の原因じゃないかなー?と思うんだよね。


今日、通販で購入してたコーヒー豆が届いたので、自宅で豆から挽いて5〜6杯分ばかしコーヒーを飲んじゃったのよね。僕はかなりの強度のカフェイン中毒であるが故に、それぐらい飲んでもその時点では何か副作用みたいなものは出てこない。でも、monsterみたいなエナジードリンクを常飲している人たちなら分かると思うけど、カフェインって飲んだその時は疲れが飛んだような気がするけど、実のところ疲労を先送りしてるだけ。しばらくは元気が出た感じがして行動する事ができるけど、後になって蓄積した分の疲労が一気に押し寄せてくる。


僕のカフェイン中毒はすでに常習者の状態なので、今からカフェインを抜くとどんな副作用が出てくるか分からないけど、後になってぶっつぶれるほどのカフェインは飲まない方が良いだろうなーとつくづく感じたよ。日常的にカフェインが入った飲み物をガブガブ飲みまくっているけど、できればノンカフェインの飲み物に切り替えた方が良いかなー?と今日は感じた。なんか、コーヒーの代わりにオフィスで飲めるようなドリンクを考えて参ろうかなと思う。


さて、今日は何を書こう。ちょっと日中にtwitterを彷徨ってると面白い記事を見つけたのよね。創作関係の記事だけど、これはよかった。


www.pixivision.net


カレー沢薫先生が創作に関する悩みに答えているのだけど、必死こいて作った作品が同じジャンルの落書きにあっさりブクマ数抜かれたみたいな、あるあるっちゃよくある悩みに答えている。


僕もまぁ、創作者の端くれというか、絵も描くし小説も書く。それでそれを創作SNSに発表して零細ながらも同人物書きみたいなことをしているので、その相談者の苦悩みたいなもんはよーく分かる。創作SNSなんぞを眺めていると、明らかに自分が作った作品よりは技術的なレベルも低いしクオリティも大したことないように思われる作品が、何故かバズを引き起こしているケースに度々ぶち当たる。こういう事態に出くわすと自分の中に潜む満たされぬ承認欲求がぐずぐずと疼き出すのである。


カレー沢先生はこういう承認欲求による疼きみたいなもんに関しては、「「劣等感に苦しまずに創作したい」というのは「健康的に覚醒剤をやりたい」と言っているようなものです。」とスッパリと切り捨てている。まぁ、創作SNSに作品を発表する目的なんてものは、「自分の優れた作品を他の人に褒めてもらいたい」みたいな承認欲求に駆られてやるもんだし、そこで自分よりも褒められている人を見かけたならば劣等感で苦しむのも普通なもんである。


別に創作やってれば他人と比較して劣等感を感じたりするのは普通なのだけど、問題なのはその感情に負けて筆を折っちゃったりするようなケースである。劣等感をバネにして、創作の練習に励んでもっと良い作品を生み出せるような正しい努力ができるようになれば良いのだけど、世の中にはそういう素直な精神性を持った人ばかりではない。劣等感で心が折れてしまって2度と作品が作れなくなることもある。自分が創作できなくなるだけならまだマシで、他の人の作品に酷評をつけて他人の筆を折ることを生き甲斐にしてしまうような闇堕ちをしてしまう奴までいる。


で、上記の記事の中でカレー沢先生が言ってるのだけど、こういう創作SNSとかでバズを出してるような人というのは運もいいけど努力もきちんとしている人なのよね。何度も回数を積み重ねて作品を投稿して、それでどういう作品が万人に受けるのか?という多くの人が喜ぶ勘所をきちんと掴んでる作者だからこそヒット作を出す事ができるのである。看板だけで評価されてるように思える創作者であれど、その看板を得るまでには相当な努力をしてきているのである。


とはいえ、努力をしている奴がみんな評価されるように創作の世界はできてない。たとえば小説家になるために必要な要素はなんですか?という質問に対して村上春樹の答えは、「何がなくともまずは才能」みたいな答えを返していた。僕も絵描きのキャリアは20年近くなんやかんやとやったりとか歴史だけは長いけど、そこらの高校生の絵師の方が僕よりもずっとうまい絵を描く。他には運や環境も絡んでくるし、努力だけでなんとかしようとするには理不尽すぎる世界である。


こういう理不尽すぎる創作の世界で続けてやっていくには、自分なりの理由をしっかりと見つけておく必要があるよなーと思う。カレー沢先生の答えでは、作品を出すスパンを早くすることで自分なりの看板を手に入れることなどを推奨してたりするけど、それだけではないだろう。僕の場合は、何はともあれ自分の作品が死ぬほど大好きなのである。自分大好きのナルシストと笑わば笑えであるけど、僕の創作する理由というのは自分が読みたい作品を書くためという風な理由なので他人の評価では揺るがない。創作やるんであれば自分の軸をきっちりと確保するための期間というのも必要なんじゃないかな?と思いますけどね。

プライバシーポリシー免責事項