毎日ちょっとずつ改善してると、一年後には複利ですごいかも。
最近は車を買ったので通勤時間が楽しい。AQUAのようなハイブリッドカーというのは、燃費を良くするための走り方にコツがあるらしく、それを研究するのがなかなかに面白いのだ。Youtubeなどを検索してもその手の動画はたくさんあるであるし、それを見ながら色々と工夫する生活というのは、僕の好みである。
久々に日々の改善に対するモチベーションが上がってるよね。ここんところ、体調やメンタルの調子は安定してたのだが、どこかマンネリという雰囲気が漂っていた。でも、最近はコストコに行ってみたりとかハイブリッドカーを買ったことで、少しでも生活の中で節約をしようという機運が高まっている。
僕は家計簿をつけるのには、マネーフォワードを利用している。毎日夜にパソコンの前に座った時には、マネーフォーワードでの今月使ったお金などを確認して、使いすぎてないか気をつけるようにしている。家計簿をつけるのには手作業でやってた時期もあったが、最近はキャッシュレス決済やクレジットカードと紐付けてマネーフォワードで確認することで、全自動で家計簿を作ることができている。
ここんところの、生活を良くするためのちょっとしたコツ的なものが大好きである。たとえば、昔から言われている生活を良くするためのテクニックとしては、食洗機・ドラム型洗濯乾燥機・ルンバを買えというのは良くある生活改善ネタかもしれない。
実際、僕は食洗機についてはやってるけど、ドラム型洗濯乾燥機とルンバについては購入してない。食洗機については、夜に皿を洗う時に食洗機に全部突っ込んで回せばいいだけなので、手で洗うのと比べるとすごく時短になってることは分かる。なので、ドラム型洗濯乾燥機やルンバについても一定の効果が得られる生活改善家電なのだろうなーとは思う。
ドラム型洗濯乾燥機については、次の冬のボーナスが出たら購入しようかなーと思う。僕は母親が介護が必要なので、僕が仕事をやりつつも家事もやってるのだけど、洗濯については夜に風呂に入る時に朝に回るように予約洗浄をして、そして朝に出勤する前に干すということをやっている。これが干す手間がなくなるだけで相当な時短になるだろう。これはかなりの生活改善だ。
生活の中で改善した方がいいアレコレというのは、リストアップして定期的に見直す必要があるかもしれないな。それをソリューションで解決できるのであれば、淡々と生活改善をしていくのがいいだろう。生活にかかる費用であるとか時間については改善するようにしないと、リソースがいくらあっても足りない。
こういう、カイゼンについての心構えというのは僕は秋本治先生の「秋本治の仕事術」がすごく勉強になる本だったなーと思う。
こちらの中では、こち亀を40年もジャンプで掲載し続けてきた秋本先生がどのように仕事で時間を作ってきたかなどの仕事術が書かれている。タイムマネジメントについての考え方なども書かれており、とても参考になる本だ。
タイムマネジメントについては当たり前すぎて最近では見過ごされてる方法かもしれないが、「隙間時間を集めて大きな時間を作り出す」というのは身につけるとすごいレバレッジの効いた時間管理術になるのではないかと思う。
これは秋本先生は町工場でのカイゼンを参考にして思いついたことである。町工場ではなん度も繰り返しをやる作業の中で、ロスになる行動は全部無くすようにする。今までは道具箱の中に工具を納めていたのだが、そこから工具を探すのが時間のロスであると気がついた。工具を探すのが5秒程度のロスかもしれないが、これが100回200回と繰り返しているうちに大きな時間のロスになる。なので、町工場では工具を壁に吊るしてその時間ロスを無くす改善をした。
これは僕らの生活の中でも適応できる考え方だ。日々の生活の中で、見過ごされていた小さなロスを改善することで、これが毎日の積み重ねの中で大きな改善になることがある。日々の習慣を見ていると、毎日朝起きるとスマホでSNSを見てしまうなどの習慣をなくしてしまうと、それに伴う心的エネルギーの消耗、時間のロス回避などを積み重ねていき大きな成果になるかもしれない。
世の中で大成功してる人って、無論、才能や努力もたくさんあるのかもしれないけど、こういう小さな積み重ねに気がつく人ということが多い。どれだけ才能がなくて、悪い環境に置かれてる人でも、目の前の問題を一つづつ改善して一日0.1%でも良くしていったのなら、長い期間ではそれは気が付かなかった人との大きな差になる。これは次の数式で表すことができる。
1年後の改善度 = (1 + 0.001)^365 ≈ 1.44
つまり、一日0.1%の改善を続けていくと、一年間では約44%の改善ができるのである。
仕事ができる人というのは、そこの複利の勘所というのをよく理解してる印象がある。これは業界とか職種とか関係なくて、仕事や生活の中にある小さな改善点に気がつけるというのは、大きな利点であると思う。
僕も願わくばそうありたいと思うのだが、いまいち勘が悪い。でもまぁ、コツコツと積み上げることの重要性というのは体感でわかっているので、始めることと続けることかなーと思っている。