超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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これからの人生の働き方も考えねばならぬな。

これからの人生の働き方も考えねばならぬな。


最近は随分と思考のリソースが小説に持って行かれているが、それでもひとまず働かねばならぬので仕事中にメモ帳をかたわらに開きつつ仕事をしている。この創作熱が収まるまではずっとこんな感じであろうし、これはこれで楽しいであるのだが他の生活全般がめちゃめちゃになってくるので長く続けてもいいことはない。


どうも、春先になってメンタルの調子も落ちてきているようであり、他の人と話していてもネガティブな発想が浮かびがちでありあんま調子も良くない。どうも以前調子が悪い時は、転職しなければならないという強迫観念にとらわれてブログでも大騒ぎしていたけど、しばらく時間をおいて考えてみたもののやはり今の職場で定年まで働き続けるのは難しいだろうなと思ってしまう。


別にこの会社は働き続ける条件としてはそれほど悪くもないのよ。僕は障がい者雇用であるけどきちんと安定して働けるようになるまで合理的配慮はしてもらったし、仕事は必ず定時で帰ることができるし給料もちゃんと生活できる程度にはもらう事ができる。しかし問題点があるとしたら、やっぱりストレッサーの同僚である。


この人は完璧に自分を侮っていて、辞めさせないとならないと考えているのかわからないけど、他の人と自分の扱いを区別している。他の人は褒めたりとかして評判も良くて仕事もできる人なのだけど、自分に対してだけは当たりがキツくて僕だけこの人に怒られたりする。お陰様で、仕事をするときの心理的安全性が徹底的に損なわれており、仕事のモチベーションも微妙。仕事のやる気が起こらないし、働いていてもあんまり楽しくない状態。


どーすっかなーって感じだよね。色々と以前、不調だった時に転職活動を色々としてみた感じであるけど、働き続けるのもしんどいではあるけど転職活動もなかなかに茨の道といった雰囲気であった。僕はすでに40にもなるし、健常者であっても転職活動は辛いのに障がい者雇用で今と同じような仕事を探すというのは、不可能とは言わずとも針の穴をラクダを通すようなものって感じであるな。


この時に転職市場で自分の価値の相場感をなんとなく掴んでみたけど、今の仕事が嫌だからといって焦って転職すると間違いなく失敗するなということはわかった。障がい者雇用で5年以上もアプリエンジニアとして働き続けられるのは、人材としては希少価値があるけど、希少すぎてその需要がないって感じ。障がい者雇用にこだわらず一般雇用も視野に入れて企業を探せば働ける場所は見つかるかもしれないけど、どうにも僕は配慮してもらわないといけない軽微な障がいというのは残っており、一般雇用のフルタイムで配慮もなしに働くと病気を再発させる恐れがある。


最近、行き帰りの通勤時間に「仕事2.0」という本を読んでいる。



この本で書かれていることは、現代日本の雇用環境では終身雇用制やメンバーシップ制での一生涯同じ職場で働くという働き方が徐々に終わりを迎えている。これから現代で働く人たちは「変身資産」と呼ばれるような今までと同じ働き方とはまったく違う考え方をしたりするスキルを身につけたりして「ポートフォリオワーカー」と呼ばれるような自分のできるスキルを使ってプロジェクトごとに企業と雇用契約を結んだりする働き方をしていくのが主流になるというような主張であったな。


こりゃまぁ、NewsPicksの編集部が出版した書籍であるからわりかし意識高い系の人たちの主張が含まれているんだろうなーと一応色眼鏡をつけて読んでるけど、最近、日経新聞などを読んでいても終身雇用制やメンバーシップ制での雇用からジョブ型へのシフトチェンジが進んでいるというのはムーブメントとして感じ取れる。政治関係で国から発信されてる情報をNHKのニュースなどで聞いていても、リスキリングなどの中高年の社員の学び直し支援みたいなものを政策としてやろうとしてたりなど概ねこの本の主張するところと同じことが世の中で起こっている。


我々ぐらいの氷河期世代ぐらいからの年代って、多分、定年退職しても年金だけでは食えないから死ぬまで働くことが必要になってくるのは確定だと思うんすよ。国から言われてることとしては国民年金制度はずっと維持できるというという風なことを言ってるけど、政治ではNISAやらiDeCoみたいな将来に向けての資産運用の仕組みを拡充してたりとか、老年期以降の生活費については自己責任にしようとしているなという流れはビンビンに感じ取れる。何も準備もせずにのんべんだらりと働き盛りの年代を過ごして老年期を迎えてしまうと、下流老人まっしぐらという世の中になっている。


なんかもう、40歳というとそろそろそういう老後生活をどうするかとかそういうことも見据えて、これからの働き方とか人生設計とかきちんと考えないとならない年齢だと思うんすよ。これからの人生をどうしたいか考えながら、しっかりと働き方を考えるのは必要不可欠なことであるな。

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