ポストTwitterのネット空間のあり方について考えてる。
なんか、ネットを彷徨ってるとノストラだのダムスだのというSNSが今、アーリーアダプタの人たちが推してるっぽいことを耳にした。
ふむんという表情でこれらの情報を確認してる。ひとまず今んところ僕はマストドンを根城として満足している感じであるけど、他にもおもしろげなwebサービスがあるのならばとりあえずアカウントは作成してどのような雰囲気なのかは確認しておかないといけない。
このところ、僕が観測範囲でフォローしているアーリーアダプタの人たちはみんな脱twitterをしている。まー、僕もイーロンマスク皇帝の独断専行により振り回されてるtwitterの民などを見てると大体わかるけど、わりかしもうユーザの信頼を失うには十分な凍結祭りなんぞもしてたりするし、時代の空気を読むのが上手い人から先にあそこの場から抜けてくだろうなと予想している。今のところいろんなサービスの公式アカウントなんぞがtwitterにいるために情報を取得するためには抜けられないという人が残ってるのかもしれないけど、アーリーアダプタの人たちがそのうち代替案は考えるんじゃないかなと思う。
僕自身が脱twitterをしたのは、twitterのアプリやwebがダークパターンみたいな消費者を騙そうという変更を繰り返してることから、イーロンマスクがなりふり構わずtwitterを集金装置としてtwitterのユーザから搾り取ろうとしてるなという変更を確認できたからだ。僕はスジが悪い商売のやり方をやるやつというのが嫌いである。自分の可処分時間にせよ、金にせよ、信頼できるサービスに使いたいと思っている。普段使うwebサービスとかでも、経営方針がしっかりと正しく社会貢献しようとしていて信頼がおける経営層のサービスを使おうとしている。
資本主義社会において、金や時間の使い先の選択というのは重要な問題で、個人程度であれば何も社会に影響はできないと思うかもしれないけど、自分自身の判断を信じて普段使いの商品やサービスを適時選択していくことというのは超重要である。個人一人ひとりが自分の立場に応じて自分の生活を豊かにするために必要な商品にお金を使うことで、資本主義社会では社会の要請に応じて最適化された形になっていく。これは民主主義社会が選挙による投票で為政者を決定することにも近いもので、消費者は手持ちのお金や時間をここには頑張って欲しいと思う商品やサービスを購入したり投資をしたりするべきである。そのことにより自分向けに社会は最適化されていくし、そういう人たちが寄り集まって社会というのは形作られている。
とりあえず僕は普段使いのSNSとしてはマストドンでも選択しようかなと思ってるけど、ネットでベースとなる居場所はこのはてなブログであると思っている。このブログに関しては毎日更新し続けて６年以上も経っているし、ネット上での友達というのはほとんどブログで繋がっている。
twitterというwebサービスは長年多くのネットユーザの居場所としてあり続けた。そこんところにイーロンマスクという隕石の衝突により大災害が起きてしまった。おそらく多くのネットユーザのネット空間でのあり方というのが大きく変化していくと思ってる。今まではなんとなくtwitter上で呟きつつ他のユーザと交流していれば満足できるようなコミュニケーションが出来ていた。自分のベースとなる空間がtwitterにあったのだけど、それが破壊されてしまった。
これからの時代というのは、ネットの人たちそれぞれが自分の居場所となるプラットフォームにばらばらに住みつつ、他のSNSなどを使いつつ交流するような感じになるのではないかなと思ってる。昔の個人ホームページなどが数多く存在していたインターネット黎明期のような様相に先祖返りをするのではないかなと予想してるのである。それぞれの人がメインとなるネットの居場所とそれらを繋ぐハブのようなwebサービスの需要が増えるんじゃないかな？と思ってる。そういうことを想像しつつ、僕はプロフィールページや各種SNSのハブになるプロフィールページを作成して、それぞれのSNSにリンクさせている。
今回はこうやってtwitterの悪口を言ってるけど、僕は別にtwitterも辞めようとは思わんぜ。ただ、ネット空間でのあり方というのは、軸足となるのはこちらのブログだとかメインになるコンテンツを用意しつつ、twitterやマストドンのような交流できる場所で適度に宣伝したりとか時間をかけていろんな人と交流しつつ、面白おかしいネットでのコミュニケーションをしていきたいなと望んでいるのである。ま、生活の中では使える時間は２４時間であるし、その中でネットに使える時間というのも限られていますからな。広告に誘導ばっかりしようというSNSというのは時間の無駄であるなと僕は思うよ。
