ネットでの情報発信はクローズドの方に舵を切る。
土曜日でお休みであるね。今日は特に予定がなかったので、午前中からカフェに行きニュースレターを書いていた。このブログを書き終わったのち、夕方からはジムに行ってきてトレーニングをしてくる予定である。
ちょっとニュースレターの方でも書いたけど、ニュースレターの過去記事についてはサブスクでしか読めないようにしておいた。それと、改めてニュースレターを配信してるSubstackのメルマガ登録方法について説明するこんなページを作ってみた。
Substackはアメリカのニュースレター配信スタンドなので、高機能だけど複雑 & 英語なんだよね。なので僕も設定周りで色々と苦戦をしたりする。
まぁ、懸案事項だったニュースレターの過去記事のペイウォール化は実現することができた。最新記事については無料で読むことができるけど、過去記事は課金しないと読めないようにした。月に2~3通送ってるニュースレターは無料でも読めるように続ける。
なんでこういうことやってるのかーというと、僕はザワザワしたSNSみたいなインターネットが嫌でニュースレターとブログに引きこもってるのに、書いたものをわざわざ何の手立てもなく全世界配信というのも嫌なんだよね。Substackはやりようによってはニュースレター登録してるユーザだけにおすすめの情報を送ったりする使い方もできるし、そういうプレミアムな感じのコミュニティ運用というのもやってみたい。
僕もインターネット歴は長いけど、どこで何を言われてるかわかったもんじゃない。エゴサなんてものは精神の調子を崩すだけなので絶対にやらない。Twitterとか5chとかのヲチスレあたりをエゴサで観察すると、何かしら腹立たしいことを1つ2つぐらいは言われてるのが見つかるはずだ。情報の届く範囲はコントロールするようにしながらネットは活用していきたい。
インターネットのこれからの流れについて色々と考えを巡らせたりするのだけど、おそらく基本サービスは無料で使えるけどプライバシーを切り売りしないとならないユーザと、課金してプレミアムなサービスを使ったりプライバシーを守るユーザに二極化していくと思うんだよね。
インターネットにはweb広告が溢れてるけど、これはそれぞれのユーザに最適化されたターゲティング広告が配信されている。Googleなどの広告配信代行業者というのは、検索履歴やブラウザの利用履歴から個人情報を抜き取っており、そのユーザの属性ごとに最適化された広告を配信してる。
Googleが自分の個人情報をどのように補足してるかはGoogleアカウントのマイアドセンターから「プライバシーの管理」を確認したら分かるのだけど、ものすごく細かく正確に自分のプライバシー情報が抜き取られてることがわかるはずである。
無料で広告料で運営されてるようなwebサービスというのは、こんな感じで個人のプライバシー情報を売買してるのである。ユーザの方は無自覚かもしれないが、こういうビッグデータを利用してアルゴリズムを研究したりなどしてどのような商品を売りつけるか最適化された広告がインターネットに出るようになってるのである。
広告で買わなきゃいいじゃんと思うかもしれないけど、こういうの、心理学では単純接触効果と言われるけど、別に買わなくても広告を目にする機会が多ければ徐々にそのブランドに対して親近感を感じるようになるんだよね。Twitterあたりを使ってる人ならわかるかもしれないけど、広告内容と実際の内容が違う詐欺ゲームであっても、単純に繰り返し偽のゲーム攻略画面を1日に何度も繰り返し見せられてるとやりたくなってくる。
センシティブ広告とか下品な漫画の広告にしてもそうだけど、広告というのはその人の無意識下に作用させて認知をコントロールしようという企みなんだよな。最近ではこれにAIも加わってるのだから、これらのプライバシー情報をGoogleやmetaなどのビックテック企業がどのように扱うかなどというのは、なかなかゾッとする。
なので、そういうことがわかってるITテクノロジー系の人とか富裕層に関しては、そういう自分の個人情報の流れをコントロールしようとするんだよね。appleなんかはそういうことがわかっていて、iPhoneなどは配信元に渡す個人情報をユーザが細かく制御することができる。僕も、いらないものを洗脳されて売りつけられるのはゴメンなので、自分が日常的にプライバシーや摂取する情報については監視してコントロールするようにしてる。
こういうことを考えたりするので、ネットの使い方については、自分が知りたい情報であるとか気楽にやれる趣味だけに限定して、発信する情報が届く範囲についても自分の理解できる範囲にとどめたいと思うんだよね。気を抜いてつぶやいたことがあれよあれよと拡散されて炎上して、顔も知らない人たちにリンチされて社会的に死んでしまうということもありうる世の中なので、情報の扱い方には最大限気をつけたい。