超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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小説執筆のためには情報整理のスキルも必要になる。

小説執筆のためには情報整理のスキルも必要になる。


んー、金曜日だねぇ。今日は夕食はCoCo壱で野菜カレーを食べてきた。CoCo壱はまぁ、半年にいっぺんぐらい行きたくなるよね。そこまで極端に美味しいとは思わないけどなんかクセになる感じ。


ここんところ、週末はカフェにでも行って小説執筆にリソース全振りしてる感じだよね。自作「イヌガミギフテッド」に関しては、今んところ展開は全然物語の序章部分。主要な人物たちの動機が走り始めた段階って感じだね。ここからキャラクターが絡んだり壁にぶち当たったり乗り越えたりするって感じだよ。まだ話は序盤だから今のうちに読者登録しといたら展開を追うのが楽ですよ。(宣伝)


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今回は割とプロットをがっちりと決めて、その通りにキャラクターがちゃんと動いてくれている。これからどうなってくるかは分からないけど、連載作品でもあることだから、ひとまず広げた風呂敷をしっかりと畳むことだけを目標にして執筆活動を続けていこう。僕の執筆方法では、最初の段階ではしっかりとプロットを決めておくけど、実際の執筆ではキャラクターの動くに任せてしまうから暴走することもよくある。書いている途中で、「あ、こいつこんなこと考えてたのか」とかキャラクターの行動の動機がわかってきて、話の目的自体がずれちゃうことってよくあるのね。でも最終的に完成した作品を読んでみると全体の辻褄は合ってるから不思議なもんである。ここんところは途中で適時プロットを書き直してるためだろうな。


僕が心配なのは、作品を完成させる前に小説執筆のモチベーションが尽きてしまうことが一番の不安要素だよ。僕は今までも何度かwebで小説連載みたいなことをやろうとして、途中で燃え尽きて放り出した作品ってのはいくつかある。一般的にこういうのを業界用語で「エターなる」というようであるが、物語の終わり方としては一番悲惨なバッドエンドである。僕のローカルのハードディスク内にも、設定だけで固まりきらずに宙に浮いてしまった作品とか、物語の途中までで途切れた作品のかけらというのは色々とある。


確か、はやみねかおる著の「めんどくさがりな君のための文章教室」という本で読んだんだけど、小説はどんな形でもひとまず終わらせなければなんの力にもならないという風なことが書かれていた。「ここまで色々とあったけど、なんやかんやあってみんな幸せに暮らしましたとさ」みたいな形でも良いから、ひとまず完結させないと経験値にならないのである。


僕もなんやかんやwebでの創作活動をしている歴史というのは長い方なので、ネットで物書きをしている人たちも色々と観測してきたのだが、文字書きの最初の難関としてはまずはひと作品をきっちりと最後まで仕上げることができるのか?ということである。ここんところで想定しているのは1万字は超える程度の短編から中編だけど、頭の中で想定したある程度の長いお話を破綻なく終わらせられるか?というのが小説執筆では関門になるところだよね。


ショートショートとか短編とかであれば、アイディア一発勝負でダレずに書くことができるけど、ある程度以上の物語を書こうと思うと、作中で矛盾が発生しないように情報を整理する必要が生じてくるのね。これが脳内で操作できる程度の情報量であれば問題ないのだけど、設定が膨大になってくると必ず設定間で矛盾が生じてくる。これが後から修正できる程度ならまぁいいんだけど、無茶苦茶になって修正不能になるケースも生じる。ストーリの辻褄が合わなくなってしまった作品は、よっぽどの長期連載作品とかでもない限り読んだ人も変に感じてしまう。何より書いてる本人が矛盾を抱えながら書くのは難しい。僕が途中でエターなっちゃうケースは大体これである。


小説執筆みたいな創作活動でも、ドキュメント整理みたいな事務仕事で使う作業って重要なんだなーというのは、ある程度書き慣れてきてから気がついたよ。僕の場合は、アウトライナーを使って情報管理をしたりするけど、それはこちらの本を読んでみてプロの文筆家の人たちの執筆のやり方を真似してみたいと思ったからである。



思いついたアイディアはとりあえず全部アウトライナーにメモとして入力する。そしてその中で必要な情報は適時名寄せを行なって適切なラベルと順番づけを行う。ちなみにアウトライナーはdynalistを使ってる。定期的に振り返りを行い、情報の整理と必要ない情報は適時削除して設定のアウトライナー自体を読みやすい状態に保っておく。以前は一つのテキストファイルの中に全部設定を殴り書きにしてたけど、これだと自分が読みにくくて情報を管理しにくいのね。他にもネットや他の書籍で調べた情報などに関してはScrapboxでスクラップの整理を行なってすぐに引用できるようにしてたりする。


まぁ、こういう情報管理については小説執筆を行なってる人たちそれぞれのやり方があるだろう。僕はデジタルで管理するのが好きだから全部デジタルで完結させてるけど、他の作家の中にはアナログツールの情報カードで管理するのが好きという人もいるかもしれない。自分が好きな情報整理のやり方を見つけると良いだろう。

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