超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ネット空間がますます居づらくなっている。

ネット空間がますます居づらくなっている。


旅から戻ってきて普通に仕事をしている。やっぱりこのタイミングで温泉旅行をしたのはよかったらしい。正月ごろも何故かメンタルの状態が不調であり、積もり積もったストレスが限界を突破しかけているなというのは実感で分かった。旅行に出掛けて少し気晴らしをしたら、明らかにメンタルの調子が復調してきてる。仕事の方でストレスをためる根本的な原因というのは解決してないので気休めみたいなものではあるが、ちょっとずつ思考のリソースを取り戻して客観的に考えられるように気をつけなければならない。僕にとってのゲームオーバーはまた病気を再発したりして社会をドロップアウトしてしまうことである。そうならないように如何なる手段でも使っていこうと思うところである。


さて、書くことがない。普通の日常生活に戻ってきて、特にネットを探っていてもおもしろげな情報はない感じである。というか、この記事を見つけて最近の僕のネットでの立ち回り方というのは間違ってないと確信を深めた。


okuranagaimo.blogspot.com


僕も昔からのネットユーザであり、ネットで色々と情報を集めたりとかSNSを使っていろんな人と繋がったりなどが日常生活に含まれていてすでに20年ばかしは時間は過ぎたと思うのだが、ここ最近のネットの潮流を眺めていて、自分のコミュニケーションの許容量を超える数の人々と交流する必要というのは全くないのだなと気がつかされた。人間が認知できる人の人数は150人までというダンバー数という概念もあるが、それもまぁ真であろう。


上記の記事でこのようなツイートを述べている。

ノア・スミス
@Noahpinion
15年前、インターネットは現実世界からの逃避先だった。 今や、現実世界がインターネットの逃避先になっている。


僕がインターネットを始めた頃というのは、コンピュータオタクやら現実では理解されないような濃い趣味の人たちが、現実からの退避先としてインターネットのサイバー空間に逃げ込んでいたのだけど、FacebookTwitterなどの各種SNSが一般的になり始めると、普通の一般的な人々までもがサイバー空間で交流をするようになり、それらの普通の人たちが先住民のインターネットユーザを排斥して自己主張を始めた。


僕は嫌いな奴だけど、2ch創始者ひろゆきが昔に述べた「コミュニティーの一生」という概念がある。


dic.nicovideo.jp

1 水先案名無い人 2005/12/24(土) 10:02:56 id:wFD9vfQZ0
1、スレッドが立つ。
2、技術のある人間がAAを提供して盛り上げる。
   感動を求めて人が集まってくる。
3、オリジナルAAを書ける人間が乗ってきてさらに盛り上げる。最盛期。
4、盛り上がりに乗じて何も書けない魯鈍と白痴が寄ってきてスポイルする。  ←いまここ
   彼らの無駄な愛着が逆効果を及ぼし、スレッドのレベルが著しく低下。
5、飽きて大勢が去っていき、行き場の無い魯鈍と白痴が残される。
   低レベルな自慢・偏見の陳列、煽りあい、無駄な罵倒、
   いわゆる「2ちゃんねる用語」を多用したお寒いレス等々が並ぶ。
6、煽りと罵倒しか出来ない魯鈍まで魯鈍同士の空疎な煽りあいに飽きて去る。
7、何も提供できない白痴が過去の栄光の日々を夢見て空ageを繰り返す。
   脳死状態


僕は何度か垢は転生しているけど、twitterに関してはまだ英語で運用されてたベータ版の時からあそこで色々とやろうとしていた。初期の頃のtwitterというのは、ゆるい繋がりを求めて色んな人がコミュニティを盛り上げようと色々な取り組みをして一体感が強かったけど、今現在のTwitterのコミュニティというのは、コミュニティの一生の5段階目ぐらいの状態であり、低レベルな人たちがマウンティングや煽り合いばかりをしてる状況であると思われる。


ほんと、昔でいうところの政治厨が仕切り始める前でなんとかするべき所だった。今では右翼にせよ左翼にせよ過激な奴ばかりが自己主張して、Twitterの運営自体もそっちの方がサービス内への依存をして駐留時間が伸びるのでそういうツイートをレコメンドするようにアルゴリズムを弄ったりしてる。Twitterは何か自分がちょっと考えた独り言にも訳のわからん奴からリプが付いたりして繋がりすぎなので、意図的にあそこに滞在する時間を減らすようにしてる。過激な物言いであるが、イデオロギーでしか物を考えられない政治厨だけで繋がるようなアルゴリズムを作ってそいつらを隔離して、ああいう人たちを檻から出さないようにしてくれないかなと思う。


こういうさ、対立を煽った方がWebサービスの中での滞在時間を伸ばせて売り上げも伸びるから、FacebookTwitterなどのSNSはわざとそういうアルゴリズムにしてるというのはソースはないけどありそうな話である。SNSではわざと過激な文章で書いた方がアテンションを集められるので、アンチが発生しようとも暴言を吐いた方がメリットがあるとめざとい奴は気がついている。そこんところのSNSのコミュニティとしてのバグを上手く突いて人気や票を集めて大統領になったのがトランプ元大統領みたいなポピュリスト政治家だ。Twitterを買収したイーロンマスクにせよ、そういうSNSのバグを修正するどころか、そのバグを利用してますます社会の分断を煽ろうとしている節がある。


僕が最近マストドンがいいなーと思う理由は、あそこは人と繋がりにくいSNSなのよ。引用RTもなかったりとか、検索機能も限定的でハッシュタグじゃないと検索できないようになってたりとか、設計思想でわざと他のユーザと繋がりにくく作られている。僕は基本的にTwitterでもマストドンでも最近のめんどくさい社会の話題のキーワードは全部ミュートした上でTLを眺めるようにしている。ほんと、心から自分の趣味だけでのんびりと滞在できるサイバー空間はブログぐらいなもんであるな。

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