歳を取ると叱られなくなるのは超怖い。
沖縄はコロナの新規感染者数は９８１人だとさ。もうコロナはなんにも言わんよ。しばらくは完璧に巣ごもりする。オミクロン株は症状は軽いとはいえ、感染したら社会的に死ぬんだよ。とてもじゃないけど怖くて外で遊べないがな。休日もしばらくは家で来月の２０００日連続更新記念のイラストでも書いているとする。
今日はネットをフラフラしているとこんなTogetterの記事を見つけた。
５０代になると何をやっても褒められなくなって承認欲求を拗らせてしまう人が多いんだとさ。ふーん、そんなもんかね？と思うけどね。
僕は今ん所、ぎりぎり３０代ぐらいの年齢層だけど、これぐらいの年齢でもなかなか褒められることはなくなるけどな。それとも、もう本当にカラッカラのサハラ砂漠みたいにまったく褒められなくなるもんなのかな？ どうなんざんしょ？ 実際にその歳になってみるまで分からんか。
なんかさ、僕的には歳をとってきて怖いことは、褒められないことより叱られなくなったことだよね。僕もそれなりに社会人経験長いからいろんな職場で働いてきたんだけどさ、新卒ん時はさんざんにぶっ叩かれながら仕事を覚えてきたわけよ。新卒で入った会社には、色々と面倒を見てくれるメンターの先輩が居て、その人に怒られたりしながら仕事を覚えてきた。
このはてなブログの前身のはてなダイアリーを始めた理由も、このメンターの先輩が「プログラマだったらやってきた勉強の記録とかは情報共有しろよ」みたいなことを言ってたから、techブログを作るためにアカウントを作成したのですね。それからいろんな職場を転々としながらとぎれとぎれで書き続けてきたけど、１５年も続くのは我ながらびっくりだよね。もうずーっと前の話だからこの先輩は読んでないと思うけど、このブログでも色んな人との出会いと別れがあったよなー。
閑話休題。新卒のときは重箱の隅をつつくようにして、細かな礼儀作法まで徹底的に叩かれながら鍛えられてきた。特に、僕は内地の企業の方に勤めたりもしてたから、細かいビジネスマナーとかはわりかしねちっこく教え込まれている。こういうのは沖縄と全国で差があるんだけど、沖縄の企業はビジネスマナーも「てーげー」なわけよ。ある意味ゆるくて家庭的なんだけど、アポイントも取らずに訪問に来たりとかそういう非常識な奴もいたりする。
僕も１５年程度社会人を経験してきて、中堅ぐらいの年齢になってきた。これぐらいの年齢になると、仕事も慣れてきて自分なりのやり方とか身につけて仕事のやり方が分かってくる。だから、ミスもそんなにしなくなるから怒られにくくなってくるんだけど、逆にミスをしても気付かずに若手に負担とか掛けてないか心配になるよな。
というか、迷惑かけても怒られない代わりに影で陰口とか言われてないかは超怖い。僕は加齢と共に感受性がわりかし鈍ってるもんだから、若人に対して偉そうな態度を取ってないかというのは不安なのよ。障がい者雇用であることをいいことに、終業は定時で必ず上がるようにしている。しかも、仕事は妥協はしないようにしているけど、わりかし病気で認知機能鈍ってるもんだから作業のエラーとかはあるはずなのよ。
でも、今の職場で勤め始めて５年ぐらい経ってるけど、あんまり厳しく怒られたことってないのよね。これはホワイト企業だからなのかー？とか思っちゃったりする。僕の今までのキャリアパスって、ブラック企業でさんざん叩きまくられながら心を折られたりしながら働いてきたもんだから、悪い方の労働環境に慣れすぎちゃってるのね。周りで営業が怒鳴ってる罵声を浴びながら働いてたりとか、サービス残業で０時後まで連日働くとかそういう環境に慣れてるもんだから、今の職場って最初、楽すぎて不安だった。
今の職場は本当に一緒に働いている人たちは優しい人ばっかりで、きちんと真正面から話をしてコミュニケーションが取れるのは素晴らしいなと思う。ほんと、悪い方の環境に慣れすぎてて、陰口ばっかとか足の引っ張りあいが普通の職場にいたもんだから最初はカルチャーショックを受けたのね。どうにもわりかし僕は心が荒んでたらしい。今の職場はいい人ばっかりで安心して日々過ごせている。
しかし、だからこそ心配になるというか、上司とかも年下なもんだから、周りの好意にあぐらをかいてだらだらずるずると弛んだ働き方してないか？というのは常に気にしてる。サボり癖とかはやっぱりまずいだろ。やっぱ年上の部下とか怒りにくいだろうし、要らん気遣いさせてないかなーというのは心苦しいもんがあるんだよね。また、自分でも気付かんところで恥を晒してないかというのは超怖い。なんか、世間的にはパワハラとかが告発されてきて怒られにくい職場が出来ているんだろうけど、気付かんうちに同僚に負担を掛けて陰口とか言われるよりは、はっきりと叱ってくれる上司がいるほうがまだ楽っすよ。
