最近は創作関係でなんやかんややっている。
さて、小説が書き終わったことで一区切りがついた。最近の生活はそれがメインのところがあったからね。小説を書くのは楽しいけど、プライベートでの負担が割とでかい。勢いをつけて書きまくろうとしても書けるものではないし、日々の生活の中で思考のリソースをちょっとずつ消費する駐留アプリみたいなところがある。
でも、懲りずにまたしても新しい小説のアイディアなんかも考えていたりもするんだよね。玲真輝の話の続きももちろんなのだけど、ちょっと以前から書きたかった東方二次創作の小説のアイディアも寝かせてあるのよ。神霊廟の方の豪族たちの史実関係を色々と調べてみて、思いっきしドロドロした三角関係のお話なんぞも書いてみたくあるなーと思ったり。
神霊廟に出てくる、豊聡耳神子(聖徳太子）、物部布都、蘇我屠自古はそれぞれ飛鳥時代の人物なのだけど、背後関係の史実の人間関係を調べると色々と複雑である。神子と屠自古は夫婦であって、屠自古は布都の娘。布都は蘇我馬子の嫁である。布都は仏教と神道の宗教戦争に勝つために、神子に協力して兄である物部守屋を謀殺してたりする。屠自古と神子に関しても政略結婚の可能性が高く、かなり布都は史実だと腹黒い人物なのである。東方原作の方で屠自古が亡霊になってるのは、布都が屠自古の復活の依代の壺を壊したためだ。
しかしまー、東方二次創作を嗜んでる人たちならご存知かもしれないけど、二次創作での設定上の布都ちゃんはアホの子である。誇大妄想気味で尊大なのに思慮が足りておらず、事態を混乱させていく方向性か、空回りして誰にも相手にされてないようなキャラクター。こりゃまぁ、原作の方で天然ボケやらかしてしまった故であるけど、史実の方の物部布都はかなり策士だし、悪女である可能性が高い。
そこんところの史実の設定の方を採用したキャラ設定で、飛鳥時代から現代に至るまでの人間関係やら三角関係のお話などを描き出してみたら面白いかなーとか思ったのである。神霊廟には最高クラスの悪女の霍青娥がいる。彼女は道教を大陸から日本に持ち込んで歴史の裏で暗躍しているようであるし、己の欲望に忠実な人間でもあるらしい。従者には謎のキョンシー、宮古芳香がいる。彼女は若くして毒殺されてキョンシーにされたとしか設定はなく、青娥が何か企んでやらかしたなとしか思えないのである。
僕はこういう複雑な人間関係の設定などを見ると最高に萌えるのである。多少、東方二次創作としては異色な考え方ではあるが、布都ちゃんと青娥娘々の悪女バトルが見てみたい！ どろどろねっちょねちょの多重関係の愛憎入り混じった物語を読んでみたいと思うのである。
まぁ、色々と小説にするときに書いてみたいシュチュエーションなどは思い浮かぶけど、まだまだアイディア出しの段階。史実関係はWikiで読んだ程度であるし、飛鳥時代の聖徳太子の話などを色々と調べてみて裏どりをする必要がある。
それとイヌガミギフテッドに関しても完璧に終わってる訳じゃなくて、昨日から表紙絵を描くためにクリスタを購入してペンタブをいじいじしてる。表紙についてはココナラ辺りとか知り合いの方にイラスト依頼しようかなー？などと当初は考えていたけども、それで頭の中に浮かんでる自分のイメージを崩されるのも嫌であるし、自分で石動夕夜くんなどをキャラデザしようと思って色々と描いてみてる。
僕はそこまでイラストの方は得意でもないし、うまい絵が描ける訳でもないけど、絵を描いたりすることは好きである。昔は美術教室に通って油絵を描いてたりとかもしていたし、中学生ぐらいの時は漫画家に憧れてひたすらポーズカタログをデッサンしまくってる時期もあった。いつまで経っても綺麗に形を取って体を描いたりするのは苦手であるけど、いろんなネットのイラストを参考にしながらそれっぽい絵をでっち上げるぐらいはできる。
ちょっと石動夕夜くんをメインに置いて、それっぽい表紙画を描けないものかとピンタレストで色々と構図を探ってみている。イラストの方も自由自在に描けるようになると創作の幅が広がるなと思うんだけど、どうもイラストを上手くなるための練習の方向性ってよく分からない。ネットとかで見かける情報では「ひたすら描きまくれ！」という風な情報しか見つからないけども、それだったら中学生の頃からのキャリアで２５年は描き続けてる僕はもうちょっとイラストも上手くなってるはずである。
イヌガミギフテッドに関しては、ちょっとブログ上でお疲れ様会というか、あとがきの寸劇でもやってみたいと思っていてね、夕夜くんのアイコン描くために色々とキャラデザを考えているのだよ。大体、どんなキャラデザかは決まったのであとは描くだけだ。でも、僕はイラストに関しても遅筆なのである。来年の年賀状も描き始めようと思ってるけど、終わるのはいつになるやら・・・。
