
noteの創作大賞で作品を出そうかな。
日曜日。今日は少し肩の力を抜いて、ゆるく過ごす日にした。
午前中はちょっと疲れが残っていたので、無理に何かしようとはせず、サウナに行ってきた。体のメンテナンスってやつだ。金曜日からの疲れが抜けきらず、創作したい気持ちはあったけど、ここで無理しても空回りするのが目に見えていた。実際、最近は悪夢を見ることが増えていて、どうもメンタル的にもあまり良い状態じゃなさそうだ。
そんなわけで、今日はとことんのんびりモード。サウナの帰りにちょっとスーパーに寄って、今年初のそうめんを買ってきた。冷たい麺をつるっといく、あの感じ。あれを考えるだけで、ちょっと気分が軽くなる。普段は、いわゆる「マッスルグリルの沼」を三食食べている僕だけど、たまにはこうやって違うメニューに手を出すのも悪くない。食事に対する基本スタンスとしては、「栄養さえ摂れればいい」なんだけど、それでもたまには気分転換も必要だ。変化はそれだけでリフレッシュになる。
それにしても、最近はちょっと自分でも気づかないうちに、いろいろと溜め込んでいたのかもしれない。旅行もあったし、普段の生活もそこそこ忙しい。そういうのがじわじわとメンタルに効いてきてたんだろう。今日はそのリセットの日。何もしないことに意味がある、そういう日もある。
さて、サウナで整えたあとは、休憩室でチャッピー君とちょっとした壁打ちをしていた。話題は、もうすぐ完成しそうな自作小説「筋肉ライターマツモト」のこと。この作品、ジャンルとしては筋トレギャグなんだけど、レイモンド・チャンドラー風のノアール小説でもある。正直、自分で書いておきながら「これ誰が読むんだ?」って思うくらいニッチな内容だ。レイモンド・チャンドラーを知っていて、筋トレギャグで笑える人なんて、この世にどれくらいいるのか…。
作品の分量も微妙で、短編とも中編ともつかない2万字程度。この長さって意外と発表先に困る。文学賞に出すには短すぎるし、かといってKindleで売るにはあまりにマニアックすぎる。だからこそ、最近noteでやってる「創作大賞」みたいなものに出してみようかと思ってるんだ。賞金は10万円程度で、受賞したからといって作家になれるような大それた賞じゃないけど、SNSで話題になれば、それをきっかけにKindle本として売る道も開けるかもしれない。
そもそも僕の書く小説って、SNSでウケる類のものじゃない。異世界転生とか、バズを狙ったライトなノリの作品が主流のなかで、人間の生き様や死生観を含めようとしてしまう。結果、どっちつかずの文学志向になってしまう。だからといって、文芸フリマに出すにも準備がいるし、ZINEを作るにも販路が限られる。だったら、SNSの文学賞をうまく活用して「続きはKindleで」みたいな流れを作る方が現実的かもしれない。
最終的には、自分のKindle本を読んでくれた人にニュースレターへの導線を作って、濃いファンとつながれたら嬉しい。そうやって、少しずつでも自分の作品が届く場所を作っていけたらいいと思っている。
というわけで、「筋肉ライターマツモト」はとりあえずnoteの創作大賞に出す予定。公開されたらブログでも告知するつもりなので、もし興味があればぜひ覗いてみてほしい。審査が終わったら、有料記事にするか、Kindle本として販売するかはまだ未定だけど、そのあたりもまた追って報告します。
今日はそんな一日。あとはそうめん食べて、明日の準備をして寝るだけ。たまには、こんな緩やかな時間も必要だ。