超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル。

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痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル。


大概において、自分は色んなことを無理しすぎなのである。今までの人生全般においてそうだったけど、心が折れるまで全力で突っ走るというやり方が基本戦略なので、ブラック企業にはめられたときは本当に心を壊されてしまい再起不能になりかけた。


いちいち過去のことに囚われて生きるのは何も生み出さないので、前に歩もうと思って生きている。それにしたって、べきねばの精神でなにかの観念に囚われて苦しみながら生きるのがデフォルトの人生というのは苦しいんじゃないか?と思う。


いや、なんか、普通の人が人生に対してどういう観念で日々暮らしていたりとか、日常生活の中でどの程度、自分の生活を改善しようと試みればよいのか?とか、全然分かっていない。なんか、僕は無茶苦茶生活の中で縛りが多すぎて、滅多矢鱈にストイックな人生を送ってるような気もするんだけど、僕は今の生活って別に苦しいとは思わないのよ。


僕にとっての幸せってのは、ちゃんと朝起きて準備して会社に行って、そしてきちんと仕事をして、趣味のことも程々にやればそれで満足できるので、なんか大層な刺激とかはいらんのよ。ちゃんと日々、仕事をして、夜寝る前にブログを書くという最低限のルーチンさえ守れれば、あとのことはオプショナルな事柄でしかないのである。


ブログ書くのだって、周りの人から見たら義務感で書いているように見えるかもしれないけど、僕は毎日書くのが楽しいからブログを書いているのである。日々生活をしていて、その中で学んだこととか気がついたことを、寝る前の1時間で文章化をしてちゃんと綴っておくのは、僕にとってはとても大事なルーチンだ。ブログを書くのは、いま確認してみると毎日連続更新で1923日書き続けているので、もうじき2000日連続更新記録も近づいてきた。


なんかさ、数字だけ見ると無理して書いてると思うかもしれないけど、僕的には寝る前にきちんと今日感じたことを日記帳に綴って、高ぶった気分を鎮めて気分良く寝るための儀式とそう変わりない。なにか義務感みたいな気持ちも過去にあったような気もするけど、ここに至っては完璧にただの習慣だから書いてるだけ。むしろ1000日連続更新を超えてしまうと辞め時を見失ってしまうというか、ブログを1エントリー書くのに1時間は使うので時間がかかる趣味だと分かってはいるけど、こうやって毎日ブログを書いている人というのが僕のアイデンティティにまで染み付いてしまってるので、ブログを書くのを辞める気も起きないのである。


昨日から英語学習を生活習慣に組み入れていたりとか、月曜日から朝4時に起きてジムに行こうとか計画しているんだけど、こっちの方は多少は無理している気持ちはある。でも、こういう新規追加した生活習慣に関しても、1~2ヶ月ぐらい連続してやってれば後は習慣化して自動化できてしまう。僕がこうやって何かしら生活の中で改善する習慣を追加するのが楽になったのは、ブログを毎日書いているおかげである。ブログを書くことが生活の中でペースメーカーのようになっており、それに付随させて新たな習慣を組み込むのが改善のテクニックになっている。


自分はこんな感じで日々の生活を暮らしているのだけど、感覚的には村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」の中で言われていたこの言葉に近いかもしれない。


たとえば走っていて『ああ、きつい、もう駄目だ』と思ったとして、『きつい』というのは避けようのない事実だが、『もう駄目だ』かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである


これはルーマニアのマラソン選手でオリンピック銀メダリストのリディア・シモンの言葉「Pain is inevitable. Suffering is optional.=痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル」を受けて、村上さんの思っていることを書いているのだけど、僕もそう思う。


僕も、仕事をやる傍らで毎日1923日もブログを書いたりとかは、高熱出してたりメンタルヘルスが悪化しててキツイと思う日もあるけども、それで書かないという選択肢はないのである。気分的には「キツイ」とは思うけど、それはあくまで単なる気分の問題であり、その目先の気分というのはエディターを立ち上げて文章を適当に綴り始めるとじきに消えるのである。本当にやりたいことがあるんであれば、いちいち気分に振り回されて毎回やるかやらないか決めていたら物事は進まない。何か物事を続けるコツというのは、毎日同じ時間になればそのきっかけとなる行為を始めることだ。


しかしまぁ、僕の考え方というのは、万事が万事こんな感じで、「やると決定したことは石にかじりついてもやる」という思考で生活しているので、生活の中でいつの間にか無理していないかはたまに振り返らないとならない。来週はひとまず、毎日30分の英語学習と月水土のジム通いはやると決めているので、それを実際にやってみて体調を崩したりしないかどうかは確認していないといけない。無理をしないように気をつけるのも改善だ。

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