超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「ライティングの哲学」(千葉雅也, 山内朋樹, 読書猿, 瀬下翔太)を読んでいる途中。

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「ライティングの哲学」(千葉雅也, 山内朋樹, 読書猿, 瀬下翔太)を読んでいる途中。

文章を書くのは純然たる趣味だ。


なんかさ、ブログを書こうと思えば書けるのだけど、書くのがそれほど気が乗る作業じゃないんだよな。最近、こういう感情の変化が顕著で、朝5時にブログを書くのを辞めてしまった。朝5時から時間に追われて文章をひねり出す作業が本当に面白くないのである。僕のブログが続いているのは、文章を書くのが面白いから続いている習慣であるので、文章を書くのが面白くなければ別に毎日更新を続ける必要も無いのである。


最近は、仕事をするふりをしながら休憩時間にVScodeに向かって適当によしなし事を2000字ほど叩き込んで、書き終わったらコピペしてブログの更新をしている。無茶苦茶なサボリーマンに思えるかもしれないが違うのである、話を聞いてほしい。僕はタスクシュートで一日の作業時間や休憩時間をトラッキングしながら生活をしているのだけど、どのみち8時間労働の仕事であっても実働時間は4時間ぐらいなのだ。職場でも4時間ぐらいは適当に無駄なことをしつつ時間を潰している。ちょっと頑張って仕事をしようと思っても、実際の実働時間は5時間もやれば頑張ってるぐらいである。それならば、むしろ休憩時間15分×4で息抜きでブログを分割しながら書いてしまうのも戦略としてはありでは?という戦略的な考え故の行動である。


とはいえ、職場でタスクと全く関係のない文章を書いてるのは気が咎めるのであるが、元々、僕はほっておいてもメモを書きまくるメモ魔なのである。一日の初めにScrapboxに今日の日付のページを作り、そこにクリップボード拡張ソフトのマクロで打刻をして、思いついたことをログとして記録しながら仕事をしているのである。こうやって今思いついた事を言語化してログに残しておかないと、今、仕事で何をやってるのか分からなくなってしまって全然仕事にならないのだ。


これは以前こちらで書いたことであるが、どうやら僕は持病のせいで認知機能が衰えてしまってるらしくて、ちゃんとログを残しながらじゃないと複雑なことを考えられない。文章を書きながらじゃないと仕事をちゃんとやることが出来ないのだ。これは仕事の時だけじゃなくて、日常生活でも何かしら思案事があれば、だらだらと文章を書きながら考える癖がある。


昨日から「ライティングの哲学」(千葉雅也, 山内朋樹, 読書猿, 瀬下翔太)を読み始めている。



様々なすごい書き手の人たちが何を考えながら文章を執筆しているのか、文章執筆のマインドを知ることができて本当に参考になる。皆さんはアウトライナーを使って本一冊まで文章を書き上げてしまうことがあるらしい。


ライティングの哲学については読んでいる途中で、すべての感想を今書くことはできないのだけど、すごい本を読んでいるという感覚はある。文章を書くうえでの締め切りの効用など、本格的に文章を書いている人たちの考えていることが分かってしまう。この本も何度も読み返して自分の血肉と変えてしまいたいものである。


僕は文章を書いて飯を食ってるわけでもないし、プロの作家になりたいみたいな気持ちはほんのちょびっとしかない。宝くじに当たれば良いなぐらいの淡い希望である。いやまぁ、僕が文章を書いているのは、自分の頭の中身を定期的に陰干しして虫干ししないと気持ち悪くて夜も眠れなくなるという事情からである。なんか、実態としてはツイ廃とかあの辺りと近いんですよ。日常生活で文章を書きたい欲求みたいに常に苛まれている。僕はふと思いついたときは衝動的にScrapboxなどにダラダラと長文のメモを書きなぐってるんです。


こういう文章書きたい欲の中でも、ブログとか目の触れる所に何かを書くのが渇きを癒やすのに有効らしくて、ブログの毎日更新とかはどうやら僕にとっては才能があるらしいですね。なんか、ブログを続けるためにtwitterなんかで今日の積み上げがなんちゃらーみたいなツイートやってる人たちがいるけど、僕が思う所によるとブログが長く続く人というのは、書かないと気持ち悪くてやむにやまれず書いている人だけだと思う。文章を書くことについてはアルコールとかニコチンみたいに常習性があるらしく、文章を書くことが常習的になってる人たちは、書くのをやめたくてもやめられないのである。ブログを長く続けることが出来る人というのは、理由がなくても文章を書くことが出来る人だけだ。

まとめ


ライティングの哲学とかを読んでいても、執筆しているこの人らも文章を書くことに執着した人たちなんだなーと思って共感を感じてしまう。いや、職業的に書く人たちと僕みたいなアマチュアを一緒くたにしてはいけないけど、なんか執筆の途中では頭の中身を全部文章化しようと企んでいるけど、結局締め切りのせいで泣く泣く文章を削らざるをえなくて、そのために文章をまとめるテクニックが必要になってる事を書いてたりして共感度が高い。


アウトライナーを使った執筆方法とかもっと勉強してみたいと思った。ブログで発表する内容に関してもアウトライナーでまとめておいて、コピペで毎日メモした内容をまとめて報告といったやり方でも良いかもしれない。文章を書くにしてももうちょっとレベルの高い文章を書いてみたいと思うこともたまにある。この本はエポックメイキングになるかもしれないな。このエントリーを書き終わったらすぐ読む。

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