超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

真の文章力を高める練習は必要だと思った。

f:id:yuki_2021:20200919214731j:plain

真の文章力を高める練習は必要だと思った。


古賀史健さんのnoteでこんな記事があった。


note.com


古賀史健さんもnoteで2014年から平日は毎日更新しているらしい。今回のこの記事は毎日更新を続けているものとして、気づきが多かった。


僕も毎日更新を4年ばかり続けているけど、最初の頃は3か月ばかり続けたらやめようかなとか考えていた。はてなブログには更新すると継続日数が表示される機能があるんだけど、あれはある種の傾向を持つものにとっては強烈なトラップとなりえる。はてなのたくらみにまんまとハマって、僕はとりあえずの目標として1000日連続更新を目指し始めたのである。


1000日更新までは案外あっさりと超えてしまったんだけど、それから先をどうするのかよく考えてなかった。なんか、世の中の意識高い系の金稼ぎブログでは、とにかく記事を量産し続ければいつかはアクセス数も上がるみたいな事を書いていたけど、別に1000記事以上毎日更新してもそれほどアクセス数も増えることはなかった。一時期、月で3万PVぐらいあった時期もあったけど、どうもアルゴリズム変動に引っかかったらしく最近は月1万PVもいかない。とりあえずまぁ、僕は数字でブログをやる奴に関しては早晩更新が止まってネットから消えると認識している。アクセス数はブログ執筆前の21時ごろに一日一度ルーチンで確認するだけなので、あんまり気にはしていない。


現状、ブログ更新のモチベーションとしては、ブログ仲間からもらうコメントやスターだったり、毎日更新日数が着実に伸びていってることだっりする。ブログ更新の目標として、継続日数をモチベーションにすることはおススメである。PVや収益額というのは自分でコントロールできない事なので、他人の思惑で一喜一憂する羽目になる。これは疲れるしあんまり楽しくない。継続日数を増やしていくことを目標にすると、これは自分の努力次第でどうにでもなることなので一日頑張れば確実に一日記録が伸びる。


世の中に幸福論はいろいろとあれどその一つを紹介すると、自分がコントロールできる事だけを目標にしておかないと、運や環境に左右されて不幸な気分にされる事である。毎日更新は確かに、苦しいといえば苦しいのかもしれないけど、長く続けているとそんな苦しさを突き抜けてランナーズハイみたいな境地に陥る。苦しいんだけど楽しいのである。


なんか、僕のブログ毎日更新に対する境地というのは、これで何かを成し遂げたいとか成功したいとかそういうのじゃなくて、こうやって毎日何かしらの事を考えて物を書くこと、それ自体が楽しいので続いている。暇なときにいろいろとアイディアを膨らませて何を書こうか考えて、一日の終わりに2000字だけ文章を綴る。これを書いているときはどうやって読んだ人が面白がれるような、ユニークな読み味があるテキストを書こう?とかそんな感じで、ちょっとだけ表現を工夫しながら書く。だけど、僕が執筆の時に一番重要なのは自分が書いていて楽しいかどうかであって、どうせ書くなら面白いものを書きたいなぐらいのノリで文章をちょっとだけ工夫している。


要するに、こうやって僕がブログを毎日更新しているのは、自分が書くのが楽しいからというのが一番理由であり、他人に読まれることはさしてあんまり気にしてないのだ。どうせ文章を書くなら他人が読んでも面白いものを書いてみたいという関心はあれど、それは二の次であって、自分が書いていて発見があったりする面白い文章を書くだとかそういう目的が先に立っており、僕がブログを書くのは自分のためなのである。


古賀さんはnoteの中でこういう事を書いていた。

「うおおおお、これは大発見だあああ!!!」の勢いのままに書いた話は、練れていないのだ、単純に。まだ自分のなかで咀嚼しきれておらず、うまく言語化できないまま「見つけたぞおおお!!!」だけを叫んでいる。

一方、自分にとってなんの発見もない「手を抜いちゃったかなあ」の話は、これまでに何度も何度も考え抜いてきた話であり、そのぶん練られている。はじめて聞く人には「へえええ!!」だったりするし、少なくともバッチリ言語化できているため、納得しやすい。



まあ、見つけたばかりの考えを、勢いのまま(不完全なまま)に書けるのは「毎日更新すること」のおおきなメリットだけれども、仕事の原稿でそれをやっちゃうとまずいよなあ、ちゃんと考える時間、必要だよなあ、と思ったのでした。


最近、何の反省もなく自分の好き勝手に文章を書きまくってるだけでは成長しないよなぁ…とかそういう反省点のもとで、noteでちょっとテーマを絞って有益な文章を書いてみようと思って週一ぐらいで更新したりしたんだけど、あれは文章を書くのがしんどくて仕方ない。ちょっと体裁を整えて他人が読むような文章にしてみようとして書いてみたんだけど、文章を書くのが窮屈でしんどいですね。


古賀さんはプロの文筆業の人なので、そういう考えてちゃんと他人が読むための文章を書く事を上記のように表現したんだけど、ブログの毎日更新の様に思いつきを流れのままに殴り書く執筆というのは楽しいではある。だけど、それは書籍などで他人が読んで共感する文章を執筆する事とはまったく別種の脳の使い方をしてると古賀さんは言ってるんだろうな。


自分自身、こうやって思い付きを適当に殴り書くブログ執筆をいくら続けたところで真の文章力は上がらないのではないか?というのは薄々感づいてはいたんですよ。ちょっと、ブログを毎日更新するにしても何かしらの縛りプレイを徐々に追加した方が良いのか?とはちょっとだけ考えてます。

プライバシーポリシー免責事項